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Casablanca85さまの日程案3(3日目)


写真は、紅葉時の修学院離宮の寿月観

依頼の概要
日程:2月の平日で3日間 初日は京都駅7:00頃、最終日は20:00
宿泊先最寄駅:烏丸御池駅
拝観希望場所:2日目の15:30~桂離宮、3日目の10:00~修学院離宮は固定。伏見稲荷大社市比賣神社六波羅蜜寺安井金比羅宮二条城仁和寺 金堂・五重塔相国寺 慈照院妙心寺 東海庵(可能であれば広隆寺西本願寺 予約拝観和久傳のくちなし

回答
地下鉄東西線で烏丸御池駅~三条京阪駅→京阪電車で三条駅~出町柳駅→叡電で出町柳駅~修学院駅→徒歩で(20分)→10:00~11:30 修学院離宮叡電で修学院駅~出町柳駅→京阪電車で出町柳駅~東福寺駅→JRで東福寺駅~京都駅→12:30頃 和久傳のくちなし→13:30 市バス9系統で京都駅前~西本願寺前→14:30~15:30 西本願寺 書院・飛雲閣予約拝観→市バス9系統で西本願寺前~京都駅前

解説
修学院離宮も修学院駅から少しややこしく距離もあるので、事前にアクセスはチェックしておきたいですし、叡電の本数が多くないので、時間に余裕をみて行った方が良いです。
なんなら9:00から曼殊院に行ってその後に行くぐらいでもいいでしょう。
修学院離宮は11:30頃まででしょうから、京都駅には12:30頃になるのではないかと思います。
和久傳のくちなしは、その時次第です。
早い日はすぐになくなりますが、残っている日は意外に残っています。
まあ冬の平日なので、到着時間は遅いですが残っているのではないかと思います。
食事終わりで13:30頃。
西本願寺の書院・飛雲閣は14:30からですので、この間に入れるのは難しいかもしれません。
行けたとしても、渉成園ぐらいでしょうか。
また西本願寺終わりで15:30。
大抵の拝観は16:00までですので、この後にどこかに行くのも難しいかもしれません。
京都駅に戻り、お土産や夕食で20:00まででしょうか。

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妙心寺9 特別拝観4 東林院2 小豆粥で新春を祝う会(太秦・花園散策14)


写真は、書院前庭の”蓬莱の庭”

玄関で3700円を納め、最初に方丈で沙羅双樹の前庭を見ながら祝菓子の御膳を頂きます。
主菓子、干菓子、昆布、干し柿、豆、くわい、みかんが入った御膳と梅干しの福茶が出てきます。

その後、方丈の奥の書院に移動します。
この途中の廊下の左手には“千両の庭”があります。
苔のきれいな中庭で、この時期は真っ赤な千両の実がたくさん成ります。

書院に入ると朱塗りのお膳が用意されています。
お膳には黒豆、昆布の揚げたもの、春菊の白和えやお漬物などがあります。
着座すると温かい小豆粥や大根の煮物が出てきます。
最初に“さばの儀式”を行います。
粥を1すくいずつ係の方の器に入れ、小動物に施すという体のものです。
施しの心を持つという趣旨です。

書院の前庭は“蓬莱の庭”で、手前と奥で趣が異なります。
庭園の手前は苔の緑で、大きな松があります。
奥は白砂で池を、石組で島を表現しており、石橋も架かっています。

また外に出る扉があり、ここに水琴窟があります。

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2013 1/20の拝観報告3(妙心寺 東林院 小豆粥で新春を祝う会)


写真は、小豆粥の御膳

東寺を車で出発し、大宮通→七条通→西大路通→丸太町通→妙心寺へ向かいます。
僕のお目当ては、1/15からの東林院での”小豆粥で新春を祝う会”ですが、「京の冬の旅」のバスツアーなどもあり、駐車場は今まで見たことがない程の混み具合でした。

11:05頃に東林院に到着しました。
確か2年程前にも来たのですが、当時は写真も撮っていなかったので、御膳や書院前庭もしっかり撮影してきました。

”小豆粥で新春を祝う会”は”東林院2”として本編には分けて明日掲載します。
写真はもちろん”書院前庭”です。

このイベントの注意点ですが、到着して最初に方丈で祝菓子の御膳がでます。
そしてその後に写真の小豆粥の御膳です。
両方完食は量が多いと思いますので、祝菓子の御膳のみかんや干し柿はお持ち帰りでいいのではないかと思います。

