通でがんす

いろんな広島を知って、ひろしま通になりましょう!
(旧ブログタイトル:通じゃのう)

朝焼け 2014年11月29日~南区・第九伝説~

2014年11月29日 | 広島の話題






2014年11月29日(土)

旧暦/10月8日

月齢/6.6

日の出/6時56分

撮影時間/6時31分





~南区・第九伝説~






日本で初めての「第九」が、

今から90年前の今日、1924年(大正13年)11月29日に

東京音楽学校で演奏された。





その前の年、1923年(大正12年)9月には、

関東大震災が起こっとる。

第九は、被災者の心を癒し、奮い立たせたんじゃろうの。





ひるがえって、広島市南区には、

「第九伝説」

というのがある。





どんな伝説かいうと…。





戦争が終わった翌年、

1946年(昭和21年)。

戦争はもとより、原爆の傷跡もいまだ癒えていない広島。





人々は日々の生活に追われ、

文化や娯楽といったものが

ほとんどなかったころのことじゃ。





1946年の大みそか、

広島駅の近くにあった音楽茶房ムシカで

第九のレコードをかけたんじゃの。





ほしたら(=すると)、第九を聞くために多くの市民が集まった。

店内に入りきれん人たちは、窓ガラスに耳をつけ、

漏れ聞こえる音楽を必死で聞いたということじゃ。





↓第九伝説については、こちら↓

「第九伝説 南区みどころガイド-南区7大伝説」広島市





ほいじゃあ、またの。
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朝焼け 2014年11月28日~邇保姫神社の獅子舞 広島市重要無形文化財に~

2014年11月28日 | 広島の話題






2014年11月28日(金)

旧暦/10月7日

月齢/5.6

日の出/6時55分

撮影時間/6時30分




~邇保姫神社の獅子舞 広島市重要無形文化財に~






広島市南区にある邇保姫(にほひめ)神社で、

毎年秋に行われる獅子舞の神事が

市の重要無形文化財に指定されたそうじゃ。





この獅子舞に

どんないわれがあるかいうと…。





今から400年くらい前のこと。

仁保島(にほじま)村に悪病が流行し、

止むところがなかった。





「シシが悪霊をくいはらい、村人を救う」

という古くからのいい伝えに従って、神社に獅子を奉納した。

これで邪気を祓(はら)ったところ、悪病はたちどころに止んだ。





これ以来、

悪霊を取り払い、心身を清めるため、

シシのはらい、獅子舞が行われるようになったということじゃ。





↓邇保姫神社については、こちら↓

邇保姫神社





【参考記事】

「7年ぶり市無形文化財」中国新聞 2014年11月27日






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朝焼け 2014年11月27日~新人王おめでとう! 広島カープ・大瀬良投手~

2014年11月27日 | 広島の話題
~No image~



2014年11月27日(木)

旧暦/10月6日

月齢/4.6

日の出/6時54分





~新人王おめでとう! 広島カープ・大瀬良投手~






広島カープの大瀬良大地(おおせら だいち)投手が、

得票数で2位に圧倒的な大差をつけて、

プロ野球セ・リーグの新人王に選ばれた。





10勝8敗の成績、

26試合に登板、151回を投げ、

1年間ローテーションを守ったことが評価されたんじゃろう。





周囲から新人王の期待を寄せられ、

本人もそれを目標とし、

見事に果たした。





ほいじゃが、

この1年を振り返ってみると…。





4月16日の対阪神戦で

プロ初勝利を飾ってからは、

破竹の勢いで5連勝。





ところが、5月24日の対オリックス戦からは勝ち星に恵まれず、

6・7月の2ケ月は1勝しかできんという

苦しい時期も…。





本人いわく、

「悔しくて眠れない時期があった」

それを乗り越えての新人王獲得。





大瀬良投手と同じ背番号「14」の大先輩

津田恒美(つだ つねみ)さんも新人王を獲得した。

津田さんに追いつき、追い越せるよう頑張ってください。





【参考記事】

「大瀬良 強気の新人王」ほか 中国新聞 2014年11月27日






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朝焼け 2014年11月26日~2014年全国高校駅伝(男子)大予想!?~

2014年11月26日 | 広島の話題






2014年11月26日(水)

旧暦/10月5日

月齢/3.6

日の出/6時53分

撮影時間/6時32分





~2014年全国高校駅伝(男子)大予想!?~






昨日の中国新聞に、

12月21日に京都府で行われる第65回全国高校駅伝の

代表校一覧と予選タイムが出とった。





予選のタイムでいうと、

広島県代表の世羅高校は2時間5分49秒で、

1位の埼玉県代表・埼玉栄高校の2時間5分48秒とは1秒差。





もちろん、予選タイムだけで結果を予想することはできん。

が、世羅高校はここ10年で3回優勝(2006年、2009年、2011年)しとるだけに

今年も期待したいもんじゃ。





前身の広島電機大学附属高校から49年ぶりの出場となる、

娘の通う広島国際学院高校の活躍も期待したい。

今年は、京都へ見に行ってみようかの。





【参考記事】

「世羅 予選タイム2位」 中国新聞 2014年11月25日






ほいじゃあ、またの。
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朝焼け 2014年11月25日~三本の矢~

2014年11月25日 | 広島の話題






2014年11月25日(火)

旧暦/10月4日

月齢/2.6

日の出/6時52分

撮影時間/6時27分





~三本の矢~






今から457年前の弘治(こうじ)3年(1557年)の今日、

戦国武将の毛利元就(もうり もとなり)が、

息子の毛利隆元(もうり たかもと)・吉川元春(きっかわ もとはる)・小早川隆景(こばやかわ たかかげ)に

三子教訓状(さんしきょうくんじょう)を書いたといわれる。





死を間近にした元就が3人の息子を枕元に呼んで、

1本の矢を取って折って見せたあと、

3本の矢を束ねて折ろうとするが、できんかった。





「矢は1本では簡単に折れるが、3本束ねると折れない。

3人が結束して毛利家を守って欲しい」と説いたとされる

「三本の矢の教え」の逸話の元になったのが、この教訓状。





教訓状の中には、

「兄弟の仲が悪ければ、毛利は滅亡する」(第三条)

とまで記されとる。





息子たちはこの教訓を守り、

元春、隆景は隆元の息子の輝元(てるもと)を助けて

毛利両川体制を維持したんじゃの。





毛利氏が、戦国時代はもとより、

長州藩として江戸幕府が滅びるまで存続することができたのも、

元就の教訓を守り続けた結果かもしれん。





ほいじゃあ、またの。
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