4月のナショナルジオグラフィックは魚と地球環境を
特集していますね。
瀬戸内海も汚染は一時ほどひどくないにしろ様々な
工事などで海は荒れているようです。
架橋工事はあれで良かったのかなあ?
◎
少し前、まだ海が生き生きしていた頃。
水俣も豊穣な海だったそうです。
そこで獲れるもっとも新鮮な魚を沢山食べていた人々
がやられた。
魚に関しては漁師さんたちが最高のグルメですが
多くの水俣病患者がその屈強な人たちから出ました。
網元をされ集落の中核の一軒であった方が病気に
なったときのことです。
当時は原因不明の恐ろしい病気という認識が一般的
であったため「村八分」にされたのです。
米すら売ってもらえなかった。患者の家の人から紙幣
を受け取ると伝染るかもしれない・・
今なら否定できますが、その時点では一定の説得力が
あったウワサ話ではないでしょうか。
◎
大変な状況に置かれても、ご主人は「あんひとらも
よかひと」と許されていたそうです。
◎
自分に自信が持てないのは、もし私がその村にいた時
村八分する側に回ってしまいはしないか、ということ
です。
ウワサに惑わされたり、自分が村八分されるのでは
と恐れたりしないだろうか?
今の子供達などのイジメとよく似た構造ですね。
であるならば、いったい自分に「教育を語る資格」
があるのか?
子供達にエラそうな口をきけるか?
◎
立派なことは学校の先生にお任せして
「塾は受験」でよいのか?
良くなければ、どうする?
自分のことは棚に上げておいて、教育だから子供には
理想論を説けばよいのでしょうか?
あるいは開き直って「どうせ塾なんて・・」か?
逃げる口実もいくらでもありそうです。
政治的な話はいけない、なんてのも。
○
また、組織で塾をしていれば
社員やパート、アルバイトにどんなスタンスをとって
もらうかも大きな問題ですよね。
そこまで管理できるか。
思想信条に立ち入るのか?
けれども経営者だけの問題ではないので、どうしても
何らかの姿勢は必要でしょう。
とはいえ、そんな塾がどれほどあるか?
まあ、よそ様はおいて
さて自分ですが・・・
3.29
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