JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

函館港で活躍する“官庁船”...

2015-07-20 22:03:43 | 函館港
 今日は「海の日」...。いわずと知れた祝日だが、明治9年(1876年)7月20日、東北・北海道巡幸の明治天皇が函館港から明治丸で横浜港に着かれた日に由来し、この日を海運・海事の啓蒙のため、「海の記念日」と定められ、その後、 海事関係者への感謝の日として平成8年(1996年)から国民の祝日「海の日」が制定されたが、函館港に関わりの持つ祝日だ...。

 ところが、このような意義ある日を、平成15年(2003年)からのハッピーマンデー制度により毎年祝日が変わることには多少疑義を感じている。たまたま今年は、今日20日がハッピーマンデーで連休になったが、やっぱり連休の方がいいのかなあ....。

                                
 その「海の日」にちなみ市内各所で様々なイベントが行われた...。そんな中の一つ、函館港に在籍する官庁船の見学会があると聞き、国際水産・海洋総合センター前の弁天岸壁に車を走らせる...。ここでは見学会ばかりでなく、子供向けのイベントも行われ賑わいを見せている...。

       
 弁天岸壁には、函館海上保安部の巡視艇「ゆきぐも」(100㌧)、北海道の漁業取締船「海王丸」(306㌧)、函館水産試験場試験調査船「金星丸」(151㌧)の3隻が係留され、一般公開されている...。

                                
 見学者は、各船の操舵室や無線室、甲板などを乗組員の皆さんから説明を聞きながら見て回る...。各船とも最新鋭の機器を揃えて任務に当たっているが、気になるのがこの小さな船で荒天の外洋に出て船酔いしないんだろうか?...、野次馬の質問に「大きな波に向かって船が進むと普段と違う揺れがあり、船酔いに悩まされる」そうだ。しかし、「途中で下船も出来ないし、乗組員が少ないこともあって耐えて任務を全うするよりない」と胸を張る...。

    
 「ゆきぐも」は主に津軽海峡を守備範囲として不審船や密漁船取締を主任務に、「海王丸」は太平洋・根室釧路沖から日本海・小樽沖までの漁業取締、「金星丸」は道南海域のイカやスケトウダラなど資源調査や海洋観測など、函館港を母港に活躍されている...。

                                
 ところで、豪華客船の入港でも活躍している函館市港務艇「つつじ」(10㌧)が岸壁前でカラー放水を実演、船を写生していた小学生たちは大喜び...。初めての“官庁船”見学会、乗組員の皆さんからいろんな話を聞かせてもらい結構楽しんできた...。


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