通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

イタリアンバール~ヴェネツィア展 広島県立美術館(その4)

2012年10月26日 | 広島の話題
「この間、広島県立美術館の前を通ったら、玄関の前でイタリア料理の店が営業しとったね」

「そういや、新聞に記事が出とったのう」


広島県立美術館(広島市中区)で開催中の「世界遺産ヴェネツィア展 魅惑の芸術―千年の都」に合わせ、同館玄関前広場に13日、軽食を出すイタリアンバールが登場。
来場者は鑑賞に加え、パスタやワインなどを味わった。

カラフルなテントが並び、香ばしい匂いが漂う広場。
家族連れや女性グループが訪れ、ベネチア発祥のイカスミパスタやピアダ(クレープ)を注文していた。
母親、弟と来た安佐北区の小学4年小野さくらさん(10)は「シャンデリアがきれいだった。揚げピザもおいしい」とほおばった。

バールは、11月25日までの同展期間中の毎週土日曜と祝日の午前10時から午後5時まで開く。

(「ヴェネツィア展で食も堪能」中国新聞 2012年10月14日)






訪問日:2012年10月21日



「お店を出しとったのは、AKISAKURAという店じゃったね。聞いてみたら、タパスというスペインの小皿料理と、イタリアンのパスタやピッツア、両方のいいところどりの”カジュアルレストラン&バル”のお店なんじゃと」

「「バル」? さっきの「イタリアンバール」といい、どういう意味なんじゃ?」

「「BAR」と書いて、イタリアでは「バール」、スペインでは「バル」と読むんよ」

「「BAR」ということは、「酒場」という意味の「バー」か?」

「それはアメリカじゃね。イギリスやアイルランドでは、パブ(PUB)って言うけど」


語源は英語のバー(Bar)に由来するが、バーの様に酒類を飲むのが主ではなくコーヒー類を飲んだり、地域の情報交換場所として使用されている。
そのため英語や日本語で用いられるバーと同種の店舗だと考えるのは誤解となる。
もちろん酒類も置いてあるので注文可能である。古くは男性のみが集まる場所であったが、女性の社会進出に伴い女性単独での利用も当たり前となった。

(「バール (飲食店)」ウィキペディア)



「お酒も飲めるけど、フランスでいうカフェに近いかね」

「井戸端会議や情報交換をする場所になっとるんじゃのう」

「イタリアには、食事に重点をおいたリストランテ・バール、喫茶店にあたるカフェ・バール、アイスクリームが中心のジェラテリア・バールなど、いろんなバールがあるんよ」

「そういや、『TJ hiroshima』の2012年10月号「新風!バル&お気軽酒場」には、ピザのピッツェリア・バール、デザート中心のパスティチェリア・バール、それにタバコやチケットを売っとるタバッキ・バールがあると書いてあるのう」

「アイスクリーム、ジェラートといえば、アイスクリームを初めて作ったのは、イタリア人じゃといわれとるんよ」


現在のアイスクリームの原型は16世紀中ごろ、フィレンツェでブオンタレンティがメディチ家のために創作したセミフレッドのズコットとされている。

(「アイスクリーム」ウィキペディア)



「そういや、アニメ『母をたずねて三千里』(日本アニメーション、フジテレビ 1976年)の第12話「ひこう船のとぶ日」で、主人公のマルコ・ロッシと、その兄貴分にあたるエミリオが、飛行船を見に来た人たちにアイスクリームを売るという話があったのう」

「『母をたずねて三千里』といえば、イタリアのジェノヴァ(ジェノバ)が舞台じゃね」

「ジェノヴァといえば、ヴェネツィアと同じく海洋国家として栄えた都市じゃのう」

「ジェノヴァはイタリア半島の西側の付け根にあって、ヴェネツィアはイタリア半島の東側の付け根あたりにあって、アドリア海に面しとるんよ」





↓AKISAKURAについては、こちら↓

「AKISAKURAアキサクラ」「花みづき」「開花屋(かいかや)」広島 南区 段原にある和創作ダイニング、スパニッシュイタリアンバー、そして炭火焼とおでん居酒屋です。段原マックスバリュより徒歩1分





