いろいろいんぷ。

やってみにゃ、持ってみにゃ、食ってみにゃ、わかりません。。。

アタンとトタン・・・

2012-07-25 00:40:22 | 雑談の部屋

さて、夜会で盛り上がりました! このネタで!(笑)

ZRXさんの会社の休憩室に、「トタン用塗料」の一斗缶があったので

夜会の場に、このネタを振ってみた訳です。

県民ショー以来、すっかり県央エリアはガラパゴス扱いですけど・・・その辺、どうよ?(爆)

実際、県央人に「アタンとトタン、どっちが標準語?」という質問をぶつけると・・・

恐ろしい率で、アタン!と答えが返ってくる予感?が・・・(笑)

そんな訳で・・・

ウィッキーさんで見てみると・・・

バリアー型被膜 - ブリキ(鉄のスズめっき)、塗装、プラスチック被覆
多孔質型酸化被膜 - アルマイト
犠牲アノード型被膜 - トタン(鉄の亜鉛めっき)

とあります。 そう、ウィッキーさん上・・・アタンという言葉は無い!

という事は・・・かなりの確立で県央で作られた造語の確率が高い?

WHY?

ご存知のように県央エリアは金属加工全般が盛んなエリアです。

という事は昔から金属に詳しい人がそれなりに多くいた事が想像できます。

盛んとはいえ、現地生産、メイドイン県央のトタンは想像しにくい・・・

そうなると、高炉メーカーから搬入された時点では、間違いなくトタンだったものが・・・

何故、言い換える必要があったのか?

今でこそカラフルなトタン板だったりしますが、(新素材 ガリバリウムも全盛中?)

昔、昔のトタン板は、モロ、亜鉛のメッキのみの物でした。

スパングル(花みたいな模様ね)が有る物、無い物・・・

今でも、どこぞのラーメン屋さんが、昔!を演出しようと使ってたような気もしつつ・・・(笑)

その新しいうちは銀色な・・・ 時間が経つとくすんでくる的な・・・トタン板を・・・

多分! ある日 多分!

それなりに金属に詳しい人が・・・

「亜鉛メッキの鉄板だから・・・ トタンより、亜鉛の「ア」でアタンの方がかっこよくねぇ」みたいなノリで

言い始めたのがきっかけではないかという勝手な想像をしてしまいます。(爆)

大体・・・ トタンの語源はポルトガル語? ブリキの語源はオランダ語? なんだそれ!?

ひっちゃか めっちゃか 入り乱れ! 

昭和の大忙し金属業界は、

トタン下さい! 

ブリキ下さい! 

溶融亜鉛鉄板下さい! 

電着亜鉛鉄板下さい! あっ! ボンデ! いやっ!ジンク

酸洗だ! ミガキだ! 

「何? 錆が出てる?」

「そりゃぁ~  わびもあればサビもあるわなぁ~」などと誤魔化す奴らも出てきて、そりゃぁもう大騒ぎさぁ状態!(爆)

そんな中、一つの業界(外板板金業界)が隠語として、

エラーが無いように作った言葉が一般的に定着したのではないかと勝手に思います。

今でこそ、各金属の販路は明確で、買う側にとってエラーは起きにくいけど・・・

昔なんて色々あったんだろうなぁ~と簡単に想像はつく訳で・・・

ここまで定着してるローカルワードって本当に珍しいと思います。

先人達の知恵で、作られた素敵な言葉、アタン。

恥ずかしがる必要なんてまったく感じないし、

逆にトタンなんて純外来語を駆逐してやる!くらいな勢いでいいと思います!(大笑)

自分はよく耳人間だと言われる事があります。

響き重視というか、そんな感じ。

それで言うと、トタンよりアタンの方が響きがいいような気もするし・・・

昔、きっと、あれだぜ!

「おいっ! そこの トタン 持ってこいやぁ~」って言われた奴が・・・

父ちゃん持ってきたりとか・・・  そんな事もきっとあったな! いや! あったね!みたいな!(大笑)

正しい歴史的資料で、そういうのが解明されると面白いのにねぇ~♪

大正○○年 (昭和かな?) ○○○○ナントカザエモンが・・・

「こんつらの! アタン言うてやる!」と言ってからそうなった!みたいな資料が出てくるといいよねぇ

そんな訳で、色々ご意見もあるかもですが

じじぃ的にはそんな感じでした! おしまい。。。(笑)

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10 コメント

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おはようございます (刹那)
2012-07-25 05:43:47
そんな事もきっとあったな! いや! あったね!みたいな!(大笑)

思わず「ねぇよ!w」
って突っ込んでしまった刹那です( ´艸`)

