NHKスペシャル『ホットスポット』
第一回を見ました。
大いに期待できそうです。
「すごい」という形容詞は安売りされてしまいましたが
本来のインパクトがある使い方で「すごい番組」と思います。
何より「わー、すごいねえ」と単純に楽しめるところが
良いですねえ。
○
2003年8月に出た中公新書『親指はなぜ太いのか』
(2009年8/11に当ブログで触れています)
島泰三という研究者が出版の20年前、1983年にマダガスカル
を研究のために訪れたとき、猿のアイアイは「消息不明」
とされていたのだそうです。
島さんが調査し、生態のデータを初めて世界に報告し
そこから現代の研究が進んだと思われます。
大変に珍しい生き物だったのです。
本の14頁に書いてあることを引用します。
「アイアイがじつに観察しにくい動物」
それを研究してラミーの実を主に食べており
そのために、特殊な中指になったのだと解明するのです。
本が出版されて10年もたたない今日のTVカメラのすぐ前
福山雅治の眼前で野生のアイアイがラミーを食べています。
なんていう綺麗な画面でしょう。
ここまでアップに撮られると、ほとんどの動物は可愛い。
(現地ではアイアイは悪魔の使いとされていたなんて)
島さんの本ではマダガスカルの猿について沢山の話が記され
ほぼ前半分を使っておられます。
それらが(インドリとか色々な猿)クリアーな画面に
ぞくぞくと登場する・・・
撮影の苦労たるや想像を絶するでしょう。
そうして多分学問的にも貴重な内容の番組が紹介され
これを家庭で見られるとは、よい時代ですねえ。
子供でも見られる番組でしょう。
○
龍馬伝とそっくりの音楽に、福山さんのかすかな訛りがある
ナレーションがかぶさると、ついでに土佐弁でやっちくれい
と叫びたくなるのが番組の欠点です。
第一回を見ました。
大いに期待できそうです。
「すごい」という形容詞は安売りされてしまいましたが
本来のインパクトがある使い方で「すごい番組」と思います。
何より「わー、すごいねえ」と単純に楽しめるところが
良いですねえ。
○
2003年8月に出た中公新書『親指はなぜ太いのか』
(2009年8/11に当ブログで触れています)
島泰三という研究者が出版の20年前、1983年にマダガスカル
を研究のために訪れたとき、猿のアイアイは「消息不明」
とされていたのだそうです。
島さんが調査し、生態のデータを初めて世界に報告し
そこから現代の研究が進んだと思われます。
大変に珍しい生き物だったのです。
本の14頁に書いてあることを引用します。
「アイアイがじつに観察しにくい動物」
それを研究してラミーの実を主に食べており
そのために、特殊な中指になったのだと解明するのです。
本が出版されて10年もたたない今日のTVカメラのすぐ前
福山雅治の眼前で野生のアイアイがラミーを食べています。
なんていう綺麗な画面でしょう。
ここまでアップに撮られると、ほとんどの動物は可愛い。
(現地ではアイアイは悪魔の使いとされていたなんて)
島さんの本ではマダガスカルの猿について沢山の話が記され
ほぼ前半分を使っておられます。
それらが(インドリとか色々な猿)クリアーな画面に
ぞくぞくと登場する・・・
撮影の苦労たるや想像を絶するでしょう。
そうして多分学問的にも貴重な内容の番組が紹介され
これを家庭で見られるとは、よい時代ですねえ。
子供でも見られる番組でしょう。
○
龍馬伝とそっくりの音楽に、福山さんのかすかな訛りがある
ナレーションがかぶさると、ついでに土佐弁でやっちくれい
と叫びたくなるのが番組の欠点です。
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