あと書院前庭はきれいなんですが、撮影者泣かせですね。
その意味は行けば分かると思います(笑)。

1/31までですので、10:00から東海庵、大庫裏・経蔵、その後に昼食がてら東林院の”小豆粥で新春を祝う会”がいいのではないでしょうか。

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Casablanca85さまの日程案2(2日目)


写真は、桂離宮の庭園

依頼の概要
日程:2月の平日で3日間 初日は京都駅7:00頃、最終日は20:00
宿泊先最寄駅:烏丸御池駅
拝観希望場所:2日目の15:30~桂離宮、3日目の10:00~修学院離宮は固定。伏見稲荷大社市比賣神社六波羅蜜寺安井金比羅宮二条城仁和寺 金堂・五重塔相国寺 慈照院妙心寺 東海庵(可能であれば広隆寺、西本願寺 予約拝観、和久傳のくちなし)

回答
地下鉄烏丸線で烏丸御池駅~京都駅→JRで京都駅~稲荷駅→伏見稲荷大社京阪電車で伏見稲荷駅~清水五条駅→市比賣神社→徒歩で→六波羅蜜寺徒歩で安井金毘羅宮→あとは祇園を自由に→14:00過ぎには徒歩→阪急電車で河原町駅~桂駅→徒歩で→中村軒で麦代餅(水曜定休日)→15:30~16:30 桂離宮阪急電車で桂駅~烏丸駅→地下鉄烏丸線で四条駅~烏丸御池駅

解説
朝を何時にするか、伏見稲荷大社もどこまで行くか(奥ノ院までか、それ以上登るのか)によって、その後の時間が変わりますね。
でも市比賣神社、六波羅蜜寺、安井金毘羅宮だけなら、そんなに時間はかからないでしょう。
この辺りは拝観時間と徒歩移動時間が同じぐらいかもしれません。
余裕があれば、知恩院の三門得浄明院石塀小路などもいいかもしれません。
このエリアなら、昼食には事欠かないでしょう。
ブログにあるだけでも、天周萬屋のねぎうどん松葉のにしんそばもあります。
いずれにせよ、選択肢を増やすべく、祇園散策東山中央散策を精読されるといいでしょう。

また桂駅から桂離宮までは、普通の住宅街で案内が細かくはないので、桂離宮1(アクセス)をよく読んでおかれるといいでしょう。

水曜日でなければ早めに行って、中村軒で麦代餅がおすすめです。時間的にもいい頃でしょう。

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現在99票です。
なんとか・・・後・・・1票!!!
京都検定1級合格おめでとうでも、他人の日程案作成頑張ってるなでも、理由はなんでも結構です。
”同情するなら、票をくれ!”
”同情するなら、票をくれ!”(笑)
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東寺5 特別拝観3 小子房


写真は、澄心苑(ちょうしんえん)

本坊内の左手(南側)にあります。

定期的な拝観はなく、2010年と2013年の”京の冬の旅”で特別拝観がありました。
拝観料は600円です。
後宇多上皇が修行のために造られ、焼失後昭和9年に再建されたそうです。
再建以降は皇族や高僧を迎える迎賓館の役割をしているそうです。

本坊の門前で600円を納めます。
本坊正面の参道を左に曲がると小子坊の前庭に出ます。
正面に小子房、左手に勅使門のある正面の前庭、右手前には本坊の客殿、右手奥には”澄心苑(ちょうしんえん)”があります。

まずは小子房の裏手にまわります。
庭園は7代目小川治兵衛作の”澄心苑”です。
中央に池、池の周囲は苔、松や紅枝垂桜などの植え込みがあり、背後は国宝の蓮華門です。

小子房は方丈のような6間構造で、襖絵はすべて堂本印象のものです。
まず後ろの真ん中にあたる牡丹の間です。
ここから時計まわりにまわります。
牡丹の間は、紅白の牡丹を墨で描いており、赤は墨の黒で、白は縁取りを描き襖の下地の色で表現しています。
またアリや蜂などが小さく描き込まれています。
次は瓜の間で、きゅうり、スイカ、瓜が描かれており、いたちが遊んでいます。

