「おとついの記事(高校野球広島大会 in呉二河球場 2013年夏)で書いたとおり、高校野球広島大会(第95回全国高校野球選手権広島大会)の決勝戦、広島新庄対瀬戸内を家でテレビ観戦したんじゃ」
「広島県の代表が決まって、「甲子園でもがんばれよー!」と声援を送ろうと思って見よったら、思わぬ展開になってしもうたんよ」
28日にしまなみ球場であった、第95回全国高校野球選手権広島大会第13日の決勝は、先発した新庄の田口、瀬戸内の山岡が投手戦を演じ、大会規定により0―0で延長十五回引き分け再試合となった。
押し気味に試合を進めたのは瀬戸内。
延長十三回は無死満塁の好機を迎えたが、後続が凡退するなど、13安打で16残塁だった。
新庄は九回1死から放った1安打に終わったものの、田口が要所を締めた。両チームとも無失策だった。
広島大会決勝の引き分け再試合は、広島が「1県1代表」となった1959年以降で初めて。
再試合は選手の体調に考慮して29日を休養日とし、30日午後1時から同球場である。
新庄は春夏通じて初、瀬戸内は13年ぶりの出場を懸けて再戦する。
(「【第13日】雨中の激闘、決着30日へ 新庄-瀬戸内、初の決勝再試合」中国新聞 2013年7月29日)
「3時間13分におよぶ熱戦の末、延長15回でも決着がつかず、0対0の引き分け、再試合」
「いやー、すごい試合じゃったね」
「見応えがあったのう」
「息詰まる投手戦というのは、こういう試合のことをいうんじゃろうね」
「新庄の田口、瀬戸高(せとこう。=瀬戸内高校)の山岡の、両投手による、壮絶な投げ合い」
「新庄の田口くんは、毎回のようにヒットを打たれるんじゃけど、要所をしのいで無得点」
「瀬戸高は16残塁じゃったもんの」
「あと1本が出とりゃあねぇ…」
「対して、山岡投手は、15回を1安打におさえるピッチング。ここで、両投手について…」
新庄・田口投手
打者/61人
投球数/213
被安打/13
三振/19
瀬戸内・山岡投手
打者/48人
投球数/163
被安打/1
三振/15
「ピッチャーも、もちろんえかったけど、バックも好守で盛り上げたよね」
「両チームとも、エラーなしじゃったもんの」
「試合後は、笑顔で挨拶」
「これがまた、えかったよのう」
163球を投じた瀬戸内の山岡泰輔投手(17)は笑顔で声を掛けた。
「またいい試合をしような」。
213球を投げ抜いた新庄の田口麗斗(かずと)投手(17)は冗談で応じた。
「点を取らせてくれよ」
(「力投15回 たたえ合う」中国新聞 2013年7月29日)
「で、今日の13時から、おとついと同じく、しまなみ球場で再試合。これは、選手の体調を考えて、1日、間を空けちゃったんじゃね」
「決勝戦の引き分け再試合は、広島が「1県1代表」となった1959年(昭和34年)以来、初めてなんじゃそうな」
「どっちも勝たせてやりたいねぇ…」
「そうはいうても、甲子園に出れるのは1チームだけじゃけぇ、決着をつけんにゃいけんよのう」
「やっぱり、ご近所のよしみで、瀬戸高を応援してしまうよね」
「なんせ、わが家から一番近い高校が、瀬戸高じゃもんの」
「それはともかく、今日も、ええ試合を期待しとるよ!」
「今日は、夏の高校野球 広島大会の決勝戦、再試合について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
「広島県の代表が決まって、「甲子園でもがんばれよー!」と声援を送ろうと思って見よったら、思わぬ展開になってしもうたんよ」
28日にしまなみ球場であった、第95回全国高校野球選手権広島大会第13日の決勝は、先発した新庄の田口、瀬戸内の山岡が投手戦を演じ、大会規定により0―0で延長十五回引き分け再試合となった。
押し気味に試合を進めたのは瀬戸内。
延長十三回は無死満塁の好機を迎えたが、後続が凡退するなど、13安打で16残塁だった。
新庄は九回1死から放った1安打に終わったものの、田口が要所を締めた。両チームとも無失策だった。
広島大会決勝の引き分け再試合は、広島が「1県1代表」となった1959年以降で初めて。
再試合は選手の体調に考慮して29日を休養日とし、30日午後1時から同球場である。
新庄は春夏通じて初、瀬戸内は13年ぶりの出場を懸けて再戦する。
(「【第13日】雨中の激闘、決着30日へ 新庄-瀬戸内、初の決勝再試合」中国新聞 2013年7月29日)
「3時間13分におよぶ熱戦の末、延長15回でも決着がつかず、0対0の引き分け、再試合」
「いやー、すごい試合じゃったね」
「見応えがあったのう」
「息詰まる投手戦というのは、こういう試合のことをいうんじゃろうね」
「新庄の田口、瀬戸高(せとこう。=瀬戸内高校)の山岡の、両投手による、壮絶な投げ合い」
「新庄の田口くんは、毎回のようにヒットを打たれるんじゃけど、要所をしのいで無得点」
「瀬戸高は16残塁じゃったもんの」
「あと1本が出とりゃあねぇ…」
「対して、山岡投手は、15回を1安打におさえるピッチング。ここで、両投手について…」
新庄・田口投手
打者/61人
投球数/213
被安打/13
三振/19
瀬戸内・山岡投手
打者/48人
投球数/163
被安打/1
三振/15
「ピッチャーも、もちろんえかったけど、バックも好守で盛り上げたよね」
「両チームとも、エラーなしじゃったもんの」
「試合後は、笑顔で挨拶」
「これがまた、えかったよのう」
163球を投じた瀬戸内の山岡泰輔投手(17)は笑顔で声を掛けた。
「またいい試合をしような」。
213球を投げ抜いた新庄の田口麗斗(かずと)投手(17)は冗談で応じた。
「点を取らせてくれよ」
(「力投15回 たたえ合う」中国新聞 2013年7月29日)
「で、今日の13時から、おとついと同じく、しまなみ球場で再試合。これは、選手の体調を考えて、1日、間を空けちゃったんじゃね」
「決勝戦の引き分け再試合は、広島が「1県1代表」となった1959年(昭和34年)以来、初めてなんじゃそうな」
「どっちも勝たせてやりたいねぇ…」
「そうはいうても、甲子園に出れるのは1チームだけじゃけぇ、決着をつけんにゃいけんよのう」
「やっぱり、ご近所のよしみで、瀬戸高を応援してしまうよね」
「なんせ、わが家から一番近い高校が、瀬戸高じゃもんの」
「それはともかく、今日も、ええ試合を期待しとるよ!」
「今日は、夏の高校野球 広島大会の決勝戦、再試合について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」