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kan-haru blog 2007
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三輪神社例祭
三輪神社の秋の例祭は、9月の第一土・日曜日と定めており、今年は1、2日が例祭で、昨年は都合でお神輿を見られませんでしたので、今回は17時から宮神輿の出御を1日に見てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/8e/aeaf31deb0656cd914929ad144501597.jpg)
京急大森町駅の大森町商店街通りから一本南側の通りにある、谷戸三輪神社(大森西5-18-1 地図参照)は、昔西大森村谷戸と呼ばれ、品川宿と川崎宿の中間にあったので、馬子人足や旅人の休息のために立場茶屋(間の宿とも云う)が設けられ、谷戸の鎮守様として村人の崇敬を集めておりましたが、1874年(明治7年)により社号を三輪神社と改めたと云われ、世界大戦の戦災で消失し再建された神社(「大森町界隈あれこれ(L32) 大森町の社寺 谷戸三輪神社秋の例祭」2006年参照)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/fb/a94ce2f3f5a993917869a191db40371a.jpg)
大森西5丁目4番地先の祭囃子
三輪神社氏子の町会の大森三輪、鶴渡、邦西の地域は、氏子の南北の北限が京浜急行電鉄の大森町駅から東西に伸びる「大森町商店街通り」(大森西5丁目)からで、南限は同電鉄の梅屋敷駅から東西に伸びる「ぷらもーる梅屋敷」商店街(大森西6丁目)までの間の広い地域に亘ります。
氏子の東端は、大森中1丁目の27~29番地が氏子の貴管神社(「大森町の社寺 貴管神社 国道拡幅により本殿移動を要する社の夏祭り」参照)境内のある町会地区を除き第一京浜国道から、西端はJR東海道本線に接した大森西4丁目と7丁目の広範な氏子を擁しております。
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谷戸三輪神社氏子の大森三輪、鶴渡、邦西町会の地域地図(拡大)
宮神輿渡御
子供神輿と山車は、1日が13時、2日が15時に神社前から出発です。
宮神輿の渡御は、1日が17時に神社を出御して、大森町商店街通り、ぷらもーる梅屋敷、鶴渡公園、大森第三小学校横などを練り歩いて、20時半に三輪公園で宮納めです。
16時半頃には、境内や神社前の道路には沢山の神輿を担ぐ人が集まり一杯です。最近は、神輿を担ぐ女性の方の参加も目だってきており、時代の流れです。
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神官による神輿宮出の儀(拡大) (拡大)
17時になり、神楽殿前の境内で出立つの儀式が始まり、まず神官による神輿の宮出のお払いが済んだ後、地元町会代表の挨拶があり大森西4~7丁目の各町会代表の紹介が行われました。次いで、地元三輪会会長から渡御の神輿の担ぎ方についての注意があり、お神酒を振舞われて最初の担ぎ手が神輿の周囲に付きました。
担ぎ手全員の手拍子で宮出の準備が整い、神輿が持ち上げられました。三輪会の担ぎ手は、直接担がずに、神輿の前後や周囲の警護役に付きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/5f/ab6a06cfe9b4af5535d06c95a56c29ad.jpg)
お神酒で清め神輿出立つの手拍子
神輿の宮出は先頭を神社側に向けたまま本殿前に進み祈願をして、参道上で神輿を半周させて鳥居方向に向きを変え、静かに灯篭、狛犬の間を抜けて狭い鳥居を注意して神社前の道路を東方向に出ました。
いよいよ、宮神輿の渡御です。三輪神社の宮神輿は、打ち出し模様の吹き返しを大きく立ち上げた、延軒屋根の勾欄造りです。祭神は大国主命で、台座が二尺四寸(73cm)の行徳・浅子周慶の作で製造年度は不明です。
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神殿に宮出を祈願して神輿の出初
神社を出立した神輿は、大森西5丁目4番地先の祭囃子を奏でている四つ角を左折して、大森町商店街通りに出て右折し、セブンイレブンの前を通りさわやか信金大森西支店の四つ角で右折して南下し、ぷらもーる梅屋敷を通り、鶴渡公園から大森第三小学校などを巡り、20時半に三輪公園での宮納めの長丁場の渡御です。
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鳥居を潜り3時間半に亘る渡御
渡御の2日目は、13時に大森西7丁目公園の邦西御仮屋を出て、大森町商店街通り、東邦医大通りなどを巡り17時に宮入です。両日とも、三輪神社で18時から演芸大会が開かれました。
