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味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

学問館293回。

2013-01-31 16:19:31 | ブログ

タイトル---学問館293回。第1499号 25.01.31(金)

 今日の学問館で293回になりました。今朝はじっくりと『史記』を拝読しました。

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一切の森羅万象宇宙本 

           体のエネルギ分派によりて創 2979 運命を拓く

気が動く゛気゛の元哲学゛霊゛と言う 

           ゛気゛の動現象゛心゛言うなり 2981 運命を拓く

我々の生命肉体精神も 

           心の運用如何に決定 2984 運命を拓く


智慧とは。

2013-01-30 17:35:46 | ブログ

タイトル---智慧とは。第1498号 25.01.30(水)

 あいうえお語録より「ち」よりご紹介します。

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(ちまた)にて人の面わを見つつおもふ 

           これの人らのかくも生きゆくを

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 戦後、旅をせられ、焦土と化した敗戦後の民衆の底力を痛感せられたようです。

★智慧とは、将来への見通しがつくということ、つぎに物事の潮時がわかるということ。そして手の打ち方すなわち手段や方法やつりあいや、程度かげんがわかるということ。

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 敗戦後、焦土と化した郷土を見て知っている人は、格別な思いがすると思います。それは私が小学進学前のことでした。戦争に負けるとはこういうことか、と思い知らされました。B29が飛んできて、機銃掃射され逃げ惑ったものでした。

 その後、上の情景を目の当たりにして、人々の逞しさに驚いたものでした。特に日本人は起ちあがる気概が旺盛だとのことでした。戦争はない方がよいに決まっています。戦争をしてはならない、子どもたちを戦場に送ってはならないという発想から「平和運動」が提起されたわけですが、これも考え物。平和ボケしたら国家そのものがなくなるのですから。

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戦争はあるより無きが善いことは 

          国家保持には如何ともし難し 2971

平和裡に戦争あると腰を決め 

         贅沢をせず勤勉勤労 2972

平和ボケ悲惨さ戦争負けよりか 

         自分も国家も沈みゆくなり 2973

子どもらの南洲遺訓発表に 

         激励御礼手紙電話と 2974

南洲翁遺訓の刊行経緯を 

         聞きて慶び人々声が 2975

子どもらの長き静坐は耐性を 

         培いやがて世に挑む芯 2976

たとえ身に病いありとも心まで 

         病してならぬ鮮烈な叫 2977 運命を拓く


森信三に学ぶセミナー大盛会。

2013-01-28 10:50:17 | ブログ

タイトル----森信三に学ぶセミナー大盛会。第1496号 25.01.28(月)

 昨日、「森信三に学ぶセミナー」が、かごしま県民交流センターで開催されました。予想を上回る方々がおいでくださり、迚も意義あるセミナーであったと思います。

 私ども円心会関係者も予定どおり参加してくださいました。そして『南洲翁遺訓』発表も、かねての習練を見事に表現してくださいました。3歳児・福留伊織君、5歳児・三雲悠斗君、同じく森永礼弥君を含め、参加者全員が、怖気ることもなく、寧ろ修行僧同様自らに挑戦するような心意気・気構えで発表してくださいました。

 指導者としてこれに過ぐる栄誉はありませんでした。

 続く講演は寺田一清先生のご講話でありました。森信三先生との出会いから今日までを余すところなくお話してくださいました。

 次は鍵山秀三郎先生の凡事徹底を含めた、お掃除の会のお話でした。そして辻先生のお歌も実に素晴らしいでした。今日では、そういった童謡を含めて歌が時代の急速な進展により、幾らかかげりを見せているような気がしました。

 最後は、教育界の大御所・濱里先生の「子どもと一冊の本」と題してのご講演でした。内容が充実した素晴らしいセミナーであったと総括した次第でした。

 参加者も、それこそ日本全国からおいで下さり、感激の極みでした。

 懇親会では多くの方からご挨拶と子どもたちの発表への賛辞を賜り光栄この上もなく存じた次第でした。これを機に更なる精進に努めたいと自覚した次第でした。

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森信三学ぶセミナー万全に 

          備え訓練堂々発表 2935

子どもらの南洲遺訓発表に 

          寄せる好評身が引き締まり 2936

子ら信じ教え育み世に出せば 

          人生謳歌成し遂げる筈 2937

発表に感激をした参加者が 

          如何に指導をすればあんなに 2938

子どもらの発表気概感動し 

          老いに鞭打ち頑張るなりと 2939

南洲の遺訓で精神構築し 

          子らの将来国貢献す筈 2940

5歳児の半世紀後を見てみたし 

          自分無くした人ら範をば 2941

いじめなど世相昏きに羅針盤 

          子らの発表慶を与えし  2942

難解な文言なるも百回も 

          繰り返すうち我がものとなり 2943

眼の前と半世紀先照準を 

          何処に置くかで栄誉別れる 2944

 

南洲の遺訓改竄してならぬ 

          史実解説力説す我 2945

南洲も小野寺時雄先生も 

          一世泰斗天認む筈 2946

拙きも味園話を熱弁で 

          人に語りて史実理解と 2947


セミナーが明日になりました。

2013-01-26 14:44:29 | ブログ

タイトル---セミナーが明日になりました。第1494号 25.01.26(土)

