函館どつくで新造船の“進水式”が行われる...。時間は午前10時、何度も見ているし、時間もちょっと中途半端だなあ...、と思いつつも、今年最初だし、真冬の“進水式”は見ていないかも知れない等と理屈をこねながら時間に合わせながら函館どつくのある弁天町へ向けて車を走らせる...。
車の車外温度計は2℃で平年より気温が高いとはいえ海の側、風が強く体感温度は間違いなくマイナス温度...。さすがにこの寒さのせいか見学の市民も少なく100人余りで、何度か見学をさせてもらった中では最も少ないはず。それでも、“進水式”が初めてという方は全長180mという巨大な船体を見上げ驚きの声を上げている...。
午前10時、国旗掲揚で“進水式”が始まる...。新造船は「BERGE HAKODATE(ベルゲ・ハコダテ)」と命名、直ちに進水に当たっての事前確認作業が手際よく進められ、準備完了...。船体につなぎ止められていた綱を切断すると船首のシャンパンが割れ、大音響の軍艦マーチとサイレンの音とともにくす玉から鳩ともに色とりどりの紙テープ、風船が飛び出し、船体が勢いよく海に滑り出すと見学者からは大きな歓声があがる...。
いつもながらの“進水式”なのだが、一時青空も覘いていたが“進水式”が始まる少し前から吹雪き模様の天気に変わり、紙テープや風船と一緒に雪も舞う真冬ならではの光景に大きな感動も味わえた...。
(“進水式”を終えた「新造船」は函館港に浮かぶ...)
新造船「ベルゲ・ハコダテ」はバラ積み貨物船で21,550総トン...。従来船の船倉ボックス型で、喫水が浅く、水深の浅い港にも入港することが出来、さらに船尾を細くして水の抵抗を減らし燃費性能を向上させたというエコシップの「ハイバルク34E」型...。この後、港内で艤装工事を行い4月下旬には船主に引き渡される...。
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(“進水式”を終えた「新造船」は函館港に浮かぶ...)
新造船「ベルゲ・ハコダテ」はバラ積み貨物船で21,550総トン...。従来船の船倉ボックス型で、喫水が浅く、水深の浅い港にも入港することが出来、さらに船尾を細くして水の抵抗を減らし燃費性能を向上させたというエコシップの「ハイバルク34E」型...。この後、港内で艤装工事を行い4月下旬には船主に引き渡される...。
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