↓月刊誌『TJ hiroshima』については、こちら↓

TJ Hiroshima-タウン情報広島





「中国新聞を読み返しよったら、いろんなイタリア料理店で、ヴェネツィア展に合わせて特別メニューを出しとる店が紹介されとったけぇ、それらの店も紹介しときます(五十音順)」


(中国新聞 2012年10月20日)


アランビック

イタリア料理 ヴィアーレ

「イル・ガビアーノ」食べログ

「スペランツァ」食べログ

イタリア料理 ラ・セッテ


(青文字部分:2012年11月4日追加)






↓ヴェネツィア展についての関連記事は、こちら↓

自動車の走らない街 ヴェネツィア~ヴェネツィア展 広島県立美術館(その3)

「カ・レッツォーニコ」様式のシャンデリア~ヴェネツィア展 広島県立美術館(その2)

記念オペラコンサート「Viva Venezia!」~ヴェネツィア展 広島県立美術館(その1)






「今日は、ヴェネツィア展に合わせて県立美術館の玄関前広場に出店されているイタリアンバールについて話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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宮島言葉のいろいろ その38 「かぐる」

2012年10月25日 | 広島弁
「宮島の町屋通りに飾ってある「宮島言葉のいろいろ」を紹介するこのシリーズ」

「第38回目の今日は「かぐる」じゃ」



かぐる…引っかく
(撮影日:2012年1月4日)



「「かぐる」とは、「引っかく」という意味じゃね」

「「かぐる(「かなぐる」とも)」は、「つめや先のとがったもので強くかく」という意味なんじゃの」

「「かぐる」って広島弁なん?」

「標準語でないことは確かじゃ」

「えー、知らんかった」

「わしも知らんかった。標準語では「引っ掻く」と書くそうじゃ」

「子どものころは、ケンカしたときに、顔や体をかぐったり、かぐられたりしよったけどね」

「男の子のケンカは、叩いたり、けつった(=蹴った)り、噛みついたりしよったが、女の子のケンカは、かぐったりしよったのう」





【今日の宮島言葉】

かぐる

意味/引っかく

例文/「隣の犬がかぐったー(=隣の犬が引っかいたー)」

参考文献:
廿日市市商工会議所『宮島本 改訂版 宮島検定テキスト』2008年






↓宮島言葉のいろいろについての関連記事は、こちら↓

宮島言葉のいろいろ その37 「かばちをたれる」

宮島言葉のいろいろ その36 「かまう」

宮島言葉のいろいろ その35 「きんさい」






「今日は、「宮島言葉のいろいろ」で「かぐる(引っかく)」について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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3日、3ヶ月、3年 PART-3

2012年10月24日 | 日記
「「3日、3ヶ月、3年」という言葉があるよの」

「むかしから、何か新しいことを始めても、この時期に挫折しやすいというよね」

「わしゃ、気分屋でマイペースなB型なんで、ほとんどのことは三日坊主で終わってしまうんじゃ」

「ほんま、ほんま。そのとおりよねぇ…」

「そこでうなずかれても困るんじゃがのう…。3年前、2009年の10月24日に始めたこのブログ「通じゃのう」は、今日から4年目に突入するんじゃ」

「これもひとえに、読者の皆様のご支援のたまものと感謝しております」

「ありがとう!」

「三日坊主といえば、今年(2012年)のノーベル医学・生理学賞を受賞された、京都大学の山中伸弥(やまなか しんや)教授が、こんな話をされとったね」


本当に好きなものを見つけるまでは、三日坊主で大いに結構だと思うんです。
もちろん一日でやめちゃダメですが。
三日坊主は「二日頑張った」というところが大事なんです。



