故に周王、齊を念ひ、是を舅甥の國と称す。秦伯、晉を懐ひ、實にい陽の詩に切なり。今、舅は、服、一時為るに止まり、いの為めには喪に居ること五月なるは、名にしたがひ實を喪ひ、末を逐ひ本を棄つ。頁606
(訳)それゆえ周王は斉を思って舅甥の国と称し、泰伯が晉を思う気持ちはい陽の詩に切に表れております。ところが今は、舅に対する服喪はただ三か月だけであるのに、いのための喪は五か月であり、これは従って実を失い、末を追って本を捨てるものであります。頁607
本日をもって令和二年は終り、明日は令和三年になります。四月には82歳になります。父は62歳で他界しましたから、20年長く生きたことになります。
82年間生きてきて言えることは、人生に真摯に取り組むことだと思います。出来ることならバクチをしないこと、ですから藤井そうた君がしている将棋も進めたくありません。これらは生産性はなく遊びの範疇だからです。
私の父はバクチゴロでした。碁、将棋、花札、マ-ジャン等々でした。ですから私の家の会社はつぶれたのでした。
大事なことは、真面目に働くこと、そして学問に励むこと、無駄遣いをしないこと、人と喧嘩をしないことです。私の同窓生には不良がゴロゴロしていました。
自分の素行が悪い癖に他人がそれを指摘すればそれを恨み、夜半に日本刀を引っ提げて襲撃するというのが同窓生におりました。その男の妻は高校時代は優秀で電話局の交換手をしていました。その妻は夫に日本刀を渡して、これで切り殺しなさいと檄を飛ばしていたとのことでした。
こういう不良は良い反面教師です。そういう不良らもことごとくあの世に行きました。
二度とない人生です。意義あるべく生きて、晩年に両親に感謝できる人間となりたいものです。
私のブログを見て漢字のミスがありましたら、教えてくださいませ。大坪先生有難うございます。