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夏の殺人的な暑さも去り9月に入ってからは少し過ごしやすくなりました。
何も記憶に残っていないこの夏・・・一体何してたんでしょう!
低翼機の調整方法を基本からお勉強すること、何を今更感はありますが飛ばない時にどっちへ進めばいいものか迷うことだってあります。まあそこでシンプルな機体を1機作るのも悪くないと思い探していた時に見つけた機体。当然スポーツ機の類いですから実機はありません、でもその雰囲気はプンプン醸し出しています。このような機体はF.A.C,では「エンブリオ・エンデュランス」なるカテゴリーに分けられていて翼面積や機体サイズの細かなルールもありますが、滞空時間にスケールポイントが加算されるところからすると本格的な競技機ではなくスケール感のある滞空競技機みたいな落としどころなんでしょうね、ペックの「プレーリーバード」もこのクラスの機体です。面倒なことは考えなくてもOK、本格的なスケール機を作らない人、作れない人、ちょっと気軽にスケール機風の機体を作りたい人向けです。その機体サイズは18インチもありますからここは13インチまで縮小して製作します、「ピーナッツ・エンデュランス」でしょうか?
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この機体もペックから販売されています、ロングセラー「プレーリーバード」とは少し雰囲気は違います、低翼機ですから少しハードルは高いのかも。
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1991年のデザインですがそんな古さを感じません。
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スケール機じゃなくても胴体や翼の作りがそんなに変わることはございません。縮小してますから胴体は気持ち複雑に、何も凝らず無難に・・・
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水平尾翼を少し調整出来れば主翼の迎え角は理想的な感じ。
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余計なことはしない、シンプルで没個性的ですが何か?
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同サイズ角材を各2本用意して組み立てます。本来ノーズは下側が少し狭くなっていますがそれは省略します、あくまでも正四角胴です。
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スムーズな曲線が出来ていれば合格、もちろん左右対称で!
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ゴムかけ用のバルサがスカスカですぐに穴が大きくなる予感、内側に補強をしておきました。
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角胴が出来たらねじれのチェック、見つけたら強引に修正します、最悪角材取り換える場合もあります。
側面だけサンディングしてみます、連続した美しい曲面が出来ていれば問題なし。
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ノーズに基準となるバルサを貼りつけます。中央に穴を開けて角材が黒のラインと並行になっていることを確認します。
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作りが少し込み入ってますから太く見えますが1,2mm角です、0,8mmを使っても良かったかも。
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胴体上部を追加します。ちょっと変わった作り方・・・
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背骨の2本を直線になるように溝を掘ってから接着します。
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余分な部分をカッター&サンディング・ブロックで削ります。胴体下の角材を削らないように紙テープを貼ってます。
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最初から切り出したパーツを使って組み立てるより正確なラインが出来ます。
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まあシンプルな機体ですからここまでストレスはゼロ!
(続く)