⑦海は豊かだった

2007-03-30 02:37:02 | 塾あれこれ

4月のナショナルジオグラフィックは魚と地球環境を
特集していますね。

瀬戸内海も汚染は一時ほどひどくないにしろ様々な
工事などで海は荒れているようです。
架橋工事はあれで良かったのかなあ?


少し前、まだ海が生き生きしていた頃。
水俣も豊穣な海だったそうです。
そこで獲れるもっとも新鮮な魚を沢山食べていた人々
がやられた。
魚に関しては漁師さんたちが最高のグルメですが
多くの水俣病患者がその屈強な人たちから出ました。

網元をされ集落の中核の一軒であった方が病気に
なったときのことです。
当時は原因不明の恐ろしい病気という認識が一般的
であったため「村八分」にされたのです。
米すら売ってもらえなかった。患者の家の人から紙幣
を受け取ると伝染るかもしれない・・

今なら否定できますが、その時点では一定の説得力が
あったウワサ話ではないでしょうか。

大変な状況に置かれても、ご主人は「あんひとらも
よかひと」と許されていたそうです。


自分に自信が持てないのは、もし私がその村にいた時
村八分する側に回ってしまいはしないか、ということ
です。
ウワサに惑わされたり、自分が村八分されるのでは
と恐れたりしないだろうか?

今の子供達などのイジメとよく似た構造ですね。

であるならば、いったい自分に「教育を語る資格」
があるのか?
子供達にエラそうな口をきけるか?


立派なことは学校の先生にお任せして
「塾は受験」でよいのか?
良くなければ、どうする?

自分のことは棚に上げておいて、教育だから子供には
理想論を説けばよいのでしょうか?

あるいは開き直って「どうせ塾なんて・・」か?

逃げる口実もいくらでもありそうです。
政治的な話はいけない、なんてのも。


また、組織で塾をしていれば
社員やパート、アルバイトにどんなスタンスをとって
もらうかも大きな問題ですよね。

そこまで管理できるか。
思想信条に立ち入るのか?

けれども経営者だけの問題ではないので、どうしても
何らかの姿勢は必要でしょう。

とはいえ、そんな塾がどれほどあるか?

まあ、よそ様はおいて
さて自分ですが・・・
3.29


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