脳科学ブーム

2010-01-26 11:58:47 | 塾あれこれ
先日の讀賣新聞に、日本における「空前の脳科学ブーム」
に対してOECDが注意を喚起している、という記事が
載っていました。

何事も外国から言われなければ反応が鈍い悪しき国柄
の好例ですが、記事にならないよりはマシです。
まだまだお金儲けのネタになるであろう(脳科学モノ)に
一石を投じたのですから。

学者レベルに到らずとも学生レベルでも多少まともな人間
ならば「脳科学ブーム」には安易な行き過ぎの部分があり
人々をミスリードしたり、妙な営業に使われていたりする
ということに疑問を抱いていたハズです。

以前このブログでも触れたことがあります。('07.5/26)

私如きが何を言おうと説得力がありませんが。

何しろ相手は国民的な?著名人。
大学の偉い先生。

カミサンだって「私とTVとどっちを信じる?」に
「テレビ!」と仰る・・AH・・

まあ、私のいうことはその時の直感、素朴な疑問ですから
反論にはなっておらず説得力がないのも仕方ありません。
それ以上の書くものを持たない情けなさです。


今回の讀賣の記事でも、画像を見せると妙に説得力が増す
と触れてありました。
私も、その辺りをもう少し書けたハズですが
血流が多いことを示すだけで一挙に結論に飛んでよいのか
大いに怪しい説明が流行っていますね。

繰り返します。
偉い先生がエスタブリッシュされたメディアから発信される
ことは、当然、数多くのチェックを経た信じるに足ることと
イメージされますから、説得力を持ちます。

目に訴え、分り易くなった「驚くべき」話は
ヒット商品に結びつきやすいのです。

(続く)


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