ザッケローニの幸運は「共感」が呼びこんだ

2011-02-01 09:47:23 | 塾あれこれ
こんなに上手くゆくハズがないのです。
ほんの少し神様がボールをずらしていたら・・

けれど「運も実力のうち」幸運にはワケがあります。

これから社会論や経営論にまでザッケローニブームが
巻き起こります。
比べられて前監督も可哀そうになりますが、実力に
差があるのですから仕方ないでしょう。

TVのこっち側に居て何が分かるか、なのですが
(よこちょー談義)でお笑いください。

一年先には悪いところばかり噴出しているかもしれませんが
今は良いところばかり見えますね。

方針がぶれない
気配りの人、謙虚な発言
対話を重視する
などなど

私は先日も書いたように「共感」が彼の最大の長所だと
思います。
共感があれば同じ声かけでも相手のハートが動きます。
権力で抑えつけるのとは大きな違いが出るのです。

組織論、経営論でも「共感」はキーワードですよね。

また共感を得られない人が政治のトップでは・・・
などとも使えます。


表面的に見れば、先発・戦法を極力変えないで組織の深化を
図ったこと。

その代わり、サブのメンバーに十分な心配りをしたこと。
また状況により適宜チャンスを与えたこと。

これらが報道されています。

そこから推察できることは

長期目標がきちんとしている
→途中の過程として現状と対策に周りの納得が得られます。

説明をきちんとしています。
筋が通っているからこそしっかりとできるのです。

思考回路や決定がクリアーに伝わります。

そこで指導される側も共感を持てるのです。

権力で押さえつけるのではなく、権威が生まれ
甘いお友達関係ではない対話が成立しているのでしょう。

監督も神様ではないので悩み考え抜くはずです。
それが周りに伝わるのですね。
率先して仕事をする姿も説得力を産むでしょう。

こうして共感が生まれます。

今野は「言わなければならない」から「できない」と
指示に反することを言ったのです。
そうして良い結果が導かれた。

この発言、驚くべきことなのですがその秘密が共感。

共感の効果が良く現れたエピソードですね。

もちろん李も川島も・・キリがありません。

声を掛けていたらそれで良い、というものではありません。

ただ運が良く乗っていただけではなかったのです。
(断言しちゃう!)


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