正面右手に来て、枇杷の間です。
枇杷にツバメが飛んでいます。
正面中央は”鷲の間”で今までとは違い雄々しい鷲が描かれています。
これは邪気を祓うためためだそうです。
正面左手は”雛鶏の間”で謁見の間です。
天井は格天井で、襖絵は鶏と雛が描かれてます。

そして左手奥が”勅使の間”です。
上段の間があり、襖絵は金張り、折上格天井と豪華絢爛でした。

最後は勅使門を背景に前庭を見ながら正面の外廊下を歩き、元に戻って終了です。
勅使門は毎年1/14の後七日御修法の結願日、11:30頃に宮内庁からの使者が灌頂院に参拝にここから出られる際だけ開門されます。
11:00頃に開けられます。




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2013 1/20の拝観報告2(東寺 小子房)


写真は、小子房前庭(正面は勅使門)

この日のメインはこの小子房です。
1/18からでしたので、先週1/14の後七御修法の時はムリでしたと(いうか後七御修法で小子房を使用するから当たり前)。

ここが10:00からです・・・が、その前に「そうだ 京都、行こう」3/3の北野天満宮のプランの電話申し込みが同日の10:00からでした。
9:55には国宝の御影堂(大師堂)の奥にあるベンチに陣取り、10:00と同時に携帯で連打します。
今までの経験上、繋がるまで平均10分弱。
最長は昨年春の龍安寺で、20分近くかかりました。

今回は30打!?ぐらいでつながり4名分確保。
しかし時間は10:04でしたので、今回は早い方でした。

刈り取りをしながら、次のタネを蒔いている状況です(笑)。

”お仕事”が終わったところで、落ち着いて小子房です。

2010年の「京の冬の旅」で来ていますが、何分当時はド素人(レアな特別拝観1号が図らずもここだったのです)。
今回は見る方の目も肥えています(笑)。

詳細は、かなりパワーアップした本編を明日改訂掲載します。

ここにも小川治兵衛氏の庭園(澄心苑)があるのですが、庭園派として言わせてもらいます。
なんだかね・・・”そこに納めた感”がありました。
無難なんですね。
持ち主の意向もあると思うのですが、あまり自由に造れなかったのではないかなと思いました。
もう少し”遊び心”のある庭園が僕は好きです。
まあ国宝の蓮華門込みの庭園ですから、贅沢ではありますが・・・。

まあこれは中途半端な庭園マニアの私見ですので、聞き流してください。

総じてめったに見られないところですし、堂本印象の襖絵も見事ですので、是非行ってみてください。

澄心苑を見て”そこに納めた感”が感じられた方は、御一報を!!!

「京都のおすすめ」内、庭園鑑賞部に配属します(笑)。
仏像鑑賞部、書画観賞部は僕の統括外ですので、WAN師匠か京極堂部長にご相談ください(笑)。

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Casablanca85さまの日程案1(初日)


写真は、二条城 二の丸御殿の玄関

依頼の概要
日程:2月の平日で3日間 初日は京都駅7:00頃、最終日は20:00
宿泊先最寄駅:烏丸御池駅
拝観希望場所:2日目の15:30~桂離宮、3日目の10:00~修学院離宮は固定。伏見稲荷大社、市比賣神社、六波羅蜜寺、安井金比羅宮、二条城仁和寺 金堂・五重塔相国寺 慈照院妙心寺 東海庵(可能であれば広隆寺、西本願寺 予約拝観、和久傳のくちなし)

回答
7:00京都駅→地下鉄烏丸線で京都駅~烏丸御池駅→ホテルに荷物を預ける→朝食が未だならイノダコーヒー本店六角堂地下鉄烏丸線で烏丸御池~今出川駅(京都御所が未だなら9:00~10:00に入れる手もあり)→徒歩で(今出川御門→相国寺境内を突き抜け→突き当りを左折ルートがおすすめ)→10:00 相国寺 慈照院地下鉄烏丸線で鞍馬口駅(最後尾車両に乗る)~烏丸御池駅 東西線に乗り換え~二条城前駅→二条城東西線で二条城前駅~二条駅→tawawaで昼食や天下一品、モスなどもあり→JRで二条駅~花園駅→妙心寺 東海庵→市バス10系統で妙心寺北門前~御室仁和寺(徒歩でも可能)→仁和寺 金堂五重塔嵐電で御室仁和寺駅~帷子ノ辻駅~太秦広隆寺駅→広隆寺嵐電で太秦広隆寺駅~嵐電天神川駅→地下鉄東西線で太秦天神川駅~烏丸御池駅。