「えらいよねぇ。「3日でやめたから、だめ」じゃのうて、「2日頑張ったんだから、それを認めてあげましょう」と言うとってんよ」

「わしも、三日坊主を続けて3年たったようなもんじゃ」

「三日坊主も3年続けりゃ、たいしたもんじゃん」





「というわけで、今日はこの3年間に発行された広島関係の本や、上映・放送された映画やテレビドラマなんかを取りあげてみようと思うとるんよね」

「わしの思い込みかもしれんが、ここ2年で広島関係の本がたくさん出版されとるんじゃの」

「以下、五十音順で紹介していきますね」


山本博文:監修『あなたの知らない広島県の歴史』洋泉社 2012年


川口有紀:著・編『これでいいのか広島県広島市』マイクロマガジン社 2012年


岩中祥史:著『広島学』新潮文庫 2011年


松井輝昭・池田 明子:編『広島県謎解き散歩』新人物往来社文庫 2011年


三浦正幸:監修、藤井由美:取材・文『ひろしまのパワースポット 社寺&ご利益巡り』南々社 2012年


都会生活研究プロジェクト:著『広島ルール』中経出版 2012年



「『ひろしまのパワースポット-』は、『日本の宝 鞆の浦を歩く』『平清盛と宮島』ともども重宝させてもろうとります」

「うちは、『広島学』が面白かったね」

「戦争関連でいうと、こんな本が出版されとるんじゃ」


澤野重男・太田武男・高橋信雄ほか:著『観光コースでない広島 被害と加害の歴史の現場を歩く』高文研 2011年


奥本剛:著『呉・江田島・広島 戦争遺跡ガイドブック』光人社 2008年


明田弘司:著『百二十八枚の広島』南々社 2009年


南々社:編『広島、1945』南々社 2012年



「『呉・江田島・広島 戦争遺跡ガイドブック』も、重宝させてもろうとります」

「『百二十八枚の広島』や『広島、1945』のような、写真ばっかりの本もえぇね。当時の様子がよう分かるけぇ」

「意外なところでは、学校の本も出版されとるんじゃ」


井川樹:著『男たちの修道』南々社 2012年


田原実:作 山上幸二:画『広島城北学園物語 桜咲く坂道』ザメディアジョン 2011年



「余談じゃが、城北高校はわしの、修道高校はわしの弟の母校になるんじゃの」

「『広島城北学園物語-』の方は、マンガになっとるんじゃね」





「次は映画の紹介です」


『サルベージ・マイス』田崎竜太:監督 2011年

『少女たちの羅針盤』長崎俊一:監督 2011年

『BADBOYS』窪田崇:監督 2011年

『ももへの手紙』沖浦啓之:監督 2012年



「来年1月には、『男はつらいよ』シリーズの山田洋次(やまだ ようじ)監督の最新作『東京家族』が公開予定なんじゃの」

「この映画は、瀬戸内海にある大崎上島(おおさきかみじま)で撮影されとってんじゃね」

「『ももへの手紙』はアニメ作品なんじゃが、呉市にある大崎下島(おおさきしもじま)を舞台にしとってんよの」

「『サルベージ・マイス』と『BADBOYS』は広島市が、『少女たちの羅針盤』は福山市が舞台になっとるんよね」





「ドラマ・アニメでは、こんな作品がありました」


『この世界の片隅に』日本テレビ 2011年

『平清盛』NHK 2012年

『たまゆら』OVA 2010年、テレビアニメ 2011年

『てっぱん』NHK 2010年~2011年



「『てっぱん』であかりのお父さん役で出演しとった遠藤憲一(えんどう けんいち)が、わしにとっては大ブレイクじゃったのう」

「『この世界の片隅に』は、今年の8月にアニメ映画化が発表されたんじゃけど…」

「公開時期は未定なんじゃがの。アニメ『たまゆら』も、第2期の制作が決定したと今年の3月にアナウンスがあったんじゃが、放送時期などは未定なんじゃの」

「『この世界の片隅に』は呉と広島が、『たまゆら』は竹原市が、それから『てっぱん』は尾道が舞台になっとるんよね」

「視聴率で大苦戦中の『平清盛』は、広島県内では呉と宮島が舞台になっとります」





↓映画『サルベージ・マイス』については、こちら↓

映画『サルベージ・マイス』激アツレビュー=正義、盗らせていただきます=





↓映画『少女たちの羅針盤』については、こちら↓

映画「少女たちの羅針盤」公式ブログ

「「少女たちの羅針盤」映画製作の現場から~美術スタッフとして経験した48日間~」福山商工会議所






↓映画『BADBOYS』については、こちら↓

映画「BADBOYS」公式サイト | 2011年2月26日(土)広島先行公開





↓映画『ももへの手紙』については、こちら↓

2012年4月21日(土) 全国ロードショー 映画『ももへの手紙』公式サイト





↓映画『東京家族』については、こちら↓

『東京家族』公式サイト





↓大崎上島については、こちら↓

瀬戸内の宝島、大崎上島





↓大崎下島については、こちら↓

「豊町の紹介」呉市豊市民センター





↓ドラマ『この世界の片隅に』については、こちら↓

終戦記念スペシャルドラマ この世界の片隅に





↓大河ドラマ『平清盛』については、こちら↓

大河ドラマ「平清盛」





↓アニメ『たまゆら』については、こちら↓

アニメたまゆら・公式サイト | 第2期製作決定!!






