海自艦と釣船事故

2014-01-15 15:55:42 | 塾あれこれ
また痛ましい事故が起きています。
瀬戸内とはいえこの寒波に。

事故再発を防いでほしいものです。


讀賣新聞の速報には驚かされました。

「漁船転覆」とあり、海自艦と事故とは
出てこないのです。

朝日新聞もNHKも「海自艦と漁船が事故」と
一報していますから、讀賣は(突出)していますね。

こう言う時に日ごろの姿勢が現れます。

「お上は悪くないんだ」

この事故も原因がどこにあるかはまだ分かりませんが
その時点で巨大な海自艦に触れない神経が分かりません。


マスメディアは「事実を報道する」といいます。

そのとおりで、「漁船が転覆」は事実です。

しかしその報道から受ける感覚はどうでしょう。

問題は、我々に届く「事実・真実」が讀賣式の
バイアスがかかったものであるに違いないということ。

注意していてもマスメディアに踊らされます。

松本サリン事件の誤報道のように。


日経新聞の見出しには安倍首相が「原因究明に全力」と
言われた、と出ています。

同時に「再発防止」も言われているのですがそれにふれぬ
このキャッチも偏りを感じます。
(本文を読めば、触れてありますが)

こういうと、再発防止のためには原因究明が先と
言われるのでしょう。

けれども「どっちが悪いんだ、原因は?」というニュアンスが
ある表現にはハートがありません。

何よりも人命、ならば発言が違ったでしょう。


大きな船から見れば小さな漁船がうろうろするのは
危険で嫌なことだとは思いますが。


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