木古内町の佐女川神社で180年以上も前から続けられている「寒中みそぎ祭り」...、今年も今日から開催される。ここ何年か見学させてもらっており、「もうそろそろいいかなあ...」と思うのだが、昨日の新聞で「寒中みそぎ、明日開幕...」の記事を目にすると、「今年も行ってみよう...。」と木古内町へ車を走らせていた。
今日は行修者と呼ばれる4人の若者が“水ごり”と呼ばれる水浴びの鍛錬にはいることを神に報告する「参籠(さんろう)報告祭」...。神社には既に多くの氏子や観客が“水ごり”の始まるのを待ちかまえている...。何時もと違い境内には雪も少なく、穏やかな天気なのだが、知り合いのカメラマンからは「天気の良いのもいいけど、雪が深々と降っていた方が雰囲気があるんだよね...」との声も聞こえる...。
午後6時打ち上げ花火の合図で本殿では宮司が祝詞を読み上げ、4人の行修者が鍛錬にはいることを報告し、4人の若者は神前でお祓いを受け、氏子らが玉串を捧げ、豊漁や豊作を祈願...。神前に向かい手を合わす4人の若者はさすがに緊張しているようだ...。
午後7時...、本殿から鳴り響く太鼓の音に合わせ4人の行修者は、さらしを噛みしめ、白い下帯姿にずきん姿で本殿からの階段をゆっくり下りてくる...。この時の車の車外温度計はプラスの1℃...、とはいえ防寒服を身にまとう観客の方でも首を窄めるほどの寒さ...。
行修者は境内の一角に作られたわらが敷かれた“水ごり”の場に...。腕を組み膝をついた行修者の背中に、別の行修者が「いくぞう!!...」、「おう!!...」と気合いを入れた掛け声とともに冷水をかけ身を清める...。
一度行修者になったら4つのご神体を毎年変えて海に入る「海中沐浴」するので、必ず4年間は務めなければならない。しかし、これまで途中で止めた行修者はいないという。今年初めて選ばれた行修者は16歳の高校1年生...。
“水ごり”を終え本殿に戻ったが、再び階段を下りてくる。本殿の扉が開かないと「“水ごり”が足りない」と再び石段を下り“水ごり”を繰り返す...。15日までの3日間、昼夜を問わず数時間おきにこの“水ごり”は行われるが、行修者の若者4人にとっては「試練の3日間」になりそうだ...。この試練を乗り越えた4人の若者は、15日に木古内町の前浜でご神体を抱き「海中みそぎ」を行う...。
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午後7時...、本殿から鳴り響く太鼓の音に合わせ4人の行修者は、さらしを噛みしめ、白い下帯姿にずきん姿で本殿からの階段をゆっくり下りてくる...。この時の車の車外温度計はプラスの1℃...、とはいえ防寒服を身にまとう観客の方でも首を窄めるほどの寒さ...。
行修者は境内の一角に作られたわらが敷かれた“水ごり”の場に...。腕を組み膝をついた行修者の背中に、別の行修者が「いくぞう!!...」、「おう!!...」と気合いを入れた掛け声とともに冷水をかけ身を清める...。
一度行修者になったら4つのご神体を毎年変えて海に入る「海中沐浴」するので、必ず4年間は務めなければならない。しかし、これまで途中で止めた行修者はいないという。今年初めて選ばれた行修者は16歳の高校1年生...。
“水ごり”を終え本殿に戻ったが、再び階段を下りてくる。本殿の扉が開かないと「“水ごり”が足りない」と再び石段を下り“水ごり”を繰り返す...。15日までの3日間、昼夜を問わず数時間おきにこの“水ごり”は行われるが、行修者の若者4人にとっては「試練の3日間」になりそうだ...。この試練を乗り越えた4人の若者は、15日に木古内町の前浜でご神体を抱き「海中みそぎ」を行う...。
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