↓ドラマ『てっぱん』については、こちら↓

連続テレビ小説「てっぱん」





↓映画『少女たちの羅針盤』についての関連記事は、こちら↓

映画の現場について調べてみよう~映画「少女たちの羅針盤」から





↓映画『BADBOYS』についての関連記事は、こちら↓

BADBOYS ロケ地めぐり(その1)【改訂版】

BADBOYS ロケ地めぐり(その2)【改訂版】






↓大河ドラマ『平清盛』についての関連記事は、こちら↓

日招き岩 呉市警固屋

疱瘡神社 広島市南区

清盛神社 廿日市市宮島






↓アニメ『たまゆら』についての関連記事は、こちら↓

アニメ「たまゆら」の舞台となるのは、広島県のどこ?






↓ドラマ『てっぱん』についての関連記事は、こちら↓

「てっぱん」 最後の尾道ロケ

「てっぱん」駅伝くん 幻のひろしま男子駅伝






↓3日、3ヶ月、3年についての関連記事は、こちら↓

3日、3ヶ月、3年

3日、3ヶ月、3年 PART-2






「次に「3」がつくといえば、30年じゃのう。3日、3ヶ月、3年、そして30年」

「今から27年後じゃね」

「27年後ということは…、2039年。わしゃ76歳になっとるんか!?」

「この親父は、一体全体、どんな爺さんになっとるんじゃろうか?」

「コンピュータや携帯電話、スマートフォンなんかどうなっとるんじゃろうか?」

「ブログとかツィッター、フェイスブックなんか、まだあるんかね?」

「分からんのう」

「分からんねぇ…」

「ま、時代は変わっても、何らかの形で情報を発信していきたいよのう」



「今日は、このブログを立ち上げて3年ということで、この3年間に発行された広島関係の本、広島ゆかりの映画やドラマ・アニメについて話をさせてもらいました」

「これからも、「いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!」をテーマに、いろいろと取り上げていこうと思うとりますけぇの」

「気が向いたときでええですけえ、また立ち寄ってくださいね」

「3年間で、このブログを訪問してくださった延べ26万7,486人の皆さんに、心から感謝します!」

「ありがとうございました!!」

「ほいじゃあ、またの」
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霜降 二十四節気(その18)

2012年10月23日 | 季節の話題
「今日は、二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ「霜降(そうこう)」じゃの」

「ひとつ前の寒露(かんろ)は、10月8日じゃったね」

「霜降とは、読んで字の如く「霜が降りる」ころじゃ」



霜降は、二十四節気の第18。
九月中(通常旧暦9月内)。

現在広まっている定気法では太陽黄経が210度のときで10月23日ごろ。

露が冷気によって霜となって降り始めるころ。
『暦便覧』では「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と説明している。

楓(かえで)や蔦(つた)が紅葉し始めるころ。
この日から立冬までの間に吹く寒い北風を木枯らしと呼ぶ。

(「霜降」ウィキペディア)




「へぇ。この時期に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼ぶんじゃね。知らんかった」

「木枯らしといえば、キョンキョン(小泉今日子)の『木枯しに抱かれて』(1986年)じゃのう」



出逢いは風の中 恋に落ちたあの日から
気づかぬうちに心は あなたを求めてた

(作詞:高見沢俊彦)




「うちは、ユーミン(松任谷由実)の『木枯らしのダイアリー』(1984年)じゃね」



今朝窓を開けたら 息が白くなった
あなたのいないはじめての冬が空を覆った

(作詞:松任谷由実)




「ドラマでは、中村敦夫(なかむら あつお)が主役の『木枯し紋次郎』があったのう」

「あっしには関わりねえことでござんす」

「上條恒彦(かみじょう つねひこ)が歌う主題歌『だれかが風の中で』も、ええ曲じゃ」



だれかが だれかが
きっと待っていてくれる

(作詞:和田夏十)