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大森町商店街通りを渡御する宮神輿
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三輪神社例祭
三輪神社の秋の例祭は、9月の第一土・日曜日と定めており、今年は1、2日が例祭で、昨年は都合でお神輿を見られませんでしたので、今回は17時から宮神輿の出御を1日に見てきました。
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京急大森町駅の大森町商店街通りから一本南側の通りにある、谷戸三輪神社(大森西5-18-1 地図参照)は、昔西大森村谷戸と呼ばれ、品川宿と川崎宿の中間にあったので、馬子人足や旅人の休息のために立場茶屋(間の宿とも云う)が設けられ、谷戸の鎮守様として村人の崇敬を集めておりましたが、1874年(明治7年)により社号を三輪神社と改めたと云われ、世界大戦の戦災で消失し再建された神社(「大森町界隈あれこれ(L32) 大森町の社寺 谷戸三輪神社秋の例祭」2006年参照)です。
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大森西5丁目4番地先の祭囃子
三輪神社氏子の町会の大森三輪、鶴渡、邦西の地域は、氏子の南北の北限が京浜急行電鉄の大森町駅から東西に伸びる「大森町商店街通り」(大森西5丁目)からで、南限は同電鉄の梅屋敷駅から東西に伸びる「ぷらもーる梅屋敷」商店街(大森西6丁目)までの間の広い地域に亘ります。
氏子の東端は、大森中1丁目の27~29番地が氏子の貴管神社(「大森町の社寺 貴管神社 国道拡幅により本殿移動を要する社の夏祭り」参照)境内のある町会地区を除き第一京浜国道から、西端はJR東海道本線に接した大森西4丁目と7丁目の広範な氏子を擁しております。
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谷戸三輪神社氏子の大森三輪、鶴渡、邦西町会の地域地図(拡大)
宮神輿渡御
子供神輿と山車は、1日が13時、2日が15時に神社前から出発です。
宮神輿の渡御は、1日が17時に神社を出御して、大森町商店街通り、ぷらもーる梅屋敷、鶴渡公園、大森第三小学校横などを練り歩いて、20時半に三輪公園で宮納めです。
16時半頃には、境内や神社前の道路には沢山の神輿を担ぐ人が集まり一杯です。最近は、神輿を担ぐ女性の方の参加も目だってきており、時代の流れです。
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神官による神輿宮出の儀(拡大) (拡大)
17時になり、神楽殿前の境内で出立つの儀式が始まり、まず神官による神輿の宮出のお払いが済んだ後、地元町会代表の挨拶があり大森西4~7丁目の各町会代表の紹介が行われました。次いで、地元三輪会会長から渡御の神輿の担ぎ方についての注意があり、お神酒を振舞われて最初の担ぎ手が神輿の周囲に付きました。
担ぎ手全員の手拍子で宮出の準備が整い、神輿が持ち上げられました。三輪会の担ぎ手は、直接担がずに、神輿の前後や周囲の警護役に付きました。
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お神酒で清め神輿出立つの手拍子
神輿の宮出は先頭を神社側に向けたまま本殿前に進み祈願をして、参道上で神輿を半周させて鳥居方向に向きを変え、静かに灯篭、狛犬の間を抜けて狭い鳥居を注意して神社前の道路を東方向に出ました。
いよいよ、宮神輿の渡御です。三輪神社の宮神輿は、打ち出し模様の吹き返しを大きく立ち上げた、延軒屋根の勾欄造りです。祭神は大国主命で、台座が二尺四寸(73cm)の行徳・浅子周慶の作で製造年度は不明です。
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神殿に宮出を祈願して神輿の出初
神社を出立した神輿は、大森西5丁目4番地先の祭囃子を奏でている四つ角を左折して、大森町商店街通りに出て右折し、セブンイレブンの前を通りさわやか信金大森西支店の四つ角で右折して南下し、ぷらもーる梅屋敷を通り、鶴渡公園から大森第三小学校などを巡り、20時半に三輪公園での宮納めの長丁場の渡御です。
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鳥居を潜り3時間半に亘る渡御
渡御の2日目は、13時に大森西7丁目公園の邦西御仮屋を出て、大森町商店街通り、東邦医大通りなどを巡り17時に宮入です。両日とも、三輪神社で18時から演芸大会が開かれました。
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大森町商店街通りを渡御する宮神輿
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