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kan-haruの日記

イベント 東京オペラシティ ドイツ留学中の倉澤杏菜ピアノリサイタル

2007年10月08日 | イベント
kan-haru blog 2007

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倉澤杏菜さん
ドイツ留学中の倉澤杏菜ピアノリサイタルが、ハートフェルトコンサートの企画で東京オペラシティにおいて、9月29日に満員の盛況で開催されました。
倉澤杏菜さんとは、お父さんとコンピュータの関係で親しくして頂いた縁で知り合い、昨年のコンサート会場でお目にかかっております。

倉澤杏菜さんは、2006年3月に桐朋学園大学音楽部を卒業し、同年「アルス五重奏団」の演奏活動を始動し東京(「春の花とアルス五重奏団コンサート」参照)、新潟、宮城にて公演しました。同年12月東京国際フォーラム主催の音楽コンクール「ピアノ部門」で、優秀賞を受賞しました。

また、同年5月には、ヤマハ音楽振興会本部「留学奨学制度」の留学奨学生として、10月から国立ベルリン芸術大学の対象者として選ばれ、留学を記念して7月にカワイミュージックショップ青山2階パウゼでピアノリサイタル「倉澤杏菜 ベルリン芸術大学留学記念 ピアノリサイタル」参照)を開催しました。

留学記念リサイタル演奏の倉澤杏菜さん カワイ音楽振興会出典

この時のリサイタルのカワイ音楽振興会のレポートによると、モーツァルト、ショパン、スクリャービン、ラフマニノフのピアノ曲を演奏し、会場は多いに盛り上がりました。アンコールは、ブラームス/インテルメッツォOp.119-2、モーツァルト/トルコ行進曲、ガーシュイン/アイ・ガット・リズムの3曲でした。

アンコールが終わった直後、サプライズに甘利マネージャーの粋な演出で、突然バースディケーキが登場しました。実は、この日は、倉澤杏菜さんのハッピーバースディ・イヴ(誕生日の前日)で、飛び入り参加して下さった、下田幸二先生のピアノ伴奏で、みんなでお祝いしました。感激のリサイタルでした。
参加者のアンケートでは、ショパンのノクターンがとてもきれいな音で、連符の入り方など勉強になった。キラキラ星の変奏曲は、細かい音までていねいに弾けていて大変良いと思った(小学生の女の子)。心が洗われました。生のピアノソロの演奏は、ほぼ初めてだったのでとても感激しました。人によって奏でる音楽って違うんですね。素敵でした。これからも頑張って下さい!!(20代女性)。緩急織りまぜ、非常に情熱のこもったダイナミックな演奏であった(30代男性)。ダイナミックで良かったです。私も弾きたくなりました(40代男性)。などで演奏の素晴らしさを感激しております。

ドイツ留学中のピアノリサイタル
これまでに、小西由紀子、兼松雅子、奈良場恒美、下田幸二氏の各氏に師事し、現在、国立ベルリン芸術大学留学して、ファビオ・ビディーニ氏の下で学んでおります。
ファビオ・ビディーニ氏の倉澤杏菜さんの評価は、パンフレットの記述によると次に示す通りです。


杏菜さんの留学の成果を示す留学中の帰国リサイタルが、予定通り東京オペラシティ リサイタルホールにて2007年9月29日18時から開催されました。
プログラムは、当初の曲目から一部が変更され、ブラームスのピアノ・ソナタ第3番へ短調 作品5の演奏時間が30分を超える長大曲の演奏が披露されました。


1年2月前の留学記念リサイタルと、今回のリサイタルを比べると素人目にも留学での成果がハッキリと感じました。まずピアノ演奏に自信があふれ、ドイツ音楽の力強い演奏には強烈な感激をしました。
満席の観客の盛り上がりのアンコールに、ショパン即興曲第4番「幻想」Op66と練習曲 Op10-5の2曲が演奏され、ますます素晴らしい演奏に堪能しました。

留学の成果については、杏菜さんのお父さんのメールにて、「1年ぶりに娘の演奏を聴きましたが、1年間のベルリン生活が無駄ではなかった事がはっきり判り、自分も、少々感激しました。また、今までのコンサートでは、ショパン、ラフマニノフ主体の選曲で、今回のベートーベン、ブラームスは、初演なんです。本人も言っていましたが、まさに、ベルリン留学の成果です。まだまだ、未熟ですが、これからも鍛錬を重ねてゆくと思います。」とおっしゃっておられます。

これは、杏菜さんご自身の厳しい勉強の努力の成果です。今回のリサイタルでも、22日(土)に帰国し、23日に家族で1日だけ温泉に行き、翌日からリサイタルの練習に励み、リサイタルの翌日の30日の夜便でベルリンに戻る強行な日程です。この様な努力により、明日のピアニストとして、大変に希望が持てます。

帰国リサイタルの評価を、ピアニストの高橋多佳子さんの日記(ブログ)で見せて頂きました。「今日は若いピアニスト、倉澤杏菜ちゃんのリサイタル。桐朋を卒業してまだ2年という若さですが素晴らしい演奏を披露してくれました。ブラームスの3番、ベートーヴェンの109、リストのスペイン狂詩曲等など、大曲をズラリと並べていましたが、どの曲も素晴らしい仕上がりで、しかも豊かな表情を持って弾いてくれたので、曲の素晴らしさを十分伝えていました。感動的だったなあ。」とあります。

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