通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

宮島言葉のいろいろ その34 「くじゅーくる」

2012年10月07日 | 広島弁
「宮島の町屋通りに飾ってある「宮島言葉のいろいろ」を紹介するこのシリーズ」

「第34回目の今日は「くじゅーくる」じゃ」




くじゅーくる…文句を言う・小言を言う
(撮影日:2012年1月4日)




「「くじゅーくる」は、「文句を言う・小言を言う」という意味じゃね」

「とはいえ、聞いたことも、使(つこ)うこともない言葉じゃがの」

「「くじゅーくる」って、もともとはどういう意味じゃったんじゃろうか?」


♪ああ 九十九里浜
夕陽が泣いている

(「想い出の九十九里浜」作詞:長戸大幸)



「それは「九十九里浜(くじゅうくりはま)」! 今は「くじゅーくる」の話をしよるんよ!!」

「「くじゅーくる」の語源は「公事(くじ)を操(く)る」ということじゃが、よう(=よく)分からんのじゃ」

「「文句を言う」だけじゃったら、「かばちをたれる」という言い方もあるね」

「関係はないが、子どもが寝る前にむずがることを「ねくじをくる」とも言うよのう」

「うちは「ねくじる」と言うよ」





【今日の宮島言葉】

くじゅーくる

意味/文句を言う・小言を言う

参考文献:
廿日市市商工会議所『宮島本 改訂版 宮島検定テキスト』2008年






↓宮島言葉のいろいろについての関連記事は、こちら↓

宮島言葉のいろいろ その33 「けェー/けん」

宮島言葉のいろいろ その32 「こさげる」

宮島言葉のいろいろ その31 「こすい」






「今日は、「宮島言葉のいろいろ」で「くじゅーくる(文句を言う・小言を言う)」について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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