新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

大相撲について

2011年02月06日 08時12分33秒 | 身辺雑記

 相撲協会が八百長で揺れています。

 いまさら何ごと!

 正直のところ、私はそんな気分です。

 週刊誌をはじめとして、過去に幾度も取り上げられていた話題です。確か裁判で争われたこともあったはずです。

 その都度、相撲界は否定してきました。時には、誰かを「名誉毀損」で訴えたりしていたように記憶しています。

 相撲フアンの多くは、八百長の存在を感じていたと思いますよ。私は八百長があっても不思議はないと思っておりました。

 かつて、元力士の板井が、はっきり言明していたではありませんか。

 にもかかわらず、相撲協会は放置したまま。つまり、自浄作用が働きませんでした。 

 お灸を据えられるのは仕方がありませんね。

 私はさほど驚きませんでしたよ。許せるかどうかは別として、人情として、「ほどほどの手加減」が介在しそうだなと思っていましたから。

 一対一の肉体戦。ぎりぎりまでの肉体的鍛錬と、高い精神性を求められる競技です。

 歴史を重ねてきただけに、「国技」という誇りと重圧ものしかかっていたと思います。

 しかも、番付にもとづいた極端な身分制。人間性を歪めた部分もあったかもしれません。

 だからこそ、白星にこだわる世界が出来上がっていたのでしょう。

 それがまた、フアンにとって、魅力でもありました。

 相撲協会がどのような調査結果を出すかが見ものです。

「三月場所は中止」という考えもあるようです。当然のことでしょう。

 噂の13人や14人の調査では、形が納まらないはずです。

「国技」を標榜したり、公益法人を目指したり、フアンの信頼を得るには、その程度では納得が得られないはずです。

「徹底した厳しい調査」を見せなければ、世間は許してくれないはずです。  

 いっそのこと、あまり肩肘を張らず、今後は「興行」として見ていったらいかがですか?「国技」とは言わないほうがいいでしょうね。

 もちろん、「天皇賜杯」は出しません。ここは厳格にしてほしい。

 また、納税上の優遇措置もなしです。これも譲れませんね。

 NHKで実況放送をするかどうかなんぞ、それはどっちでもいいことです。

「国技」という言葉の使い方も、返上してもらったほうがいいでしょう。誤解を避けるためです。

 こんなことを言えば、きっと袋叩きに会うでしょうね。

   別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

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凡人の極み

2011年02月03日 06時57分16秒 | 写真俳句・エッセー

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 幾つ歳を重ねても、煩悩から解放されることはない。

 年古るごとに枯れるなんて嘘だ。

 あれが食べたい、これが呑みたい。

 病気は嫌じゃ!

 さらには、女人に心を奪われること、まさに日常茶飯事。

 これが男なのだと言われれば、それはその通りと納得もしよう。

 それ以外の生き方は、当分の間、考えられないのだから………。

   煩悩の闇を抱へて福は内  鵯 一平

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