下越では、トタンっていうけど、アタンでもわかるよ!
ジジが大工だったから、いろんな大工さんの話し聞いて育ったからw
返信する
Unknown (通りすがりの三条人)
2012-07-25 07:35:37
先日、床屋さんに行った時にこの話題になりまして。
おいら的には「年寄りが「えび」を「いび」って
呼んでしまうのとおなじかも。」って発言したら
店内爆笑で、「そうかも!」でオチがついてしまいました。(笑)
返信する
なにやら詳しい人が・・・ (トトゴン)
2012-07-25 08:00:26
ケンミンショーでなにやら詳しい人が、亜鉛メッキなにやらかにやらトタンを省略してアタンと呼ぶようになったと説明していました。
返信する
刹那さんへ・・・ (ひげじじぃ。。。)
2012-07-25 08:22:00
いやぁ~・・・
あったかもよ!(爆)

県央人にはオッチョコチョイが多いから!(笑)

えっ?
五泉にもいる?

知ってる! 知ってる!(激爆)

へぇ~!
職人さんだったんだ!

じゃぁ、その血を継いだサラブレッドじゃん!

勿論、俺も職人の血を受け継いだ
サラブレッド職人です。ふふっ~仲間ぁ~♪
返信する
通りすがりの三条人さんへ・・・ (ひげじじぃ。。。)
2012-07-25 08:33:57
いい話をありがとうございます!(笑)

単語として、「い」と「え」が
ほへ?だったり、今回のアタンみたいな事が
あったりするかもだけど・・・

新潟の会話語って、まだ綺麗な方だと思います。

馬鹿にする訳じゃ全然ないんだけど
車で数時間の山形で釣りをしてて・・・

地元の方に話しかけられ・・・

本当にまったく判らず・・・

「ぱーどぅん」って言おうと思った事があるじじぃです!(笑)

言葉はその地方の大切な文化なので
これからの若い人が恥ずかしがって
アタンって言わなくなった!
みたいにならないといいなぁって思ってます。

テレビで関西芸人が関西語言ってるんだから
新潟人ブログは新潟語を一生懸命使いたいと思ってます!(笑)
返信する
トトゴンさんへ・・・ (ひげじじぃ。。。)
2012-07-25 08:39:36
じじぃは・・・
肝心要のその番組見てなかったんですぅ!(笑)

そうなると・・・
見てみたいですねぇ~♪

県内でも、かなり言葉が違ってて
面白いですよねぇ~♪

新潟(市)の人間だから
言葉が綺麗だと思ってたら・・・
沼垂出身で、意外とワイルドだったり・・・

上越の県境、市振とかそっち側・・・は
明らかに、もう関西文化圏だったり・・・

そのエリアのラーメンが千差万別のように
言葉もそうで、面白い出会いが楽しいです!
返信する
ひげにいさんへ (通りすがりの三条人)
2012-07-25 21:25:24
たびたび返信すいません!
>新潟の会話語って、まだ綺麗な方だと思います。
そうですね!おいら20年位前までの若い頃に
長距離トラックに乗って日本中を旅してたのですが、
新潟の県央を基準とした場合、南(関西以降)へ行く限りはどこまで行っても言葉は判るのですが、ぶっちゃけ「北」は新発田から上は難解です。山北町、ありゃ山形ですね(爆)
もちろん、馬鹿にするつもりじゃないです。日本は
狭いけどギュギュッと中身が濃い国です、だから
食べ歩きも楽しいんですよね!日本の食堂ラーメンの食べ歩きとか楽しそうですね!(爆)

冗談ともかく、まるで少年のようにラーメン食いに街に出よう!!
(すいません、今聞いている曲に感化! 爆)
返信する
間借り 通りすがりの三条人様 (月影のまさ)
2012-07-25 21:39:45
通りすがりの三条人さんのコメントが
寺山修二のようで粋でした。
「青年よ コマチを捨てて食堂に行こう」ですね。
返信する
通りすがりの三条人さんへ・・・ (ひげじじぃ。。。)
2012-07-26 07:41:26
言葉の違い・・・
味覚の違い・・・
女性の好みの違い・・・(ほへ?)

みんな違うから
面白いんだと思います!(笑)

何から何まで同じ趣向ばっかりだったら
絶対、つまらないですよねぇ~♪

>日本の食堂ラーメン・・・

壮大なお話、感謝です!

それは多分、盟友のベルーガさんが
たくらんでると思われます!(無茶ブリ)

>まるで少年のようにラーメン食いに・・・

そうありたいと思います!(笑)
返信する
マサさんへ・・・ (ひげじじぃ。。。)
2012-07-26 07:46:47
>寺山修二・・・

また、渋いの出してきたねぇ~♪

>コマチを・・・

情報は一方通行が多いから・・・

色んな情報を収集して、「噛み砕いて」
レッツラゴーして欲しいですね!(笑)

ブログも含めて・・・
情報は溢れ出る時代・・・

読む方々側で上手に選択していただければと思います。。。
返信する

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