 待ちに待った「森信三先生に学ぶセミナー」が明日に迫りました。昨日は寺田先生からも電話がありました。それにしても寺田先生の人格美は当今見られない大和の美と思うことです。

 仲間の片腕の師範様は病院から激励のメールがありました。

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半次郎蛙研究全国で  

        名声在りと広辞苑記 2901

半次郎力に馬鹿が付く程と 

        これも有名広辞苑記 2902

森信三セミナー祝し荘内が 

        南洲遺訓四百贈る 2903

セミナーは指標喪失日の本に 

        覚醒せよと弟子起ち上がる 2904

政策と平和運動連関か 

        子どもら自殺我が先にと 2905

体罰は無きが善いこと理の当然 

        けれどありても何故死に急ぐ 2906

打たれても罵倒されても起ちあがれ 

        日々の努力で生きる妙味を 2907

人間は天の封書を受けて生 

        苦労の果てにその意義分かる 2908

パソコンに向かいていても寒滲みる

        パソコン睨み突きを百発 2909

昨夕はランド歩くに三十キロ 

        階段上がる命がけでの 2910

ラバウルの行軍過去にこれほどの 

        苦は無き言いつ我に檄をば 2911

甘えるな人は自ら自殺する 

        ために生まれて来るのでなきぞ 2912

厳寒の吉野で裸息吹する 

        半次郎息慈眼寺届く 2913

為すことがあれば直ちに取り掛かれ

        気をば順当(すなお)に派散するなし 2914 『努力論』

してならぬ為してならぬは直放下 

        気をば確固に散渙すなし 2915 『努力論』

為さぬなら為さねばならぬ事の方

        取り掛かり気を順当すること 2916 『努力論』

 

一事の一事全気とりかかれ

       事を為す習付ける肝要 2917 『努力論』

同時為す事がありせば事選び 

       為して死すべきゆっくり挑め 2918 『努力論』

事を為し寿命尽きたら事の半

            倒るも結構全気で死ねば 2919 『努力論』

全気では病気などはなかなかと 

      出て来ぬ気力充満なるに 2920 『努力論』

人は二気あれば即病む隋王子

      名言ありて一気では病まぬ 2921 『努力論』

散る気の習除く第二の着手処は

      趣味に随順散る気元気に 2922 『努力論』

病伏しセミナー成功慮り

      小野寺先生遺訓聞こえよと 2923 大坪

絶叫す子らの南洲遺訓声

      大坪小野寺聞こえニッコリ 2924

趣味は気を涵養せしめ生気与え

      順当発動大有力なもの 2925 『努力論』

趣味なるは何が一番これ善きか 

      学問空手勝るものなし 2926

倒れても這い上がれなお示す人

      赤子が大人教えおるなり 2927

淫事とか賭博に懲りて放縦す

      気は耗(へ)り乱る禁遏せねば 2928 『努力論』

血を以て気をば率いること勿れ 

      気を以てして血をば率いよ 2929 『努力論』

心以て神を率いること勿れ

      神以てして心を率いよ 2930 『努力論』

太閤は全気全念気の習で

      執り行いて信長に仕す 2931 『努力論』

思うべき事を思いて事に処せ 

      心治めて意固ければ成る 2932 『努力論』

 


あいうえお語録「た」。

2013-01-25 10:48:15 | ブログ

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タイトル----あいうえお語録「た」。第1493号 25.01.25(金) 

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たらちねの親のみいのちわが内に 

          生きますと思ふ畏きろかも

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 たらちねは親の枕詞。親は大宇宙生命の歴史的系列の代表者。

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★高すぎない目標をきめて必ず実行する。ここに「必ず」とは、、唯の一度も例外を作らぬ----という心構えをいうのである。

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 今朝の学問館で289回になりました。今朝は『史記』『知命と立命』を学修しました。森信三先生を学ぶセミナーが明後日に迫りました。実行委員会の先生方も準備に大わらわです。素人集団でセミナーを実施する訳ですが、真心がこもっていれば、お客様には喜んで戴けると思います。味園幼稚園も心が滾ってきています。

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朝のあと昼夜あると考える 

           これは死したる考え方ぞ 2886 知名立命50

本当の朝を待たぬは日が駄目で 

          活きた時間は朝だけなのだ 2887 知命立命50

昔から優れた人で朝起きで 

          なき人なしは偉人達見よ 2888

朝常に新鮮なりて生溢れ 

          生命みずみずしき姿なり 2889

いかにせば新鮮であり続けるか 

          真理を学び従し生活 2890

人間としての深き道学ぶこと 

          歴史伝統深き哲理を 2891

人生の朝とは青少年時代 

          いかに活かすか重要なこと 2892 知名立命51

世に処して朝に働き昼助言 

          夕には祈れギリシャ格言 2893

西洋も東洋哲学皆おなじ 

         枝葉異なる究極同じ 2894 知名立命52

尽心は研究究むあますなく 

         把握することこれが尽なり 2895

人の心研究すれば神秘なり 

         心究明解くを尽心 2896 知名立命54

心尽くしその性を知り性知れば 

         則ち天を知るということ 2897

心通じ心本質究明す 

         主体的天神それが分かる 2898

学問を追及すれば確乎たる 

         動かさらざる大原理解 2899

学問の妙味はどんなことからも 

         究め尽くして宇宙・天・神 2900 知命立命 55頁