「昨日の「両城の200階段 呉市両城」の続きで、今日は石段の家じゃ」
「200階段よりまだ高いところにあるんじゃろ?」
「200階段を上りきった所にある両城中学校の、さらに上に石段の家があるんじゃ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/2c/22a1749d7d21127514a215a2b537b34d.jpg)
石段の家(遠景)
「どれが石段の家かいね?」
「2階の窓に、赤と白の旗がかかっとるのが、そうじゃ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/4e/7e0e902c276edcf80e6b24797381097c.jpg)
石段の家
「あぁ、分かった。で、あそこまで上っていくんじゃね」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d6/5e70992e3f68602098f0cbc3145cdd8a.jpg)
石段の家の下
「うわ、最後の最後でこの坂があるんじゃね」
「わしゃ訪問者じゃけん、気が楽じゃ。毎日、上り下りをしようと思うたら、ぶち大変じゃがの」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/95/d42266c4af53dfb97f4e88220fe6f8d8.jpg)
石段の家の入口に取り付けられたプレート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6c/d40b7c361b1f283ea923a9d2635c76bc.jpg)
石段の家から見た風景
「あぁ、やっぱり景色がええね」
「画面の真ん中の右側に見える赤い屋根が両城中学校の校舎で、その向こうに見えるのが呉港じゃ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a4/0430bd831db2e167f6f8bde0b5e77bfd.jpg)
急傾斜地崩壊危険区域
「両城には、この看板があっちこっちに立っとったのう」
「傾斜地って、崖(がけ)のことじゃろ?」
「ほうじゃの。地面と斜面との勾配(こうばい)が30度以上で、高さが5メートル以上ある所にこの看板が立っとるそうじゃ」
「確かに、呉は傾斜地が多いよね。そういや、石段の家はどういう理由で作っちゃったんかね?」
「高齢化社会になったことと、若い人たちが出て行くことで、空き家の問題の深刻になっとるんじゃ。車が通れんような細い道で、しかも坂が多いとなると、何かと不便じゃけんの。そこで、坂道があることを逆手にとって、石段の家が作られたんじゃ」
”石段の家”プロジェクト
映画「海猿」などで有名になった「両城の二百階段」を喜々(きき)として登る人々がいる。
つまり、住民にとっては不便な「急斜面の石段を登ること」や「崖の上から海や船を眺める」という当たり前のことが、呉以外の人々にとっては”非日常的体験”であり、これぞ即ち”観光”といえるのではないか。
両城地区の海の見える空家を宿泊施設にすれば、観光客にも喜ばれ、空き家対策にもなるはず。
(冊子「NPO法人「くれ街復活ビジョン」について」)
「ほうじゃね。この親父のように、自分が高所恐怖症じゃいうことを忘れて、両城の200階段を喜んで上る人もおるけんね」
「出張で東京の立川に行くことがあったんじゃが、海も山も川もない関東平野のど真ん中におると、すごい違和感があったんよの。わしにとって、海も山も川もない場所というのは、「非日常的体験」になるんじゃろうの」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/7f/8aff058eb780d823e30274cb13afe15e.jpg)
両城付近の呉の町並み
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ee/6309ec3d914ca2cce7eb4472111d0c14.jpg)
両城中学校付近から見た呉港
↓石段の家については、こちら↓
呉 石段の家
↓呉についての関連記事は、こちら↓
第六潜水艇殉難者之碑 鯛乃宮神社 呉市三津田町
「今日は、石段の家について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
「200階段よりまだ高いところにあるんじゃろ?」
「200階段を上りきった所にある両城中学校の、さらに上に石段の家があるんじゃ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/2c/22a1749d7d21127514a215a2b537b34d.jpg)
石段の家(遠景)
「どれが石段の家かいね?」
「2階の窓に、赤と白の旗がかかっとるのが、そうじゃ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/4e/7e0e902c276edcf80e6b24797381097c.jpg)
石段の家
「あぁ、分かった。で、あそこまで上っていくんじゃね」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d6/5e70992e3f68602098f0cbc3145cdd8a.jpg)
石段の家の下
「うわ、最後の最後でこの坂があるんじゃね」
「わしゃ訪問者じゃけん、気が楽じゃ。毎日、上り下りをしようと思うたら、ぶち大変じゃがの」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/95/d42266c4af53dfb97f4e88220fe6f8d8.jpg)
石段の家の入口に取り付けられたプレート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6c/d40b7c361b1f283ea923a9d2635c76bc.jpg)
石段の家から見た風景
「あぁ、やっぱり景色がええね」
「画面の真ん中の右側に見える赤い屋根が両城中学校の校舎で、その向こうに見えるのが呉港じゃ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a4/0430bd831db2e167f6f8bde0b5e77bfd.jpg)
急傾斜地崩壊危険区域
「両城には、この看板があっちこっちに立っとったのう」
「傾斜地って、崖(がけ)のことじゃろ?」
「ほうじゃの。地面と斜面との勾配(こうばい)が30度以上で、高さが5メートル以上ある所にこの看板が立っとるそうじゃ」
「確かに、呉は傾斜地が多いよね。そういや、石段の家はどういう理由で作っちゃったんかね?」
「高齢化社会になったことと、若い人たちが出て行くことで、空き家の問題の深刻になっとるんじゃ。車が通れんような細い道で、しかも坂が多いとなると、何かと不便じゃけんの。そこで、坂道があることを逆手にとって、石段の家が作られたんじゃ」
”石段の家”プロジェクト
映画「海猿」などで有名になった「両城の二百階段」を喜々(きき)として登る人々がいる。
つまり、住民にとっては不便な「急斜面の石段を登ること」や「崖の上から海や船を眺める」という当たり前のことが、呉以外の人々にとっては”非日常的体験”であり、これぞ即ち”観光”といえるのではないか。
両城地区の海の見える空家を宿泊施設にすれば、観光客にも喜ばれ、空き家対策にもなるはず。
(冊子「NPO法人「くれ街復活ビジョン」について」)
「ほうじゃね。この親父のように、自分が高所恐怖症じゃいうことを忘れて、両城の200階段を喜んで上る人もおるけんね」
「出張で東京の立川に行くことがあったんじゃが、海も山も川もない関東平野のど真ん中におると、すごい違和感があったんよの。わしにとって、海も山も川もない場所というのは、「非日常的体験」になるんじゃろうの」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/7f/8aff058eb780d823e30274cb13afe15e.jpg)
両城付近の呉の町並み
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ee/6309ec3d914ca2cce7eb4472111d0c14.jpg)
両城中学校付近から見た呉港
↓石段の家については、こちら↓
呉 石段の家
↓呉についての関連記事は、こちら↓
第六潜水艇殉難者之碑 鯛乃宮神社 呉市三津田町
「今日は、石段の家について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」