今年の“ドラフト抽選会”は．．．

　アマチュア無線クラブ“ＪＡ８ＹＵＰ”の総会兼忘年会が湯川温泉のホテルで開催され出席した。現役会員に加えＯＢ会員も毎年参加させてもらっているが、早めに行って温泉に入ることはもちろん希望があれば格安で宿泊も出来るとあって特にＯＢ会員には人気で、今年も参加者はＯＢ会員が現役会員を上回り幅を利かせている．．．．。

　　　
　総会には若干遅れての参加だったが、既に議事も終わり忘年会に入っている．．．。聞くと、今年は役員の改選もなくスムーズに議事は運んだという。それもそのはずで、毎年のことながら忘年会恒例の「ドラフト抽選会」に心を奪われ折角の料理もそこそこに並べられた景品に目が移り、やけにソワソワしている．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この「ドラフト抽選会」は、プロ野球のドラフト会議（新人選手選択会議）を真似た「ドラフト制」が採用され、並べられた目当ての景品に「札」を入れ、運良く単独で指名するとその景品をゲット出来るが、複数の指名があると抽選となる。景品を集めた幹事さんの苦労話を交えながらの「景品」説明．．．、今年のキーワードは「防災＆省エネ」で地震保安灯、手回し発電ラジオ、そのものズバリの防災セット、ハグーミィなどが並ぶ．．．。無線クラブでなかったっけ？．．．、ありました、今年も秋葉原で仕入れたという「トライバンドFMトランシーバー」．．．。やっぱりこれが今年の目玉．．．。

　
　いよいよ「入札」結果の発表．．．。今回は単独指名が少なく、入札した「大型電波目覚まし時計」は３名が参加し抽選で負け、残った景品から「手回し発電ラジオ」を手にした。ところがこれが意外な優れもの．．．。手回しで発電が出来る他、ソーラー充電やパソコンのUSBからも充電可能、さらに乾電池も使用できる。ラジオはAMはもちろんFM，SWが聞けて、LEDライトが付き、携帯電話への充電も出来るという．．．。これだけ整っていると災害時には情報を聞け、携帯電話の電源の心配もいらない．．．。しかし、備えは必要だが災害に遭わないに越したことはない．．．。

　ところで総会前に、「高文連（全国高等学校文化連盟）道南支部新聞部会記念誌発行に取り組む準備会」に声を掛けられ参加してきた。主体は各学校の顧問やOB顧問の先生方なのだが、青雲時報縮刷版を発刊した際各校の先生にはお世話になった経過もあり、出来ることがあればお手伝いしたいとの思いで参加してきた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　新聞部会が発足して50年が経ち、その歴史を「50年誌」という形で残そうとのことだが、残念ながら多くの新聞部は廃部を余儀なくされ、顧問の先生も転校や退職等で活動の実態が掴めない状況にある。そこで、これまでの加盟校の活動の状況を探りながら当面は資料の収集から始め、2012年度中の刊行を目標に取り組むことになった。

　具体的に我々がどんな形で支援できるのかまだ見当が付かない状況だが、手を差しのべれる機会があれば積極的に応援するつもりで、参加していきたいと考えている。次回は、２月中旬．．．。


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