解説
まずは到着から10:00の相国寺までをどうするかですね。
寺町まで行けばスマート珈琲もありますが、ここは8:00から。しかしここまでくれば本能寺にも行けますね。

昼食は二条駅周辺がいいでしょう。お店が多いです。
ただしtawawaはおいしいしお得ですが、1人で行くのが平気な人でないと1人では入りにくいでしょう。

そして仁和寺終わりで何時かですね(僕の予想では14:30)。
まだ時間がありそうなら、嵐電で蚕ノ社、鹿王院車折神社まで足を延ばしてもいいかもしれません。

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現在89票です。
なんとか今月も100票に達したいなと願っております!
京都検定1級合格おめでとうでも、他人の日程案作成頑張ってるなでも、理由はなんでも結構です。
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ウェスティン都ホテルの庭園1 佳水園(南禅寺別荘群散策21)


写真は、佳水園(白楊作)

ウェスティン都ホテルの中にある庭園です。

場所は仁王門通が三条通に合流する地下鉄蹴上駅付近です。
ウェスティン都ホテルのロビーの左手にフロントがあるので、「庭園を拝見してもいいですか?」と声をかけた方がいいでしょう。
ロビーの右手奥にエレベーターがあるので、それで7階に行きます。
エレベーターを降りて左手方向に進むと、佳水園の案内表示があるので、その通りに進みます。

ガラス戸から屋外にでます。
まず正面に「佳水園→」のような案内があります。
この案内板の近くに“見落とすぐらいの細い登り階段”があります。
これは後程再登場します。

さて右方向に進んだ右手に数寄屋風の門が見えます。
ここが佳水園です。
この門は通常は門の内側に作る“控え柱”が敢えて表側にあるのが特異なのだそうです。
中に入ると右手には大きな岩から水が流れ落ち、岩を周遊する川に合流していきます。
岩には小さな松が所々に生えています。
これは7代目小川治兵衛の長男、白楊作の庭園です。
そして正面から左手には、白砂に中央に丸い芝生を配してある庭園と数寄屋造りの建物があります。これは村野藤吾の作です。
この建物の中にも入れはしますが、宿泊施設の一部ですので、あまり深入りしない方がいいでしょう。

この佳水園の門のさらに先には野鳥観察の散策路がありますが、かなり長いループです。

そして前述の案内板の近くにあった“見落とすぐらいの細い登り階段”に戻ります。

表門を入ってお庭がある左手に佳水園のロビーがあり、2021/2/12の「関西建築遺産を訪ねる」の講座で中に入りました。
リノベーションされている部分も多いようですが、障子の桟が斜めかつ不均一の感覚になっているところや、ロビーにある棚の壁側が接着しておらず空間を開けてることころが村野藤吾らしさだそうです。
またロビーには川端康成の書も掛かっていました。




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2012 第9回京都検定1級の結果


写真は、試験結果と合格証

昨年12/9に受験した京都検定1級の結果が、本日帰ってきました。
自己採点の通り、合格でした!

京都検定・・・当初は興味なんかなかったのですが、これを受けるきっかけは職場での女子職員の一言でした。
僕が京都ブログをしているのを知っていたその女子職員は、第7回の京都検定の新聞記事を見て、
「amaさんも、受験してみたらどうですか」と言ってきました。
「そんな試験には興味ないよ」と僕が言いました。
僕の性格上、ヤルと決めたら徹底的にやることになるので、それを恐れた僕自身が回避していたのだと思います。

しかしその女子職員はさらに、
「そんなこと言って、落ちるのコワイんじゃないですか(笑)」
と茶化してきたのです。
・・・その場は「そんなことはないよ・・・」とか言いましたが・・・
内心は
「ようし!そういうなら”完膚なきまで”に叩きのめしてやる!!!」
と”昔取った杵柄”で、僕の受験闘争本能に火が付いたのです(笑)。

