味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

天の威を畏れて、時に之れを保つ。

2015-01-03 15:00:04 | ブログ
第2198号 27.01.03(土)
.
天の威を畏れて、時に之れを保つ。『左伝』
.
 天命の厳粛な威力に対しては、畏れ慎むべきである。それが、自分の國、自分の身を保つ方法である。(『詩経』周頌 我将)251
.
 【コメント】〈天の威〉を畏れるというよりか、「人の道」を順守すれば天の威は関係ないような気が致します。ヒマラヤで修行した天風師はそういうことを訓戒しています。75年生きてきて観察した時、「人の道」を踏み外したような人は例外もなく、病とか事故に遭遇しているようです。
.
 年賀状を戴いた方々へ100枚投函してきました。とにかく超多忙な年末始でした。年賀状に次のように書きました。
「西郷南洲顕彰会の伝統及び西郷南洲翁と菅臥牛翁の徳の交わりを広める会」の会長を仰せつかり、ご挨拶等々発送する関係で寝る間もない年末始でした」と。

---------------
『大学味講』(第36回)
.
 (4) そこで「格物」を「物に格(いた)る」と訓むか、「物を格(ただ)すと訓むかの論争も起こるのでありますが、理論的にはともかくとして、実際の上からこれをいえば、格別の問題もなく納得出来ることではありますまいか。なぜなら、いやしくもその物を究明しようとする時は、その物に格って実地に探究しなければ、その物、(またはその事、その人)の真髄が明らかにされるものではないからであります。
.
 この間の消息は「大学の道は明徳を明らかにするに在り。民に親しむに在り」と、大学の劈頭第一に明記してあるのを見ればおのずから明らかでありましょう。
ont>
--------------
『論語』(第136)
.
 子曰はく、人の生くるや直なり。之を罔(な)くして生くるや幸ひにして免るるなり。
.
 孔子がいうには、人がこの世に生きていられるのは、直、すなわち、すなおさによってである。この直、すなわち、素直さがなくて、生きていけるのは、まぐれ幸いを得て、難を免れたというものである。
-------------------
『農士道』(第20回)
.
 以上、国民生活資源生産の使命を考へ、人材育成の使命を考へ、而して新東洋郷村建設に對する指導的使命を考ふる時、日本農民は、啻單に一身一家の衣食に満足する程度位の理想では慊り得るものはない。
-------------
短歌
.