自然薯カレー

2013-04-30 09:55:35 | 塾あれこれ
柳井の御土産です。

自然薯が名物になり、昔からの名産・甘露醤油と合わせて
開発されたレトルトカレーです。


『蔵や』で鯛の刺身(昆布〆)を頂戴したおりの
醤油が甘露醤油でした。

もっと甘ったるいものと想像していました。
世にある刺身醤油みたいなどろりと甘~い。苦手です。

それとはまったく違う、濃く美味い醤油でしたね。
瀬戸内の魚に合いそうです。


「自然薯カレー」はこの醤油の風味が勝った
和風カレーです。

私の好みでいえばドロリとした喫茶店のカレーや
ペキンと即席ルウを折って作る家庭のカレーは
いまいちで、長い間「カレーは嫌い」

世間にスパイシーなカレーやタイ風グリーンカレーなどが
出回り、私などにも口にするチャンスが増えると共に
「カレー好き」に変わりました。

シャバシャバで良いのだとも分かりましたね。

「自然薯カレー」という初めてのものを前にすると
期待感が膨らんでいますから、口にし「こりゃ普通だ」

「もっとスパイシーでも良いのではないか。」
「ドロリより若干さらり方向に傾けた方が好みだ。」
「動物性の味がもっと強くでてもいい。」

ま、勝手に感想を言ってしまいました。

まとまっていて、不味いとも思えません。
が、500円を越すとちょこっと高いかねえ。


長芋をおろすとき、卵を入れるのはきっと自然薯に
近づけようという工夫からでしょう。

自然薯はおろしただけではブヨンとしてまだ「固く」
これを少しずつの出汁と一緒にすり鉢で必死に当たると
次第に空気も入って(ふわり、とろり)としてきます。

十分にあたった自然薯は、なんとも美味い。
この世に代わるものがありません。
高いハズですよね。

口に広がるまろやかさが、どこか卵を思わせます。

よって、この美味とカレーのシャープさが合うかどうか。
庶民に手が届く値段の品が作れるか。


もうひとつ、柳井土産。
有名な「三角餅」

ちょっと甘いなあ。

でも添加物が入っていない、きちんとした菓子餅。

柳井の人は良い意味でのプライドがあるのでしょうね。
「こうじゃなきゃ」を守っています。


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