「木枯らしといえば、東京と大阪だけじゃが、毎年「木枯らし一号」というものが発表されるそうじゃ」

「木枯らし一号!?」



気象庁では10月半ばから11月末にかけて西高東低の冬型の気圧配置になったとき、北よりの風速8メートル以上の風が吹くとその風を「木枯らし」と認定する。
そして毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)として発表する。
関東地方における1992年から2001年の10年間の平均では11月7日頃である。

(「木枯らし」ウィキペディア)




「「木枯らし一号」って、「春一番」みたいな感じの言葉じゃね」

「「木枯らし一号」は、季節が秋から冬へ変わるとき。「春一番」は、季節が冬から春へと変わるときに吹く風なんじゃの」

「そういや、昨日は強い風が吹いたね」





「話を霜降に戻して…。広島市にある縮景園(しゅっけいえん)で毎年、霜降の日にある行事が行われるんじゃが、それが何か分かるかいの?」

「秋から冬へ変わる時季じゃろ…? わかった、こも巻きじゃ!」

「正解じゃ」



松の害虫である「マツカレハ」の幼虫が越冬のため樹から地上へ降りる習性を利用して「霜降の日」に、幹に「コモ」を巻き、越冬場所として幼虫を誘い込みます。

(「縮景園 かわら版 vol.07 平成24年10月号」縮景園)




「啓蟄(けいちつ)の日にこもを取り外して、幼虫と一緒に処分するんじゃね」

「縮景園でのこも外しは、来年(2013年)3月5日に行われるそうじゃ」

「こも巻きって実はそれほど役に立っていない、というのをテレビで見たことがあるんじゃけど?」

「詳しいことは分からんが、ウィキペディアには次のように書いてあるのう」



この駆除法の効果と問題点を比較検証した研究で新しいものとしては、兵庫県立大学環境人間学部の新穂千賀子らが2002年から5年間かけて姫路城で行った調査があり、これによればこも巻きに捕まったマツカレハはわずかであり、対して害虫の天敵となるクモやヤニサシガメが大多数を占め、害虫駆除の効果はほとんど無く、むしろ逆効果であることを証明した。

(「こも巻き」ウィキペディア)




「これを受けて、皇居外苑(こうきょがいえん)や京都御苑(きょうとぎょえん)では、20年以上前からこも巻きが行われとらんそうじゃ」





↓小泉今日子の『木枯しに抱かれて』については、こちら↓

「小泉今日子 木枯しに抱かれて」You Tube





↓松任谷由実の『木枯らしのダイアリー』については、こちら↓

「松任谷由実<木枯らしのダイアリー> 」You Tube





↓上條恒彦の『だれかが風の中で』については、こちら↓

「上條恒彦 だれかが風の中で」You Tube





↓木枯らし一号については、こちら↓

「木枯らし一号って何のこと? はれるんランド」気象庁





↓縮景園については、こちら↓

名勝-縮景園 広島市中区上幟町





「今日は、二十四節気の一つ、霜降について話をさせてもらいました」

「次の立冬(りっとう)は11月7日じゃ。ほいじゃあ、またの」
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カープ優勝記念切符~広島の路面電車100年 広島市郷土資料館(その1)

2012年10月22日 | 広島の話題
「昨日(2012年10月21日)は、広島市郷土資料館へ「広島の路面電車100年」を見に行ってきたんじゃ」





「路面電車100年ということは、広島電鉄(以下、広電)の電車が開業して、今年で100年になるんじゃね」

「広電の市内電車は、1912年(大正元年)の11月23日に開業したんじゃの」

「100年前って、大正元年になるんか」

「明治天皇が崩御(ほうぎょ)されたのが7月30日で、同じ日に元号が明治から大正に改められたけぇ、1912年11月は大正元年になるんじゃの」

「広電の市内電車は、広島市中心部にある紙屋町(かみやちょう)を中心に考えると、東は広島駅から、西は西広島(=己斐(こい))を経由して、厳島神社がある宮島対岸の宮島口まで。北は白島(はくしま)から、南は広島港(=宇品(うじな))までを走っとるんじゃね」

