この一年、著名人で亡くなられた方が大勢おられます。
著名な方以外、身近ではそれほどおられませんでした
が「ああ、良い方だったのに」と思うことも
ありました。
ごく身近な存在では、何年たっても命日を迎えるのが
つらいこともあります。
○
亡くなられると、たいがい悪くは言われません。
特に遺族、関係者のお気持ちを察すると
良くない話はご法度ですね。
かなり身内同士だと通夜の夜もふけて、親戚のオッサン
などで、「そうは言うてもな」なんてこともありますが
子供のころは無神経に思えて嫌でしたね。
○
そんな空気からか、マスメディアでも亡くなられた
著名人を持ち上げます。
本当は、悪く言わないのと、やたらに褒めるのとは
違う筈なのですが、何だか死んだ途端に(二階級特進)
みたいになっている人がおられるような気がします。
ちょっとマズイような気もするのですが、
褒めておられるときに、貶すような発言もはばかられ
世の中を片方の評価だけが駆け巡っています。
昔もこうでしたかねえ?
『結婚と葬式とだけ褒められて』
○
でもねえ、褒めるのなら生きている間でしょう。
亡くなるのを待ってから新聞も大きな記事を書いたり
されますが、生きている間に当人を喜ばせてあげる
ことは出来ないものですかねえ。
例えば「山田五十鈴」
黒澤映画で怖い役が多かったですが、日本のこの百年で
指折りの名優です。
今、皆で認めてあげたいものです。
○
死後あまり褒めると、みんな均等になってしまいます。
例えば落語の芸だけの話をしますと
先代の桂文楽と現文楽と、だれが同じ評価ができます?
人間としてならば、同等の価値があるでしょう。
人柄なら現文楽かもしれません。
それらはさておき、人間、仕事の評価もするべきです。
残念ながら現文楽師には相当頑張っていただかねば。
○
今年亡くなられた方の中でも、マスメディアは大きく
とりあげたが、私は「違うぞ」と思う場合もあり
ました。
(エラソーなクチきいてすみません)
本当に惜しい方のニュースが薄まりますよね。
どれほど時間がたてば悪いことも言えるのかなあ。
○
死者などをめぐるショーバイその他もイヤですね。
介護し見取る、それは大変なことです。
が、TVカメラがあってよいのか?
出版したり、あとTVに出るネタになってないか。
薬の宣伝、医学その他の宣伝に使われてよいのか。
亡くなりそうな人を登場させて、今年一年で死んだ人
なんて番組にして金儲、ってのもヤですね。
何とか賞、死んでから贈ってどうする・・
贈る側が亡くなった人をダシにしてやしないか。
○
死後の世界はありえない、となるなら若い自殺も減る
かもしれません。
生きているうちの評価をきちんとし
亡くなってから、やたら持ち上げるのも止めません?
著名な方以外、身近ではそれほどおられませんでした
が「ああ、良い方だったのに」と思うことも
ありました。
ごく身近な存在では、何年たっても命日を迎えるのが
つらいこともあります。
○
亡くなられると、たいがい悪くは言われません。
特に遺族、関係者のお気持ちを察すると
良くない話はご法度ですね。
かなり身内同士だと通夜の夜もふけて、親戚のオッサン
などで、「そうは言うてもな」なんてこともありますが
子供のころは無神経に思えて嫌でしたね。
○
そんな空気からか、マスメディアでも亡くなられた
著名人を持ち上げます。
本当は、悪く言わないのと、やたらに褒めるのとは
違う筈なのですが、何だか死んだ途端に(二階級特進)
みたいになっている人がおられるような気がします。
ちょっとマズイような気もするのですが、
褒めておられるときに、貶すような発言もはばかられ
世の中を片方の評価だけが駆け巡っています。
昔もこうでしたかねえ?
『結婚と葬式とだけ褒められて』
○
でもねえ、褒めるのなら生きている間でしょう。
亡くなるのを待ってから新聞も大きな記事を書いたり
されますが、生きている間に当人を喜ばせてあげる
ことは出来ないものですかねえ。
例えば「山田五十鈴」
黒澤映画で怖い役が多かったですが、日本のこの百年で
指折りの名優です。
今、皆で認めてあげたいものです。
○
死後あまり褒めると、みんな均等になってしまいます。
例えば落語の芸だけの話をしますと
先代の桂文楽と現文楽と、だれが同じ評価ができます?
人間としてならば、同等の価値があるでしょう。
人柄なら現文楽かもしれません。
それらはさておき、人間、仕事の評価もするべきです。
残念ながら現文楽師には相当頑張っていただかねば。
○
今年亡くなられた方の中でも、マスメディアは大きく
とりあげたが、私は「違うぞ」と思う場合もあり
ました。
(エラソーなクチきいてすみません)
本当に惜しい方のニュースが薄まりますよね。
どれほど時間がたてば悪いことも言えるのかなあ。
○
死者などをめぐるショーバイその他もイヤですね。
介護し見取る、それは大変なことです。
が、TVカメラがあってよいのか?
出版したり、あとTVに出るネタになってないか。
薬の宣伝、医学その他の宣伝に使われてよいのか。
亡くなりそうな人を登場させて、今年一年で死んだ人
なんて番組にして金儲、ってのもヤですね。
何とか賞、死んでから贈ってどうする・・
贈る側が亡くなった人をダシにしてやしないか。
○
死後の世界はありえない、となるなら若い自殺も減る
かもしれません。
生きているうちの評価をきちんとし
亡くなってから、やたら持ち上げるのも止めません?