冬の函館港彩る“函館海上冬花火”．．．

　１２月に行われている「はこだてクリスマスファンタジー」の後の函館観光を盛り上げようと、昨年から実施された“函館海上冬花火”．．．。昨年の２日間から開催日数を連続５日間に拡大して、毎日２０００発の花火が函館港から打ち上げられる．．．。

　
　５日間のうち３日は行きたいなあ．．．、ビューポイントは何処？．．．、と思案しているうちに、今日がその初日．．．。取りあえずはベイエリアと赤レンガ倉庫群に車を走らせた。倉庫群のイベント広場では、ガラスの浮き球でかたどられた函館の街に明かりを灯したキャンドルを置いて、函館夜景をみんなで造り出す．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　午後７時４０分、花火が打ち上げられる．．．。旧桟橋前に三脚を立てて打上げを待っていたが、なかなか見物人が集まってこない。警備の方も手持ち無沙汰の様子に「観客が来ませんね．．．」と声を掛けると、「ボチボチ集まるでしよう．．．」。そのことばの通り、打上げ時間の５分ほど前には岸壁に列が出来、と同時に摩周丸をバックに函館港を覆うほどの大輪が打ち上げられる．．．。

　　　　　　　
　車の車外温度計はマイナス１℃．．．、風もなく寒さは感じられない。空気が澄んでいるせいか夏とはまた違った綺麗な花火と、海面に映り込む花火も楽しんでいるうちに２０００発が打ち上がってしまった、その間約２０分．．．、隣で見ていた子供さんも「もう、終わったの．．．」と不満顔．．．。「また、明日見に来よう．．．」と声を掛けてあげたが、カメラの液晶を見ると、子供さんと同じで明日も撮りに行かなければ駄目そうだ．．．。明日は何処へ行こうかな．．．。



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