Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Wittman Buttercup (8)

2014-12-20 | PEANUT SCALE MODELS
そろそろ佳境に入って来たバターカップです、完成までにはそんなに時間はかからないところまで来ました。忘れ物の無いように、そして省略するところは潔く省略する・・・心構えでいないといつまでも引きずられてしまい、なかなか終了となりません。作り込みたい箇所もありますが、バッサリ切り捨てます。



2点接着しただけでユラユラ動く主翼に支柱を取り付けます。コレも特別頑丈なものでは無く、外側に巻いた紙の強度で持っている程度のものです。それでも2本付ければ必要にして十分、主翼もシャキッと納まります。



尾翼に小さなバランス・タブを取り付けます、気休め程度で実際の効力はありませんので単なる飾りです。
カッターでバルサの中央部にスジを入れそこへフィルムを差し込み、同じ色の紙を貼ります。



ここはちょっと真剣なところ?尾翼を取り付けます。主翼との角差が問題ないかもう一度チェックして前縁2箇所を接着、後縁は仮付け程度です。飛行調整で問題なければ瞬間でトドメ。



「核心部分」とは言わないけど、尾翼2枚はかなり慎重に接着します。垂直はニュートラルでこちらも3箇所で仮付けです。



シンプルなテール・ギアですが、ここを凝るとテール・ヘビーの原因となりますからほどほどに。



やっと飛行機のカタチになった!みたい。もうこのまま年を越す事もありませんよ。



ペラ無しで5.11グラム、機体のボリュームを考えれば妥当なところですが、これ以上お尻は軽くできないので6グラム前後が完成重量となります。



最後のお仕事、ペラを1日がかりで作ります。いつもの流れ作業ですが、乾燥させる時間が必要ってことで、その間全く関係ない古いキットの切り出しに専念します。一緒に写っているのはその廃材です。



バルサが乾燥したらフィルムごと剥がし、それから紙とフィルムの間にカッターを差し込みそこから剥がします。余分な紙をサンディングして切り取り、ドープに付けてもう一度乾燥させます。



プロペラ・ハブの取り付けも「簡易使い回しジグ」で・・・ブレードのスタイルはマーブサンと一緒ですから、あちらが飛ばなければこちらも???など、余計なことは考えないで粛々と。



あまり欲張らずダイヤを5ミリほど詰めましたので中心部分がちょっと窮屈、どうせ切り落としの修正要ですから今は触らずこのままに。



出来上がったペラに木目模様の紙を貼って完成、水性の糊は使えませんのでここだけ3Mです。ブレードとノーズ・ソケットのクリアランスを取るにはかなりの切り込みが必要でした。これでもアブナイところは1mm程度でダウン・スラストを変えると当たりそうです。



スラストを調整しながらソケットをはめてみます。サイド・スラストは飛ばしてみないとわからない部分もありますから、「ほどほど」より少し多めにしておきます。



取り付けてみるとペラの中央が目立つので小さなスピンナーで隠します。短時間で出来る作業ですが、はめ込んでみると色々な問題が発覚、最後にはスピンナーの裏側を削り倒し肉厚1mm以下になってしまいました。当然瞬間で裏側補強です。



スラストは変更できるようにカーボンのプレートを使います。大まかに動かすことは出来ますが、微妙なところは調整不可です。それでも固めちゃうよりは何かにつけて便利です。



この機体も途中挫折&放棄で「難産」でしたが、なんとか完成しました!
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