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2013 冬 宝鏡寺 特別拝観の案内(京の冬の旅8)


写真は、人形塚

拝観期間:2013年1/10~2/28まで。その後引き続き例年の春の特別公開が3/1~4/3まで継続。
拝観時間:10:00~16:00
拝観料:600円

アクセス
市バスの9系統12系統、67系統にて、堀川寺ノ内で下車します。
堀川寺ノ内の交差点に、表千家会館があるので、その角のある寺ノ内通に入ります。
寺ノ内通を入ってすぐの左手に、宝鏡寺があります。

見所
本堂:伝狩野探幽筆「秋草図」、河股幸和筆「葡萄と鹿」、雛人形、本堂前庭など
鶴亀の庭
書院:円山円震筆「四季耕作図」、伝円山円震筆”小犬の杉戸絵”
孝明天皇遺愛の御所人形、孝明さんなど

公開の頻度:C-3
例年春と秋に、特別公開があります。
実は秋の本堂前庭の紅葉は、すごくきれいです。
今までは特別公開の頻度的にはレアとは言い難かったですが、
さらにHPによると平成25年秋以降、書院は無期限非公開になるそうです。
まだの方は必見です!

拝観の詳細は、
・宝鏡寺
です。

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妙心寺16 特別拝観11 壽聖院(太秦・花園散策21)


写真は、方丈前庭。

壽聖院(じゅしょういん)というのは、かの石田三成の父、正継の戒名です。

2012年の「襖絵見学ツアー」の際に内部に入りました。
このツアーは少なくとも2013年の3月まであり、さらに2013年3/30~4/21までは、この壽聖院と退蔵院がセット公開の昼食会や夕食会が事前予約制であります。
また2022/12/24~2023/1/9まで、「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」退蔵院・壽聖院 特別公開 で、引き続き2023/1/7~3/19まで京の冬の旅で内部が公開されました。

表門を入って前庭を進んだ左手奥に庫裡、右手前に方丈への門があります。
庫裏の左手前に小さいですが墓地があります。
この一角に石田三成を始め、石田一族の墓所があります。

関ヶ原の合戦までは寺領は広大で、妙心寺北門が壽聖院の門だったそうです。
しかし関ヶ原で敗戦して以降、寺領が1/4になったそうです。

方丈の門を入ると右手前方に方丈があり、その前に前庭があります。
前庭は狩野永徳の作庭と云われており、中央に瓢箪池があります。

方丈に入ります。これは以前の書院だったそうです。
方丈は6間構造。
前庭に面した3間の礼の間、室中の間と檀那の間の襖絵は村林由貴氏の「稲穂に雀図」。
京の冬の旅の際には室中に石田家の位牌、檀那の間と衣鉢の間に寺宝が展示されていました。
石田正継像、石田三成像、宗享禅師頂相(三成の長男 重家)、石田三成書状、藪内匠頭(やぶたくみのかみ)像、細川忠興判物です。

右手から裏手に回ります。

裏手には書院の前庭があり、方丈の左手後方に書院があります。
前庭には三成斬首前の逸話から、柿の木が植えられています。
書院には9畳間と8畳間があり、平安の間と云われています。
こちらの襖絵は「夏秋豊楽図」です。

平安の間の裏手には7畳と7畳半の天外の間があります。
こちらには奥の7畳半の襖絵は「風浪双鯉図」と「春爛漫図」、手前の7畳間は「松に雪図」と「南天と南瓜図」でした。

庫裏を通って、方丈の礼の間の方から玄関に戻ってきて終了です。




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