「私と本とどちらを信じるんだ」

2010-01-27 11:28:06 | 塾あれこれ
中2だったかな、中3だったかな、学校の授業中に
ある生徒が「先生、本にはこう書いてありますが」と
発言しました。

先生「いやそれは、カクカク・・」

との説明にも生徒が納得せず
生徒「でも本と違うように思いますが」

先生「君たちはボクと本とどっちを信じるんだ!」
大勢の生徒「ほん、で~~す」

先生が怒りましたね。
「じゃ、本を読みなさい。授業は要らんだろう」
教室を出て行かれた。

後に大蔵省に行った(らしい)M君が級長だったか
当時からしっかりしてたのですね、クラスを代表して
職員室に謝りに行った、なんて事件がありました。

私たちその他大勢は、どうすべきか右往左往のときに
M君は「じゃ、ボクとだれそれとで職員室に行くから」

周りよりちょいとばかし大人でしたねえ。


目玉のS首相が引退のときに「テレビはどこだ?
新聞はウソばかり書くから会見場から出てゆけ」と
見得をきったのは有名な話です。

最近になって、そのS首相がアメリカと密約をして
しかも国民にはそんなものはないとウソをついていた
ことが明らかになりました。

テレビはどこだ、は自分のウソをごまかそうという
二重のウソだったのです。
民主主義を尊重するカケラもない、
バカな国民は騙しておけという政治だったのです。

先だって天下のY新聞が当時の首相のウソを
「やむをえない」と弁護をしていてあきれました。
この新聞社は経済万能主義らしく、お金が回れば全てよし
という乞食根性が染み付いていますね。

日米同盟重視=米国に尻尾をふるメディアの代表格です。
もちろん「基地は沖縄へ!」とノタマウ。

国の独立より、国民のプライドより、民主主義より、お金。
原発や基地は田舎へ。
その代償には一定の補助金をバラまけばよい、と仰る。
で、ご自分たちは快適に裕福な首都圏暮らし、だ。
金かけた巨人が強くてよかったね。

それがこの国で一番発行部数が多い大新聞なのです。
日本て、経済偏重に過ぎません?


一見、信用が高いメディアには騙されやすいもの、
騙しやすいから「テレビはどこだ」と芝居をして
元首相はノーベル賞を頂いちゃった。

同様に、塾のオッサン≦TVに出てる大学の先生
信頼度が違う!
それが普通の感覚です。
私だって、われを忘れて「テレビ!」

確かに、脳トレの先生と私とが対決すれば、結果は
火を見るより明らかです。
でも、素朴な感覚の方が勝ることもあるのです。


こんなことを喋っていると、カミサンが

「数年前に『デフレは終わった、インフレが怖い』
 とか言ってたのはダレ?と突っ込まれます。
 麻生は3月に必ず解散とかも言ってたよ、ねー」

人間、間違えることもあらーな・・


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