進学塾に比べ補習塾は流行るところが、より少ない
ようです。
補習塾は効果があるのかどうか分かりにくいセイも
あるでしょう。
進学塾ならば、合格者数など一定の数字を示し塾の
効果の告知もしやすいし、理解していただきやすい
のですが補習塾はそこが難しい。
見た目でも、生徒が変わった、伸びたということが
見え難いし、伸びていることを説明する客観的な材料
も乏しいのです。
計算プリントの処理時間が何%改善、などと言われて
もインパクトが弱いでしょ?
進学塾ならドコドコ何名!で分かりやすい。
また同じ「点数10%アップ」させても、90点の子
が99点に上がるのならけっこう見栄えがしますが、
30点が33点では上がったように見えませんよね。
◎
更に、この国では受験に関することなら財布のヒモが
緩みがちですが、「補習」へはあまり金離れがよろし
くありません。
もしも(可哀相な話ですが)究極の選択として、一家
に二人子供がいて、有名難関校に合格の可能性が見込
める子と、学校でも真中より下の成績の子と、どちら
かに塾の費用をかけるとしたら・・・
学習の得意な子に費用をかけるのが普通でしょう。
なんたって「学習」塾なんですから。
学習が得意でない子は別の才能を伸ばすように
そちらのほうにお金をかければよいのです。
ただ、勉強は生きて行くことの基礎につながることが
多いので一般の習い事より汎用性が高く、従って補習
塾に通わせ、あまり出費はできないが、一定の学力は
つけたい、ということでしょう。
出費のありかたが本当にそれでよいか、疑問は残りま
すけれど、現実でしょうね。
◎
そもそも高い税金を投入して学校で民主的教育がエン
エンと行われてきたハズなのに、それでもなお補習塾
が存在するのは、いったい何故なんでしょう。
学校が機能しているのに、補習塾があるとすれば詐欺
みたいなものですね。その逆なら税金のムダ遣いが
心配です。
進学の部分だけ塾のマネをしている場合ではないの
かもしれませんね。
なぜ大変な家計の中から補習塾の月謝を捻出される
のか、かなりスゴイことですが、学校サイドの意見
も聞いてみたいものです。
(こんなことを言うとヤブヘビかなあ?)
◎
写真は、やはり先の旅行でのものです。
ジミな文章を補うべく明るい花にしました。
名前は、たぶんカンゾウ。恋忘草。
ヘメロカリスという名札だったか記憶がアヤシイ。
漢方薬のカンゾウ甘草とは違います。
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