放射線と健康被害

2013-05-24 18:27:11 | 塾あれこれ
放射線と健康被害について北海道がん治療センターの
名誉院長である西尾正道氏の見解が
詳しく紹介されています。

DAYS JAPAN6月号、A4サイズで14頁の特集です。

現在の日本の放射線医学、特に原発事故の被災地に
関わる医療とマスメディアの報道を強く批難されます。

私には西尾さんが言われていることがすべて正しいか
あるいは別の(西尾さんいうところの)御用学者たちの
言が正しいのか、判定できる科学的知識はありません。

けれどもこの特集を読むと、やはりどちらが正しいか
推測がつくような気がしますね。

科学的なこと、特に数字に関しては分からないことが
多いのですが、それに繋がる出来事や考え方が
西尾さんの主張の正しさを示しているように思えるのです。

もしそうであるとするならば
現在、世間で言われていることがいかに危ういか。

彼は多くのことを語ります。

○内部被ばくを問題としないICRPは信用できない。

○正しくない測定法、機器での「安全」は信じてよいか。

○ABCCの調査で100ミリシ-ベルト以下は安全だ
 というのは間違いで「調べていないから分からない」

○年間限度20ミリシーベルトという国の決めた数字は
 正しいのか?
 やはり1ミリシーベルトではないのか。

などなど。

国の都合を先にするのか、人間を大切にするのか
我々は一見専門家的な言知に惑わされることなく
視点のしっかりした主張を信じるべきなのです。

少なくとも、こうかもしれませんよ、という話は
知っておかねばなりません。

マスメディアの危うい国では、難しいことになって
いますね。


トカゲのしっぽ切りで一部原発を廃炉にしてみせ
あとは生き残らせようと言う国の政策に
乗せられては、またひどい事故に会いそうです。


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