ドアを抑える

2013-10-21 17:46:03 | 塾あれこれ
恥ずかしながら外国へ行ったことがありません。
ですから外国人、特にマナーは良いと言われる欧米人の
実態は存じません。

日本に来ておられる人は、良いのでしょう。
白人でも何人でも感じが宜しいようです。
もちろんアジア人でも。


公共の場でドアを開けると私は必ず振り返ります。
私に限らず多くの人がそうなってきたようですね。

後に続く方がおられるとドアを手で押さえて
万が一にでも通行の邪魔にならないようにします。

そうされた方は会釈をしたり
「どうも」という空気を発せられます。

特に外国からとお見受けする人はその感じが良い。

日本人ではタマに「当然」と思うのか
あるいは気付かないのか、無反応で堂々と抜いてゆく
人がおられますね。
外国へ行ってもああなんでしょうね。


三越のすぐ手前で後ろに外国人の声がします。
ドイツかそのあたり。

我々が三越へ入るとすぐそのカップルも続き、
私は当然、ドアを開けて待っていました。

30代くらいのカップル、召使いがドアを開けてるか
のように、私を無視して入って行きました。
長い人生で白人のこんなの初めて見ましたね。
白人に見えたけれど隣国の方かしら。

サンキューまでは要らないとして
「ども」くらいの空気は出せよな。

日本人がそうだと腹が立たないのにね。
心中『たぶん、デンマークかその辺りだよな
程度が低いやつもいるんだな』


日本古来からあるマナーも悪くなりました。

中高生が席を譲りませんね。
よぼよぼの年寄りが前に立っても。

昔の悪い奴なら眠った振りでもしたのですが
今は悪びれずにスマホいじってる。

昔よりは疲れてはいるのでしょうが
それよりも周りへの気配りができないのでしょう。

学校のオンリーワン教育が悪い方に出て
「自分がよければそれでよし」となってるか。

今時、学校でも「お年寄りに席を」なんて教えない?
言っても生徒が聞かないか・・
それも教育の弱体化だけれどね。

いや、子供ばかりではありません。

上記(デンマーク?人)の日には、日本人のカップル
福屋から出てくるのでドアを引いて待っててあげた。
ベビーカーを押してたのでね。

どうもその日は私から召使オーラが出てたみたいで
このカップルも無視。

自動ドアから出ろよ、な。


年寄りだって、広電が待ってるのに急ぎもしない、
脚でもご不自由かと思っていると堂々と乗り込み
「スミマセン」とも「有難う」とも言いません。

当然に思っているのですねえ。

もちろん、これは若い人も多い。
私らなんぞ息を切らせて飛び込み「すみません」
「有難う」というのが普通だったけれどねえ。

小さなようでも文化が壊れているのが露呈しています。

日本が得意とした「まともな中流が集団で暮らしている」
という文化(経済に通じます)がヘタレてきてるのです。

この近辺ではさすがに「学院」の生徒はまずまずですが
それでも昔に比べると落ちました。

育ちってのは滲みますから、保護者や学校、社会が
箸の持ちあげ方から身につけてやるようにしないと。。


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