塾はピンチ

2006-08-22 11:12:37 | 学習塾って?

進学塾に比べ補習塾は流行るところが、より少ない
ようです。
補習塾は効果があるのかどうか分かりにくいセイも
あるでしょう。
進学塾ならば、合格者数など一定の数字を示し塾の
効果の告知もしやすいし、理解していただきやすい
のですが補習塾はそこが難しい。

見た目でも、生徒が変わった、伸びたということが
見え難いし、伸びていることを説明する客観的な材料
も乏しいのです。
計算プリントの処理時間が何%改善、などと言われて
もインパクトが弱いでしょ?
進学塾ならドコドコ何名!で分かりやすい。

また同じ「点数10%アップ」させても、90点の子
が99点に上がるのならけっこう見栄えがしますが、
30点が33点では上がったように見えませんよね。

更に、この国では受験に関することなら財布のヒモが
緩みがちですが、「補習」へはあまり金離れがよろし
くありません。
もしも(可哀相な話ですが)究極の選択として、一家
に二人子供がいて、有名難関校に合格の可能性が見込
める子と、学校でも真中より下の成績の子と、どちら
かに塾の費用をかけるとしたら・・・

学習の得意な子に費用をかけるのが普通でしょう。
なんたって「学習」塾なんですから。
学習が得意でない子は別の才能を伸ばすように
そちらのほうにお金をかければよいのです。

ただ、勉強は生きて行くことの基礎につながることが
多いので一般の習い事より汎用性が高く、従って補習
塾に通わせ、あまり出費はできないが、一定の学力は
つけたい、ということでしょう。

出費のありかたが本当にそれでよいか、疑問は残りま
すけれど、現実でしょうね。


そもそも高い税金を投入して学校で民主的教育がエン
エンと行われてきたハズなのに、それでもなお補習塾
が存在するのは、いったい何故なんでしょう。

学校が機能しているのに、補習塾があるとすれば詐欺
みたいなものですね。その逆なら税金のムダ遣いが
心配です。

進学の部分だけ塾のマネをしている場合ではないの
かもしれませんね。
なぜ大変な家計の中から補習塾の月謝を捻出される
のか、かなりスゴイことですが、学校サイドの意見
も聞いてみたいものです。
(こんなことを言うとヤブヘビかなあ?)


写真は、やはり先の旅行でのものです。
ジミな文章を補うべく明るい花にしました。
名前は、たぶんカンゾウ。恋忘草。
ヘメロカリスという名札だったか記憶がアヤシイ。
漢方薬のカンゾウ甘草とは違います。


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