タイトル----天知る。地知る。子知る。我れ知る。第1800号 25.11.30(土)
.
天知る。地知る。子(し)知る。我れ知る。『十八史略』
.
だれも知らないと考えてはいけない。天が知っている、地も知っている、君も知っている、わたしも知っている。(だれも知りませんからといって賄賂を贈ろうとした者に対し、それを拒否したときの陽震のことば)(諸607)
.
【コメント】
.
学問館595回。今朝は相方が仕事で休みました。そのかわり山師範がおいで下さいました。
小野寺時雄著『南洲翁遺訓』の跋文、意訳、あとがきを拝読しました。西郷南洲翁 跋文の原文を拝読し、菅臥牛先生の学問の深さに魅了されつづけています。
.
南洲翁の人物観については、多くの方々が論評していますが、荘内発の文献を読むことが先決だと思います。
.
それは荘内と薩摩の交流を通じて、荘内の菅臥牛翁を中心とした人々が、西郷南洲翁のことについて詳述した上に、西郷隆盛の大人物を世に知らしめることを目的とし、当時の経緯を書籍としてまとめているのです。
.
そこには如何なる人と雖も介入出来ないのです。このことを真に理解したければ、小野寺時雄著『南洲翁遺訓』、そして加藤省一郎著『臥牛 菅実秀』を熟読玩味してください。かく申す私は、小野寺先生との心の交流をして十数年が経つのです。
.
今日は、《森信三の世界》 第一回 鹿児島 はがきに学ぶセミナーが開催されました。会場は、鹿児島市勤労者交流センター 7階会議室でした。
講師と講演内容は、① 福永道子さん 「ハガキでつむぐ 私の人生」 ② 寺田一清先生 「家庭の活力」 ③ 宮下亮善先生 「いのちをいだくの意」 というお話を拝聴しました。
.
講演を拝聴して、とにかく素晴らしかったの一言でした。出来る者なら、全国の方々にお聞きして貰いたかった次第です。
.
人間は、年老いて死ぬまでの間、病気をしたくない筈です。怪我・事故等もしたくない筈です。人から憎まれたくない筈です。出来れば人から尊敬されるか、親しみを持って接したい筈です。あの世に旅立つまで、健康で明るくこの世を謳歌したい筈です。家庭内が和につつまれていたい筈です。
.
ならば、まずは権利の前に、義務を果たすことだと思います。男は男としての、女は女としての、です。
.
短歌の紹介
.
濃くのある寺田師話術大和心
人を惹き付け息も出ぬ程 6161 博庵語録
寺田師が道子氏送るハガキ数
一千枚を数えるという 6162 博庵語録
四十人子どもに毎日三通の
ハガキを書きて誉め称ゆなり 6163 博庵語録
思い立ちやり始めたら石にでも
かじりついてもやり抜く決意 6164 博庵語録
ハガキとは置土産なり豊かなる
人生証真心こめて 6165 博庵語録
福岡や長崎熊本より来る
清きセミナー想いを寄せて 6166 博庵語録
歌会に先師に寄せる思い込め
投函したが採用如何 6167 博庵語録
食事とは飯菜別食咀嚼法
長命秘訣信三教え 6168 博庵語録
寺田師は平凡極まること教ゆ
これが師というものなりと説く 6169 博庵語録
回転のレシーブ佐々木小次郎の
秘剣に勝る森信三はいう 6170 博庵語録
偉大なる人は艱難辛苦嘗め
それを土台に人生挑む 6171 博庵語録
三歳で森家貰われ才能を
開化し西田幾多郎に師事 6172 博庵語録
その昔野球選手で東大に
進みし友は今手押し車で 6173 博庵語録
有能と万能誇り見下げたる
友はヨチヨチ隔世の感 6174 博庵語録
一日に「ハイ有り難うございます」
三百回を唱え修行せ 6175 博庵語録
挨拶の一言命賭けぬ師は
教育者ではないと知れよと 6176 博庵語録
眼閉じ咄嗟に親の祈り心
察知する者第一等の人 6177 博庵語録
不登校原因夫婦のハイ返事
何日目から学校行くか 6178 博庵語録
夫婦の和そやなそやなで和む気で
肯定肯定絶対肯定 6179 博庵語録
あすこそは挨拶スマイル腰骨を
立てて掃除とハガキに挑め 6180 博庵語録
嬉しいと楽し面白いツイテイル
メチャメチャハッピー今日最幸 6181 歯庵語録
りり