また一方、ブログの掲載では”読みやすさ優先”のため、由緒などは一切カットしています。
それを「この人由緒とか知らないんじゃないの?」と思われるのもイヤだったんですが、言い訳してもしょうがないので、
最もvisibleに「知っていることを証明しよう」と、これを機会に思った次第です。

すぐに本屋に行ってテキストと問題集をザッと見ました。
いくら頭に血が上ったとはいえ(笑)、猪突猛進するほどバカではないです。
戦う前にまずは冷静に敵情査察をして、戦略を練ります。

そこで初めて3級と2級は同時受験が可能で、1級は2級に合格しないと受験できないことを知りました。
そうか、最短でも2か年計画か・・・。
そして目を留めたのが下のデータです。
これは各回の1級の合格率です(第1回は1級はなし)。
第2回___4.5%____36/803
第3回_13.6%___91/670
第4回___8.1%___91/1125
第5回__16.6%__157/945
第6回___5.2%____48/931
第7回__17.9%__159/887

どうみても
奇数回:易化
偶数回:難化
です。

僕が3級と2級を受けるのが第8回・・・1級は難化・・・
ということは、第9回は易化のハズ!
第8回の2級は必勝を期しました。

そして実際の1級の結果も、
第8回___5.5%___51/935
でした。
その上での第9回ですから、僕としては乾坤一擲の勝負でした。

そして今回も蓋を開けると、
第9回___15.2%__139/913
でしたので、ほぼ計算通りだったと言っていいでしょう。

最終的な戦績ですが、
第8回_3級:99/100__得点率99%
第8回_2級:93/100__得点率93%
第9回_1級:135/150_得点率90%
と、個人的にはオール1発、オール90点以上合格なので、”完膚なきまで”に叩きのめせた方なのではないかと思っています(笑)。
ちなみに今回の点数なら楽勝のように見えるかもしれませんが、受験までに3回ぐらいは「今回はダメかも」と思いました。

それと受験する前に1つ誓ったことがありました。
それは
「試験前であってもブログ更新は最優先する」
ことでした。
試験勉強のためにブログ更新が1日1回になる、ましてや滞るなんてことは本末転倒。
僕にとっては、飽くまで”ブログ更新>京都検定”でした。

まあそんなハンデマッチでもあったので、これぐらいの成績で許してください(笑)。
取りあえずホッとしました。
そして、京都検定は”2度と受けません”(笑)。

追伸
ご希望があれば2月の16:00更新で、amadeusの「京都検定1級の勉強法」を掲載します。

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南禅寺参道 菊水(旧寺村助右衛門邸)(南禅寺別荘群散策23)


写真は、枝垂れ桜の咲く庭園

京料理、旅館のお店です。
ここは呉服商、寺村助右衛門の旧邸で、元々は南禅寺別荘群の1つでした。

場所は南禅寺前の交差点を参道へと進み、右手の八千代を通過します。
すると右手に小さな登り坂があり、菊水の案内が出ています。
ここを少し登って右折します。
左手の大きな對龍山荘を過ぎてすぐ右手に菊水の玄関があります。

まず玄関に入ると右手奥の大広間に案内されます。
店内は土足対応になっています。
また玄関左手には待合室があります。
網代天井に付書院のような棚がある床の間。
庭側には縁のスペースもあります。

お昼の食事は、3500円の湯豆腐膳の他に、6037円の”京の味”、8000円から会席料理もあるようです。
湯豆腐も多すぎず、少なすぎず、その他はさしみ、野菜のてんぷら、いちじくを煮てゆず味噌をかけたもの、栗ごはんでした。
料も適量でしたし、おいしかったです。
何より1人で個室もゆっくりできます。

食事後はもちろん庭園へ。
庭園は無鄰菴の1/5ぐらいの大きさで、7代目小川治兵衛の作庭です。

母屋から出てくると、手前は芝生です。
その奥、横に川が右から左へ流れます。
正面に石橋がかかり、奥へと散策路が続きます。
この石橋の右手が池を成し、お茶室(唯庵、閑柳亭)が池のほとりに浮かびます。
石橋の左手には大きな松が覆いかぶさります。

庭園の右手から反時計回りに散策路を進むと、右手奥に離れがあります。
この離れの前に、円山公園のものと兄弟といわれる枝垂桜があります。
この桜は岡崎周辺のソメイヨシノよりも”遅咲き”で、紅枝垂れ桜とほぼ同時期に満開になるようです。

