心が狭~い私

2011-07-18 10:22:02 | 塾あれこれ
あらためて書くまでもありませんが
心が狭~い私です。

若いころは、なるべく人より先に情報を得
自慢したがったものです。

もちろん大した情報ではありません。
また自慢する相手も仲間とか会社の知り合い程度に
留まります。
新聞や情報誌を読めばとっくに書いてある、その程度の
ことであります。

無邪気ならまだ、ね。

口に入れるとパチパチはじけるアメリカ製の飴
「これ食べて・・・わ~、あはは、驚いたでしょ」
70年代の前半でした。
その後いつだったかリバイバルで流行りましたね。

全面唐辛子の草加煎餅も会社で受けた。

ルービックキューブは上野松坂屋で求めましたが
その日のうちに同僚が何人も買いに走りました。
もちろん仕事中に自慢し、仕事中に買いにゆく・・
昔はノンビリとしていたようです。

あのブームの広がるスピードは早かったですね。
たしか一つ2000円くらい、安くはなかったですけれど。

飲み屋もコンサートも・・情報の自慢と交換。
まだ周りでは誰も知らないというのが快感でした。

金子由香利のブレイクし始め、コンサートには何人も
見覚えがある有名人がいたりすると嬉しがってね
今思うと「それがどうした?」

「映画○○の会場に渥美清がいたよ。
帽子を深くかぶって人より先にさっと席を立つんだ」

まあ、こんな調子です。

秋田料理屋で「さっきまで太地喜和子がいたのに。
うん、その、あなたの隣」
この時は残業を恨んだねえ。

こんなタイプの私でしたから、情報がうとい人は
女性でも面白くなかった。
(深い世界を持つひとは別、プロはすごいもの)

手あかのついたような情報を持ってくる人が苦手でした。

それは古いとも言えず。

で、どこかバカにしていました。
「あんたが言うようになったら○○も終わりだ」
と思うこともあり、今思うと恥ずかしいかぎりです。

(お願いだからまだ知らないでね)・・なのです。

その人へ情報が届くと価値が下がるようにすら思った。
本当に情けないアホですね。


話はガラっと変わります。
「あんたが言及するな」と思うのがカンさん。

マスメディアが無責任に言い散らすほど馬鹿にはしないけど
仕事が満足に進まないのは天下の知る事実です。


例えば脱原発の方向性、口にされた内容は一定の範囲で正しい。

「でも、お前が言うなよな。
 反感をもつ人が増えそうじゃないか」

これもココロが狭い?


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