Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

One day in June before the rainy season

2024-06-21 | PEANUT SCALE MODELS
MICRO-X MODEL TAYLORCRAFT No.1





箱を開けたら図面だけ・・・そのままゴミ箱行は可哀想。
せめてナミナミになっている図面だけでもきれいにして保存する予定が、です。いつの間にか机の上で製作モードに変わってしまう。





紙テープで止め霧吹きしてたら上にフィルムを敷けば作れる状態。最近切り出したバルサを試しに使ってこの簡単仕様の機体ならストレス溜まることなく出来そう・・・いつもの不純な動機かもしれないけど、何か作っていれば心地良いし。





13インチのピーナッツからすれば22インチ(55.88cm)はあまりにもデカイ。いくら簡略化されたキットでもデカイものはデカイ!「これ出来たら邪魔だよね・・・」なんて考えながら胴体を作ります。





フィルムを挟んで胴体側板が完成。バルサは予想に反して頑張ってますが紙貼りに耐えられるかどうかが焦点。





2枚完成しても不安は消えずもうここで止めるか・・・長い小休止。





ならば主翼!でこちらを作り始めます。こちらもひ弱なんです。





一応キットの図面ですから最低限の保証はあるはず、その辺は大丈夫でしょう・・・と信じながら作ります。





そして胴体を組み立て最後に尾翼も作って終了。いろいろ考え込まないから早いこと早いこと。





スケール機としてお粗末ですが、それを承知でデザインする方も製作する方も納得できれば「こんなにシンプルにスケール機が出来るのなら喜んで」この世界に入って来てくれる人だって出てくるかもしれません。難しいことは考えず、手を休めず一気に走れば何とかなる。





おそらくキットに入っている材料よりは軽く出来たと思います。突然不自然な壊れ方をする可能性はありますがそれはバルサの選択を間違えた時に起きます。この後の行程でそれが起きませんように・・・





翼端が残っていました。手ごろなバルサが見つからない、ラミネート用のバルサの残骸を使って図面上で手曲げ。アウトラインが決まれば瞬間で。





この機体の最大の問題。22インチスパンの機体をどうやって保管するの?デカイ箱作っても良いけど・・・





小さくしましょう!せめてピーナッツ並みに。
頑丈な葦のパイプを使って左右の翼を繫ぎます。パイプは割れる危険性がありますから先端だけバルサを押し込んで予防。主翼中央のメス側はエサキの紙を瞬間で固めたパイプを使います。ここだけ見ればひ弱そうですが主翼全体で考えると十分な強度、このパイプが折れる時には先に主翼が折れます。





繫ぎ目の加工は厄介ですが隙間が出来ないようにピッタリ合わせます。





余計なものを一切省いた全体像、潔いシンプルさ。





おかげで軽量化も簡単です。

                           (続く)


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