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8月に新聞数社で取り上げられたCDです。
今朝もFMで一部紹介されていました。
THE ROUGH GUIDE TO THE MUSIC OF JAPAN
の第二弾です。
外国人が日本音楽をラフガイドするという趣向が
受けたのでしょう。
日本人が同じ仕事をしていたら?
ここまで取り上げられたかどうか。
外国を見上げる(遺伝子)が生きているようです。
とはいえ大変に面白いCDになっています。
紹介されている曲はどれも興味深く楽しいのです。
もちろん一種(外から見た日本)を味わえるという
テイストもありしばしば聴いております。
毎日は飽きるけれど。
○
新聞記事でこのCDを知りました。
登川誠仁、宮内庁楽部、天台声明、笠置シズ子
それに国本武春。
こう並ぶと聴いてみたく、AMAZONを覗くと
輸入盤が二千円以下、半値近くで買えるので
可処分所得も少ないながら買ってしまいました。
実は大変恥ずかしながら武春堂の方にメイルで
沖縄の三線とのコラボなんかも、なんて口走り
恥をかいておりました。
コラボではありませんが誠仁さんと一緒のCD
というだけで嬉しい。
日本音楽の幅広さがわかり、また現代にきちんと
息づいていることに感動すらします。
明治時代の演歌なども入っておりそれが外国人の
見る日本の原イメージなのかと思います。
○
『トプシータービー』という映画がありました。
日本ではあまり評判にならなかったようです。
オペラ『ミカド』を創り上げるという内容。
この映画の面白さは外国から見た日本が感じられる
ところにあります。
私達が見ると「ふ~ん、そう見えるのか」
視点を変える面白さに溢れていました。
このCDラフガイドにも通じるものがあります。
日本人もアメリカというと二丁拳銃のカウボーイを
イメージしますよね。
同じようです。
しかしイメージというものは根強いものですね。