「北は横川も行っとるよのう。広島市を走る路面電車は、総延長35.1km、1日あたりの輸送人員は約16万人と、路面電車としては日本一なんじゃの」





「で、今日はカープの優勝記念切符の話?」

「見に行った時にの、カープの優勝記念切符を見ながら、子どもがおじいちゃんに「カープって強かったん?」と聞きよったんが、すっごい気になってのう」

「「強かった」っていうことは、過去形じゃね」

「広島カープが最後にリーグ優勝したのが、今から21年前の1991年。ほいで、最後に日本一になったのが、今から28年前の1984年じゃ!」

「ありゃまー、そんなになるかいね?」

「その上、1998年から15年間連続Bクラス!!」

「もー、なにしょんかいね!!!」

「そんなじゃけぇ、子どもが「カープって強かったん?」と聞くのも当たり前じゃろ?」

「強かった時代を知らんのじゃけぇ、仕方ないねぇ…」

「今年のサンフレッチェ広島みたいに、優勝争いをしてして欲しいよのう」

「おとつい(10月20日)の試合は負けてしもうたけど、得失点差でなんとか首位じゃね」

「応援しとる子どもたちも、やっぱり優勝する姿を見て見たいじゃろうしの」

「優勝といえば、ホッケー日本リーグ女子のコカ・コーラウエストが優勝したそうじゃね」

「昨年に続いて、リーグ戦2連覇。しかも、9月に行われた全日本社会人選手権も連覇しとるけぇ、2年連続で2冠を手にしたことになるんじゃの」

「11月には全日本選手権があるそうじゃね」

「この大会、コカ・コーラウエストは4年連続で準優勝なんじゃの」

「今年こそ優勝して欲しいね」





「というわけで、広電が発行したカープ優勝記念の切符を見てもろうて、「来年こそ、あの時代(ころ)のように強くならんといけん!!」と思うて欲しいんじゃ」





「これは、初優勝した1975年(昭和50年)のものじゃね」

「球団創設28年目にしての初優勝じゃ。作る方もまだ慣れとらんのか、古葉監督の顔写真とカープ坊やを配しただけの、簡単なもんじゃのう」

「この年、カープが平和大通りで優勝パレードをしたところから、毎年ゴールデンウィークに開催される広島フラワーフェスティバルが始まったんじゃろ?」

「10月20日に行われた優勝パレードには、なんと30万人の人が集まったそうじゃ」

「この年から帽子とヘルメットの色が、紺色から赤に変わったんよね」

「わしが小学6年の時じゃったんじゃが、あのころは赤い色に慣れとらんかったけぇ、赤い帽子をかぶるというのはぶち(=ものすごい)抵抗があったのう」







「1979年(昭和54年)は、V2を達成した年じゃね」

「初めて日本一になったのもこの年じゃ」

「ということは、「江夏の21球」があったのもこの年じゃったっけ?」

「ほうじゃのう。あと、ヨシヒコ(高橋慶彦(たかはし よしひこ)が33試合連続安打の日本記録を達成したのが、この年じゃったのう」







「1980年(昭和50年)は、V3を達成した年じゃね」

「リーグ戦、日本シリーズとも2連覇した年じゃのう。あと珍しいところでは…」





「おぉ、花電車じゃん!」

「これは1979年のもので、「あっぱれ! 栄光のカープ」と書いてあるんじゃ」

「「栄光のカープ」と呼ばれる時代を、また築いて欲しいもんじゃね」





↓広島電鉄については、こちら↓

ひろでんアベニュー





↓広島市郷土資料館については、こちら↓

広島市郷土資料館





↓コカ・コーラウエストについては、こちら↓

コカ・コーラウエスト レッドスパークホッケー オフィシャルウェブサイト





↓広島電鉄についての関連記事は、こちら↓

広島電鉄千田町変電所 広島市中区東千田町

第16回路面電車まつり 広電千田車庫

路面電車の一日の乗車人数は何万人?






↓広島市郷土資料館についての関連記事は、こちら↓


『「提げる」かざり -日本の粋は腰にあり-』 広島市郷土資料館

赤れんがの被爆建物で、人々の暮らしにかかわる歴史をテーマとした施設は?






「今日は、広島市郷土資料館で開催されている「広島の路面電車100年」で展示されているカープ優勝記念切符について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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