JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

いにしえ街道“花嫁行列” しずしずと...江差町

2014-05-04 23:50:16 | 江差町・上ノ国町
 毎年この時期に江差町で行われるイベント「春の江差いにしえ夢開道」...。今年は22回を数え、江差朝市・新撰組、いにしえ茶屋、夢作ライブなどが江差の5月は江戸にもない...、といわれたニシン漁全盛時代の古い家並みを再現した「いにしえ街道」で行われ、そのメーンイベントは“花嫁行列”...。

 
 今日の江差は少し風はあるものの青空も広がり絶好の“花嫁行列”日和...。スタート地点の函館側のいにしえ街道入口付近には大勢の町民・観光客で盛り上がっている。“花嫁行列”はいにしえ街道を花嫁の嫁ぎ先に見立てた「旧中村家住宅」へ、その後結婚式執り行う姥神大神宮へと向かう...。

                              
 この“花嫁行列”は今回4回目とのことだが初めて2組のカップルが臨む...。定刻の午前11時30分過ぎ祝い歌の長持唄に先導され、花婿・花嫁に続き提灯や酒の角だる、重箱、長持ちなどを持った紋付き袴、和服姿の人々約60人を従え、800mほど先の姥神大神宮を目指して艶やかな行列はしずしずと街道を進む...。沿道の大勢の見物客からの「きれいだね!!...おめでとう!!...。」の声に二人の花嫁は笑顔で応えている...。

 

           
 途中、重要文化財に指定されている「旧中村家住宅」の前では、民謡歌手の木村香澄さんや江差追分の師匠が結婚を祝い江差追分、祝い歌などを、また、地域の若者達は祭りの祝い歌「切り声」を披露し祝福する...。

     
 この後、結婚式を執り行うため、花婿・花嫁は大勢の見物客に見守られながら再びいにしえ街道を姥神大神宮に向かう...。当初緊張気味だった花嫁はここまで来れば緊張した面持ちから開放され、見物客に笑顔を振りまく余裕も...。

                                               
 姥神大神宮では宮司さんの前で、三々九度の杯を交わしたあと、神殿の前で見物客の手拍子をもらいながら「江差餅つき囃子」に乗って餅つきが行われる...。餅がつき上がったところで、花婿・花嫁から皆さんへの感謝とお礼にと神殿から祝いの餅まきが行われ大歓声に包まれて“花嫁行列”は終わる...。

 
 江差が華やかな時代の“花嫁行列”...。情緒溢れる雰囲気にその時代に入り込んだ気分にさせてもらった。今回の花嫁、花婿は公募により選ばれた厚沢部町と旭川市に住む二組で、大勢の方に祝福され良い想い出になったことと思う。いつまでもお幸せに...。


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“満開のしだれ桜” 昼と夜...北斗市・法亀寺

2014-05-04 22:48:49 | 北斗市
 4連休の2日目...。少し強い西風はあるものの大きな青空に恵まれ、気温も18℃と爽やかでまさに行楽日和...。「折角の天気だから...」と江差町へドライブで車を走らせることになった。
                               
 途中、北斗市にある日蓮宗法亀寺の境内に咲く“しだれ桜”...、ほぼ満開との報道もあって寄り道をした...。まさしく報道の通りで今が見ごろ、垂れ下がった枝に花が咲き誇る姿は圧巻で、まるで青空からサクラが降り注ぐようだ...。見物に来た方も車を降りての第一声は「すご~い!!...。」と言って見上げている。

        
 この“しだれ桜”は推定樹齢300年ともいわれており、北海道内でも最大級の折り紙が付く名木...。ただ、一時老いた枝が多く花付きが悪かった年や一昨年の豪雪で上の枝が折れるなどの障害もあったが、檀家のみなさんがサクラの木の周辺の土を入れ替えたり、枝の剪定など小まめな手当をし蘇らせ、この見事な花を咲かせてくれた...。
                                
 江差町から戻り、夕陽を見ながら「しだれ桜のライトアップも見なくっちゃ...。」と夕食後再び法亀寺へ...。高さが約12m、幅は約15mに渡って垂れ下がる枝に咲き誇る花を、色とりどりの6基の照明がサクラを仰ぐように照らす...。

     
 天候に恵まれたこともあって見物客が次から次と訪れ、「見事なもんだ!!...。」と感嘆の声を上げ、夜空に浮かび上がる幻想的な“満開のしだれ桜”を心ゆくまで見上げている。この見事な花を見られたのも、檀家の皆さんのご苦労もあってのこととは重々承知をしているが、これからもお寺の宝として来年も再来年も花見をさせてもらえればとお願いしてきた...。

                                 
 ところで、北斗市では法亀寺のしだれ桜を始め、大野川沿いの桜並木や松前藩戸切地陣屋の桜並木を「桜回廊」と称して各所をライトアップをしている。このライトアップは16日までの予定のようだが、満開に咲き誇る今がチャンスかも知れない。ライトアップされた幻想的な桜の空間をもう一度行ってみようかな...。


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