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車折神社(嵐山・嵯峨野散策41)


写真は、右が芸能神社、左奥が本殿

嵐電の鹿王院駅の1つ京都市中心部側に車折神社(くるまざきじんじゃ)駅があります。
下りた正面が、車折神社です。
しかしこちらは裏門で、反対の三条通側が正面です。
三条通から来るバスを下車すると正面側から入ることになります。
丸太町通からのバスでは前を通過しませんのでご注意。

石畳を入っていくと多くの御社があり、“地主神社”、“清めの社”がまずあります。
このあたりは木々が鬱蒼としており、雰囲気があります。
その他にもたくさんの境内末社があるようです。

やがて左手に社務所、右手に本殿が見えてきます。
祭神は平安時代後期の儒学者、清原頼業(よりなり)です。
気づきにくいですが、本殿の裏側には八百万(やおよろず)神社もあります。
その先の参道の角に渓仙桜という早咲きの桜があります。

さらに直進すると“芸能神社”があります。
芸の神様のため、名だたる芸能人の名前が書かれた朱塗りの玉垣が数えられないぐらいあります。

芸能神社を越えると、正面の三条通側に出ます。
最近のパワースポットブームで、さらに有名になったようですね。

富岡鉄斎の社宝
明治21年から明治26年まで、富岡鉄斎がこちらの宮司をしていました。
その関連でこちらには鉄斎の画を多数所持されています。
2021/10/9、そうだ 京都、行こうの「車折神社で学ぶ画聖 富岡鉄斎」で、こちらで保有されている画を拝見出来ました。

社務所右手の玄関から入り、右手の階段で2階へ。
2階の大広間で1時間鉄斎の生涯や作風について分かりやすくレクチャーを受けた後、画を公開して下さいました。
至近距離で見せて頂けたのは、
・不尽山頂上図:富士山登頂印を頂いた紙に富士山火口を描いた水墨山水 。
・望嶽図:伊豆の山から富士山を描いた遠景の水墨山水 。
・南山瑞景図:中国の風景を描いた青緑山水。
・追儺図
・大国主大神図:紺地に金泥で描いた大国主神。
・魁星図 
でした。

以上で「嵐山・嵯峨野散策」は全編終了です。

嵐山、嵯峨野観光の際の参考になればと思います。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
車折の桜 ( 嵯峨の人)
2016-03-27 09:33:49
溪仙桜が満開でした。8時前に行くと、境内に誰も居なかったので、独占で写真撮れました。

実家に行ってから、帰り、8時30分頃通りましたが、10名程度が写真撮られてました。

なお、南門近くのソメイヨシノは満開と言うより、盛りは過ぎてました。
 
 
 
ありがとうございます。 (An.)
2016-03-29 06:53:26
今年は、かなり早いですね。

今週末、上洛予定ですが、ひと雨くれば難しい状況ですね。

早速の桜開花情報、嬉しかったです。
嵐電沿線、嵐山方面を考えていましたので、上洛の参考にさせて頂きます。
 
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