寒い夜にやってきた

2008-12-27 11:52:47 | 塾あれこれ
勤め先の勝手な都合で転居した処はいちおう一軒家。
風通しも日当たりも悪い、もちろん借家です。

夏。より暑く、冬。より寒い

若い頃友達の家で見たあこがれのアラジン石油ストーブ
を買ったのですが調子にのっていると平日でも一日で
灯油を使い切ってしまいます。
それだけ燃やす必要があったのです。


越してすぐに猫がエサをねだりにきました。

最初、飼い猫か野良猫か分りませんでした。
後で思うに前の借家人がエサをやってたのでしょう。

小柄でナカナカの美人、愛想もよいがエサを貰うだけ
というしっかりものでした。



数ヶ月たったある寒い夜です。

もう冬期講習の時期だったかカミサンは既に寝て
私が一人予習をしていたはずです。(若かったね)

小さな鳴き声で呼びます。

「・・真夜中じゃん、寒いし。」

台所の隅を開けて暗い外を覗こうとすると
サッサと中へ入るではありませんか。
それまでは誘ってもメッタに中へ入らなかったのに。

おいおいと思うと、後から仔猫がぴょん。
またもう一匹ぴょん。
壁沿いに仔猫の行進・・

ステキなX’mas

その日から台所は彼らの住処になったのでした。


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