散策路は左へ続き、少し登りながら進むと小滝があり、その奥に離れがあります。
離れを過ぎた先に大きな大きな灯籠があります。これは慶長年間(桃山時代)のものだそうです。
これでほぼ庭園を1周です。
庭園左手奥の唯庵は網代天井の廊下の正面奥が水屋。
入って右手に6畳間、その奥に連続して3畳台目の茶室があります。




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2013 1/20の拝観報告1(東寺 五重塔初層内部)


写真は、初層公開中の五重塔

この日は拝観日です。
朝9:00に車で出発し、東寺へ。
なんかこの光景を見たような、デジャブー!?・・・いや1週間前にも来ていましたね(笑)。
全く同じ”最短ルート”で到着です。

久しぶりの五重塔初層内部です。
多分2年ぶりぐらいです。

以前はよく分からずに見ていましたが(別にそれでもいいんでしょうけれど)、醍醐寺や仁和寺の五重塔内部を注意して見た後ですので一層興味深かったです。

本編に少し追加記載をしています。

1週間前にも東寺に来た際に五重塔初層公開はしていましたが、先週は午後からの拝観開始で予定が一杯だったのでスルーしました。

それにこの日東寺に来たのも、お分かりの方もおられると思いますが、ここがメインじゃありません。
メインは10:00から、五重塔は9:00から。
それなら折角なので「その前に見ておこうか」ぐらいのノリです(笑)。

しかし説明の方が「五重塔内部は通常、お正月しか公開されていないんですよ!」と。
・・・実質、そんなことはないな・・・とは思いましたが、僕もオトナなので見逃しました(笑)。


どうでもいいことですが・・・
今日、久々にこのブログの索引を眺めてみました。
いろいろな思い出も蘇ります。
しかし自分で言うのもなんですが、”スゴイ”ですね。
客観的にみると「コイツのイッテるな」と思います(笑)。

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2013 1/13の家族のお出かけで・・・(長建寺 酒蔵開き)


写真は、長建寺の本堂

前日のAMが拝観日で本日は家族の日。

1/12の夜に妻が「○くん(長男)の用事で伏見の大手筋商店街?の方に行かなあかんから、明日行く?」と・・・。
1/13といえば酒蔵開きの日!
それに長建寺の宇賀神将公開にも行く目途がなかったので”ラッキー!!!”と思いつつも「ほな、そうしようか」なんて答えておきました。

そして当日。
お昼前に家族4人で車で出発です。
堀川通→油ノ小路通→大手筋→中書島駅の高架下手前のコインパーキングに駐車しました。
そして最も近い細道に入り、さりげに東へ誘導します。
すると川に突き当ったところに紅殻のお寺が見えてきます。
これが長建寺!
伏見七福神や宇賀神将公開で人の出入りがあったので、「こんなところにお寺があるな。お参りしとこうか」なんて言って、僕の策略は成功しました(笑)。

そこで僕だけ本堂にお参りし、そしてなんと”由緒書き”をgetしました!
ちゃんとクリアファイルは持参していました(完全に計画的犯行です(笑))。

その後、酒蔵開きへ。
我が家は2人とも下戸ですが、粕汁やキザクラカッパカントリーで酒まんじゅうを食べたりしました。
すると妻が、「みんな新酒の試飲をしてはるんやけど。そんなにおいしいんかな」というので、
「疑問なら試すしかないよ」と僕が言ったら、
珍しく妻がお酒を飲みました(多分日本酒は初めて見た)。
「これは飲める。やっぱり新酒は違うのかな」なんてご満悦でした。

その後、軽めの昼食。

そして長男の用事の後にもう1度酒蔵開きに行って帰りました。

拝観日でもないのに長建寺の宇賀神将公開に行けた上に由緒書きも貰い、妻もご機嫌、長男の用事も完了。

一石”三”鳥のような1日でした。

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2013 1/14の拝観報告4 最終(二条陣屋)


