今年も1日から、函館の冬を彩る「はこだてクリスマスファンタジー」、「はこだてイルミネーション」、「五稜星の夢(ほしのゆめ)」と、3つの光のイベントが同時に開幕...。いずれも開催されている期間は長い、時間をかけてゆっくりと函館の街に煌めく明かりを灯す光のページェントを満喫したい...。
史跡・五稜郭跡では、堀の周囲1.8kmに設置された約2千個の電球で星形を浮かび上がらせる“五稜星の夢(ほしのゆめ)”...。電力不足の問題で一度中止になったこともあるが、ほぼ毎年行われ今年で27回を数え、全てが市民ボランティアの皆さんの努力で今年も無事開催された...。今日は午後5時から「本日限定」で公園内から花火が打ち上げられる...。「限定」に弱い野次馬としては欠かせないと、外堀の一角で待機...。
午後5時、内堀に設置された電球が一斉に明かりが灯される、と同時に「あっ!!、上がった」...。ところが、花火と五稜郭タワーを重ねて撮ろうとファインダーを覗いていたが、花火の打ち上げる場所が変わったのか、記憶がずれているのか、ちょっと違う...。戸惑っているうち既に花火の打ち上げは終わった...。
“五稜星の夢”は、国の特別史跡・五稜郭跡を「地上に降りた大きな星」に見立て、電球の灯りで五稜星形を浮かび上がらせ冬の五稜郭の美しさを全国にアピールしようと、平成元年(1989年)から始まった。これからの季節、周辺への積雪や凍結した堀に灯りが反射し幻想的な光景を醸し出す...。
市民や観光客の目を楽しませてくれるこのイルミネーションは、来年2月28日まで毎日午後5時から8時まで点灯される。五稜郭タワーに登って眺めると五稜星形が見られるので今年も登ってみよう...。
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