味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

君子は泰かにして驕らず。

2015-01-01 13:38:25 | ブログ
第2196号 27.01.01(木)
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君子は泰(ゆた)かにして驕らず。『論語』
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 心は自ずからその態度にあらわれる。君子というものは、自分に修めるところ深く、信じるところが厚く、したがって、たくまずして悠然としており、しかも傲慢な態度がない。66
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 平成27年の新春にあたり、謹んでお慶びを申し上げます。昨年は何かとご高配賜りまして恙なく過ごすことが出来ました。
 本年も昨年同様、ご指導を賜りますようにお願い致します。学問の世界にしても、短歌にしても、大したこともなくヨチヨチ歩きですが、過去に培ったものを踏襲して精進したく存じます。

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何時ものことながら、超多忙を極めています。特に『南洲翁遺訓』事件のことが鹿児島市議会、県議会で取り上げられた関係で、関係者の皆様にご報告の文書発送をしなければならず、キリキリマイをしています。先ほど荘内南洲会、水野先生、阿曾先生、高木先生各人へ文書を送付しました。これで小野寺先生も喜んでくださると思います。
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 朝晩、道場に掲げている菅原兵治先生、長谷川信夫先生、小野寺時雄先生のお写真に対して、経過等々を謹んでご報告を致しております。

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『大学味講』(第34回)
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 「格物」の「物」について、朱子学ではこれを外物とし、稲なら稲、麦なら麦、自動車なら自動車、テレビならテレビという「物」に格(いた)って----その物について----実地に研究していれば、そのうちに「一旦豁然として貫通」して、万物に通ずる普遍的原理を把握することが出来るとし、それが「知を致す」----あるいは「知至る」----ゆえんであるとしているのであります。
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『論語』(第134)
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 子曰はく、誰か能く出ずるに戸に由らざらん。何ぞ斯の道に由ること莫き。
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 孔子が言うには「室から外へ出ようとする時には、誰も戸口を通らないものはあるまい。それなのに、どうして人のまさに通らねばならない人の道を通ろうとしないのだろう。
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 まさしく仰せのとおりだと思います。私は人の道を歩きたいから、『南洲翁遺訓』を片時も離さず学んでいるのです。そして学問の都荘内南洲会の先生方の後からついて行くのです。
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『農士道』(第18回)
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 其の精神に於て、風習に於て、制度に於て、日本農村の有する日本的資料は、今後の東洋郷村建設指導に當って、甚だ尊重せらるべきものである。かくて今後の日本農村及農家は、其の生活の精神に於て、其の経営の実際に當って、東洋の農村生活は、當に斯くあるべきものなりとの範を示し得るだけの自覚と矜持と、而して努力とを有たねばならぬ。
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屋山太朗著『それでも 日本を救うのは 安倍政権しかない』を読んで
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 屋山氏がどういうことを書いているのか興味を持ち、読んでみました。「官僚に仕切られていた閣議」のところで、〈あの「大東亜戦争」に突っ込んだのも、軍務閣僚の壮大な横車が通った結果だ。〉とあります。あの人は右だ、左だという前に、国民に不幸をなすりつけるような政治家の言動にはくれぐれも注意すべきだと思いますが、如何でしょう。
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短歌
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年明けて 過ぎにし年に 負けぬぞと
  想い新たに 文武の道へ 7024