写真は、大広間の庭園。

宝鏡寺から一旦帰宅し、自宅から歩いて向かったのが、15:00に予約した二条陣屋です。

ここは平成21年5月から改修をしておられ、今月からやっと参観が再開になりました。

初めてここを参観したいと思ったのが平成21年の6月・・・この1か月遅れが3年以上の遅れになりました。

ここの詳細も明日と明後日の2回で述べますので感想だけ。

内部はほぼ迷路です。
間取りが非常に分かりにくいです。
意図的ですが、やたらと廊下が多かったり、無数に部屋が連なっていたり・・・。

そしていろいろな細工があり、本当に面白かったです。

本編には字数の都合書けなかったですが、2階の水屋の”隠し扉”は見事な発想です。

要するにスライド式の扉の空間があるとします。
その空間は長方形ではなく、実はスライドしていく扉の手前側にも空間があるのです(空間がL字型なのです)。
ですから何も知らない人が扉をスライドさせて覗く程に、その空間は消えていくのです。
中に完全に入って扉を閉めない限り、見つからない寸法です。

造りは簡単ですが、これはなかなか見つけられないでしょう。

まあ興味がある方はぜひ1度行ってみてください。

おすすめです。


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方広寺(東山南部散策54 最終)

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写真は、方広寺の鐘

大阪の冬の陣、夏の陣を御存じの方はピンとくると思いますが、徳川方が豊臣方に因縁をつけた“鐘”がありました。
それがこの方広寺の鐘で、「国家安康」「君臣豊楽」の銘です。
またかつては京都にも大仏があり、それが方広寺の大仏だったのです。
1798年の落雷で焼失してしまいました。

周辺は柵で覆われていますが、声を掛ければ100円で中に入れてもらえます。
でも中に入っても1~1.5mぐらいしか変わらないので、外からでも十分です。

例の銘は「国家安康」「君臣豊楽」のところは“白字”で囲ってあるので、すぐにわかります。

この鐘楼の前に本堂があり、寺務所のインターホンを押して拝観料300円を納めると本堂内の拝観が出来ます。

まずは寺務所脇から上がり、右手の大黒天堂に案内されます。
最澄自刻といわれる小さな大黒天が持仏で、前の大きな大黒天は御前立です。
左手のお厨子には如意輪観音像が、右手には不動明王像がお祀りされていました。

次に寺務所左手の本堂に入ります。
本堂は3間からなります。
まずは手前の間に大仏の眉間に入っていた”眉間籠り仏”がお祀りされています。
そして中央に本尊の盧舎那仏坐像があります。
これは高さ19mあった元来の大仏の1/10スケールで江戸時代に作成されたものです。

また2014年9/13~9/28には太閤まつりに合わせて、吉川霊華の神龍図が公開されました。
約4.5m四方もある大きな龍図で、元々は大黒天堂の天井にあったものを、傷まないように軸装されたそうです。
他にも稚児文殊菩薩なども展示されていました。

最奥の間には、秀頼が再建した際の金銅大仏の一部や、秀吉と秀頼の掛け軸などがありました。

O地点に戻り右折し、約200mで川端七条の交差点につきます。
左手前の角のマクドナルドが目印です。

京阪電車の七条駅の出入口があるので、ここから京阪電車で移動できます。
南に行けば、東福寺、伏見稲荷、宇治へ。
北へ行けば、祇園、三条、平安神宮や出町柳に行けます。



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2013 1/14の拝観報告3(宝鏡寺)


写真は、玄関の前庭

方広寺を後にして、正面通を西へ。
そして正面通が細くなる手前で北へ右折し五条通へ抜けます。
タクシーがよく使う道です。
それもこれも大和大路通は方広寺の北側の一区間だけ南行きの一方通行なんですね。

そして五条通→堀川通→寺ノ内通で、1/12にスルーした宝鏡寺です。

当初は拝観計画になかったのですが、この春以降”書院が無期限非公開”になるとのことでやってきました。

ここももう5回目ですので、特にどうこうはないのですが、今まで拝観できたものが出来なくなっていくのはなんだか寂しいですね。

まだ見られていない方は是非いらしてください。
ただしここはお寺側からの写真NGですので、どこが主催の特別拝観であれ写真撮影はNGです。

本編は・宝鏡寺です。

このエリアには妙顕寺、妙覚寺、妙蓮寺、本法寺などの日蓮宗寺院が多く、地味ですが玄人好みするお寺がたくさんあります。

そしてこの後、本日のメインイベントに向かいました。

それは明日に。

アンケートを実施中しています。
左サイドバーにあります。
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