火山活動を続ける“駒ヶ岳”...。平成10年(1998)10月の小噴火以降入山が禁止されていた駒ヶ岳(1131m)が12年振りに今年の春から土曜・日曜・祝日に限定して規制が解除された。規制が解除されたとはいえ、4本ある登山道のうち赤井川ルートで、3日前までに事前の届出が必要...。
駒ヶ岳には昭和40年頃、銚子口から登ったことはあるが既に40年以上も前の話しで極めれば初登頂に近い気持ちになれるはず...。また、家内も春の恵山登山が気に入ったと見えてか「登ってみようかな。」と...、気の変わらないうちに、また天気予報を気にしながら3日前までに函館市役所に入山届けを送る...。
幸にも一面の青空、風もなく登山日和...。午前9時の開門にあわせ登山口へ車を走らせる。登山口には時間前にも拘わらず、大型バスをはじめ登山者の車が駐車場に並んでいる。大型バスの登山者は約40人ほどの東京からのツアー客...、入山前の準備体操をしているが、装備はしっかりしているものの高齢の方が多い...。
いよいよ登山開始...。登山口は標高500mで、標高900mの馬の背を目指しツアーの皆さんの後に続いた。急勾配、しかも火山礫の登山道で滑りやすく気を抜けず、必死で登り続けるが、ツアーの皆さんは結構お年を召された女の方が多く、おしゃべりをしながらいたって元気...。
途中、後ろを振り返り眼下に広がる景色を眺めながらゆっくりと登る...。
登り初めておよそ1時間30分余りで「馬の背」に到着...。頂上は目の前だが、登山が認められているところはここまでで、この先にはロープが張られ立ち入り禁止。次々に登ってくる登山者は「やったー!!」といった感じでベンチに腰掛け、持参のお握りを頬張る姿も見られる。
あいにく靄が立ち込め函館方面はうっすらとした感じだが、山頂からの眺めはまた格別...。家内も途中「やっぱり山登りは向かないかも...。」といっていたが、着いたとたん「山に登る人の気持ちが分かるような気がしてきた...。」という。何がそうさせたのかは定かでないが、極めたという「達成感」ではないのだろうか...。
ところで、山頂付近には太陽電池を利用した観測装置がある。無線でデータを送り、微少な震動や地下の温度の変化を監視している。登山中でも、変化が確認されれば登山者に携帯電話で連絡が来る...。今日も砂原岳方向の火口周辺から白い噴煙が見られたが、出来れば駒ヶ岳にはいつまでも静かにして欲しいと願っている...。
山頂では持参したお握りを食べ、眼下に広がる景色を眺望しながら少しゆっくりと楽しんだ...。既にツアーの皆さんは下山を始めている。聞くと東京からのツアーで今日は函館観光の後湯の川温泉に1泊だとのこと。皆さんの元気なのには驚かされた。恐らく東京近郊の山々を歩いているんだろうなあ...。
いよいよ下山...。登山口で登山者をチェックする係の方から「登りより下りの方が滑るので気をつけて...。」とアドバイスをもらったが、そのとおりで石の上にでも上がると...、危ない!!...。足元に気をつけながらの1時間...。それでも登山道を埋め尽くすようなシラタマノキを、また、下の方では紅葉が始まった木々にカメラを向けながら歩を進める...。
今日の登山者は132人で、いつもの半分ほどとのこと。確かに、事前にしかも3日前まで入山届けを出してとなると大変かも知れないなあ...。しかし、噴火予知が難しいといわれている駒ヶ岳では致し方のないこと。決められたルールとマナーを守って、この雄大な景色を多くの方に堪能して欲しい...。
駒ヶ岳には昭和40年頃、銚子口から登ったことはあるが既に40年以上も前の話しで極めれば初登頂に近い気持ちになれるはず...。また、家内も春の恵山登山が気に入ったと見えてか「登ってみようかな。」と...、気の変わらないうちに、また天気予報を気にしながら3日前までに函館市役所に入山届けを送る...。
幸にも一面の青空、風もなく登山日和...。午前9時の開門にあわせ登山口へ車を走らせる。登山口には時間前にも拘わらず、大型バスをはじめ登山者の車が駐車場に並んでいる。大型バスの登山者は約40人ほどの東京からのツアー客...、入山前の準備体操をしているが、装備はしっかりしているものの高齢の方が多い...。
いよいよ登山開始...。登山口は標高500mで、標高900mの馬の背を目指しツアーの皆さんの後に続いた。急勾配、しかも火山礫の登山道で滑りやすく気を抜けず、必死で登り続けるが、ツアーの皆さんは結構お年を召された女の方が多く、おしゃべりをしながらいたって元気...。
途中、後ろを振り返り眼下に広がる景色を眺めながらゆっくりと登る...。
登り初めておよそ1時間30分余りで「馬の背」に到着...。頂上は目の前だが、登山が認められているところはここまでで、この先にはロープが張られ立ち入り禁止。次々に登ってくる登山者は「やったー!!」といった感じでベンチに腰掛け、持参のお握りを頬張る姿も見られる。
あいにく靄が立ち込め函館方面はうっすらとした感じだが、山頂からの眺めはまた格別...。家内も途中「やっぱり山登りは向かないかも...。」といっていたが、着いたとたん「山に登る人の気持ちが分かるような気がしてきた...。」という。何がそうさせたのかは定かでないが、極めたという「達成感」ではないのだろうか...。
ところで、山頂付近には太陽電池を利用した観測装置がある。無線でデータを送り、微少な震動や地下の温度の変化を監視している。登山中でも、変化が確認されれば登山者に携帯電話で連絡が来る...。今日も砂原岳方向の火口周辺から白い噴煙が見られたが、出来れば駒ヶ岳にはいつまでも静かにして欲しいと願っている...。
山頂では持参したお握りを食べ、眼下に広がる景色を眺望しながら少しゆっくりと楽しんだ...。既にツアーの皆さんは下山を始めている。聞くと東京からのツアーで今日は函館観光の後湯の川温泉に1泊だとのこと。皆さんの元気なのには驚かされた。恐らく東京近郊の山々を歩いているんだろうなあ...。
いよいよ下山...。登山口で登山者をチェックする係の方から「登りより下りの方が滑るので気をつけて...。」とアドバイスをもらったが、そのとおりで石の上にでも上がると...、危ない!!...。足元に気をつけながらの1時間...。それでも登山道を埋め尽くすようなシラタマノキを、また、下の方では紅葉が始まった木々にカメラを向けながら歩を進める...。
今日の登山者は132人で、いつもの半分ほどとのこと。確かに、事前にしかも3日前まで入山届けを出してとなると大変かも知れないなあ...。しかし、噴火予知が難しいといわれている駒ヶ岳では致し方のないこと。決められたルールとマナーを守って、この雄大な景色を多くの方に堪能して欲しい...。