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2013 2月の特別拝観


写真は、五重塔初層が開扉中の仁和寺の中門。

1月に続き、2月の特別拝観もほとんどが「京の冬の旅」です。
あとは今年は2/3が日曜日ですので、各神社仏閣の節分会は参加しやすいですね。

また漏れがあれば御指摘ください。

特別拝観にも様々なパターンがあります。

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

洛中
予約 京都御所 5月参観の申し込み 2/1~
予約 仙洞御所 5月参観の申し込み 2/1~
C-2 北野天満宮 梅苑・御土居 2月下旬~
E-3 相国寺 慈照院 1/10~3/18
E-3 三時知恩寺 1/10~3/18
C-3 宝鏡寺 1/10~2/28

洛東
B-2 吉田神社 大元宮 2/1~2/4
D-3 聖護院門跡 1/10~3/18(2/2~2/3は節分会)
D-2 金戒光明寺 1/10~3/18
C-3 霊鑑寺 1/10~3/18
C-2 得浄明院 1/10~3/18
B-2 知恩院 三門 1/10~3/18
E-3 浄土宗総本山「知恩院」と「徳川家」の繋がりをひも解く! 要予約 2/9、2/10、2/23、2/24 (大方丈・小方丈も含まれる予定)

洛北
予約 修学院離宮 5月参観の申し込み 2/1~

洛西
予約 桂離宮 5月参観の申し込み 2/1~
D-2 金閣寺 不動堂開扉法要 2/3
E-3 仁和寺 金堂 五重塔 1/10~3/18
E-3 妙心寺 大庫裏・経蔵 1/10~3/18
E-3 妙心寺 東海庵 1/10~3/18
E-2 退蔵院・壽聖院 襖絵制作アトリエ見学ツアー 参観:2/16 15:00から 1人3000円、先着25名。要予約1/16 11:00~

洛南
B-3 東寺 五重塔初層内部  1/10~3/18
E-3 東寺 小子房 1/16~3/18
伏見 酒蔵開き 2/10(日)

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長講堂、廣誠院、安楽寿院の由緒書き(くろさまへ)


写真は、長講堂、廣誠院、安楽寿院の由緒書き

昨日のコメント欄で”くろ”さまから、上記3つの由緒書きを持っていますかという質問がありました。

帰宅後に”例のファイル”を見たところ、3つともありました。

くろさまは昨年秋の非公開文化財特別公開で上記3つを拝観されましたが、由緒書きが貰えなったようですね。
それらについて考え得る原因を述べます。

・長講堂の由緒書き
これはお寺側が用意したものではないです。
実際にお寺に直接予約して本堂を拝観させて頂いた時には「由緒書きはない」といわれました。
これは2012年「京の冬の旅」での公開の際に頂いたものなので、主催者団体である京都市観光協会の作成です。

・廣誠院の由緒書き
これも上記と同様で、お寺側が用意したものではないです。
昨年以前の廣誠院は、京都市文化観光資源保護財団によって秋に公開されていました。
これはその京都市文化観光資源保護財団が作成し、2011年以前の拝観で頂いたものです。

・安楽寿院の由緒書き
これはお寺が用意したもので、予約拝観した時、春と秋に独自で寺宝公開をされた際にも頂きました。

要するにポイントは、
古文化保存協会での非公開文化財特別公開では、特別に由緒書きを用意しないことが多い
のです。

考えられる理由は、
・他の主催者団体と違い古文化保存協会はしっかり広報しておりかつオンシーズンの公開なので、拝観者数が多くコストがかかるから
・さらに由緒書きをわざわざ用意しても、どれだけの人が大事にしてくれるのか疑問だから
でしょう。

前回の秋の公開でも、上記の理由などで一律になしにしたと考えられます。
またその代わりとして案内の冊子を有料で販売しているのでしょう。
しかし”由緒書きコレクター”としては、個々に欲しいところではあります。
くろさまへ。確認したところいずれも複数枚所持しています。アマデウス会に入会して頂ければ連絡が取れるので差し上げますよ。
飽くまで”僕のルール”では、
自分で拝観していないところの由緒書きを貰い、コレクションに入れるのは「アウト」
ですが、
自分で拝観した場所だが、何らかの理由で由緒書きが手に入らなかったのを他者から貰うのは「セーフ」
です(笑)。

また余談ですが、古文化保存協会での非公開文化財特別公開のもう1つの特徴として、
庭園などの撮影もお寺側がOKでも、協会側の方針としてほぼ一律に禁止のことが多い
です。
恐らく撮影にまつわるトラブルをすべて回避したいからでしょう。

ですから同じ寺院の特別拝観でも、
古文化保存協会での非公開文化財特別公開では撮影禁止だった
のが
京の冬(夏)の旅では撮影OKだった
なんてことはよくあります。

もし今後
・由緒書きが欲しい
・庭園などを撮影したい
ならば、古文化保存協会以外での拝観の機会を逃さない
ことだと思います。

もちろん古文化保存協会でしか公開していないところも多々ありますので、そういうところは無理ですが。

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都をどり2 お茶席 (祇園散策30)


写真は、お茶席

八坂倶楽部を奥にどんどん進みます。
するとお茶席の広い待合があります。

待合の外には見事な池泉回遊式庭園もあります。
中央に池があり、正面奥の滝から水が流れ込みます。
手前は芝生で、左手奥には苔に囲まれた散策路があります。
庭園の真ん中には大きな鞍馬石の石橋が架かっています。

それらを観賞しながら10分ほど待ちます。
開演1時間前からお茶席が始まります。
開演15分前には締め切りになるので、遅くともそれまでには行く必要があります。
その日の担当の舞妓さんが正面におられ、お点前を披露されます。
もちろん撮影会のようになります。
その前に横長の机と椅子が並んでいるので、1席を確保します。
すぐさま“とらや”のお饅頭が出てきて、お抹茶も出てきます。
お饅頭のお皿はお土産です。
1回で全員が入れないので、3回ぐらいしているようです。
つまりお茶席1回は約10分程度。
すごい早さで入れ替えますが、大抵のお客さんは織り込み済みのようでした。

またここに至る廊下の途中に八坂倶楽部の2階へ上がれる階段があります。
お茶席の後でも戻って上がれます。
2階はワンフロア仕切りのない舞台座敷で、奥には大きな舞台があります。

お茶席の部屋を奥に進み別館から一旦庭に出て、左手の本館に入り指定の席に座って開演を待ちます。




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