難関校を挑戦できる生徒と、そこまでいっていない
生徒と、違うところはいくつかあります。
その一つが、正確さ。
正確にできるか、で成績が大きく違ってきます。
逆にいうと、全体としての力にはそれほど差はないの
です。
(正確さ、だけでも不充分ですけれどね)
正確ということは繰り返しができるということです。
「一回だけ正確」では意味がありませんから。
点数がでない生徒の中にこの正確さが足りない子が
多くいます。課題の学習はほぼ出来ているのです。
分かっているのに点が伸びないのですね。
例えば方程式の習いたて。
移項すれば正負の記号が逆になりますね。
この程度の繰り返しで間違えるのです。
できる子はいったんマスターするとミスしない。
逆に1番が出来て、すぐ2番の同じ所が間違えている
などという子は点がでないのですね。
場合によっては、同じ課題の繰り返しなのに、どこが
間違っているか、すら分からないこともあります。
分かっているのに、繰り返しで躓くのです。
○
運動神経、といわれるものに似ている気がします。
何を隠そう、私は大の運動オンチ。
ですから分かる気がするのです。
運動で能力が高くない子は繰り返しができませんね。
さっき出来たプレイができない、ドリブルが続かな
い、同じ所へ投げられない。
私は中学高校でよく体育教師にバ声をもらいました。
「マジメにやっとるのか?」
こちらはマジメですが、出来ないのです。
何故できないか?
わかりません、とにかく出来なかったですね。
ですから今は叱る側も、叱られる側も分かる気が
しています。
「なんで間違う?さっきと同じじゃないか!」
なんて言いますが
「出来ないものは出来ないよね」
とも思っています。
◎
勉強の処理スピードも運動に似ています。
ささっと出来ない子にミスが多いのです。
正確に繰り替えせる子は速い。
ゆっくりと丁寧にやってるハズなのに間違う。
◎
じつは、決定的な対処法が分かりません。
すぐに言えることは、やる気、でかなり改善
されるとは思います。
ただ、それだけじゃないですよね。
う~む。
9.2
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