goo

2013 1/20の拝観報告3(妙心寺 東林院 小豆粥で新春を祝う会)


写真は、小豆粥の御膳

東寺を車で出発し、大宮通→七条通→西大路通→丸太町通→妙心寺へ向かいます。
僕のお目当ては、1/15からの東林院での”小豆粥で新春を祝う会”ですが、「京の冬の旅」のバスツアーなどもあり、駐車場は今まで見たことがない程の混み具合でした。

11:05頃に東林院に到着しました。
確か2年程前にも来たのですが、当時は写真も撮っていなかったので、御膳や書院前庭もしっかり撮影してきました。

”小豆粥で新春を祝う会”は”東林院2”として本編には分けて明日掲載します。
写真はもちろん”書院前庭”です。

このイベントの注意点ですが、到着して最初に方丈で祝菓子の御膳がでます。
そしてその後に写真の小豆粥の御膳です。
両方完食は量が多いと思いますので、祝菓子の御膳のみかんや干し柿はお持ち帰りでいいのではないかと思います。

あと書院前庭はきれいなんですが、撮影者泣かせですね。
その意味は行けば分かると思います(笑)。

1/31までですので、10:00から東海庵、大庫裏・経蔵、その後に昼食がてら東林院の”小豆粥で新春を祝う会”がいいのではないでしょうか。

アンケートを実施中しています。
左サイドバーにあります。
携帯の方はココ


「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 2 ) | Trackback ( )

Casablanca85さまの日程案2(2日目)


写真は、桂離宮の庭園

依頼の概要
日程:2月の平日で3日間 初日は京都駅7:00頃、最終日は20:00
宿泊先最寄駅:烏丸御池駅
拝観希望場所:2日目の15:30~桂離宮、3日目の10:00~修学院離宮は固定。伏見稲荷大社市比賣神社六波羅蜜寺安井金比羅宮二条城仁和寺 金堂・五重塔相国寺 慈照院妙心寺 東海庵(可能であれば広隆寺、西本願寺 予約拝観、和久傳のくちなし)

回答
地下鉄烏丸線で烏丸御池駅~京都駅→JRで京都駅~稲荷駅→伏見稲荷大社京阪電車で伏見稲荷駅~清水五条駅→市比賣神社→徒歩で→六波羅蜜寺徒歩で安井金毘羅宮→あとは祇園を自由に→14:00過ぎには徒歩→阪急電車で河原町駅~桂駅→徒歩で→中村軒で麦代餅(水曜定休日)→15:30~16:30 桂離宮阪急電車で桂駅~烏丸駅→地下鉄烏丸線で四条駅~烏丸御池駅

解説
朝を何時にするか、伏見稲荷大社もどこまで行くか(奥ノ院までか、それ以上登るのか)によって、その後の時間が変わりますね。
でも市比賣神社、六波羅蜜寺、安井金毘羅宮だけなら、そんなに時間はかからないでしょう。
この辺りは拝観時間と徒歩移動時間が同じぐらいかもしれません。
余裕があれば、知恩院の三門得浄明院石塀小路などもいいかもしれません。
このエリアなら、昼食には事欠かないでしょう。
ブログにあるだけでも、天周萬屋のねぎうどん松葉のにしんそばもあります。
いずれにせよ、選択肢を増やすべく、祇園散策東山中央散策を精読されるといいでしょう。

また桂駅から桂離宮までは、普通の住宅街で案内が細かくはないので、桂離宮1(アクセス)をよく読んでおかれるといいでしょう。

水曜日でなければ早めに行って、中村軒で麦代餅がおすすめです。時間的にもいい頃でしょう。

アンケートを実施中しています。
左サイドバーにあります。
現在99票です。
なんとか・・・後・・・1票!!!
京都検定1級合格おめでとうでも、他人の日程案作成頑張ってるなでも、理由はなんでも結構です。
”同情するなら、票をくれ!”
”同情するなら、票をくれ!”(笑)
携帯の方はココ


「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

東寺5 特別拝観3 小子房


写真は、澄心苑(ちょうしんえん)

本坊内の左手(南側)にあります。

定期的な拝観はなく、2010年と2013年の”京の冬の旅”で特別拝観がありました。
拝観料は600円です。
後宇多上皇が修行のために造られ、焼失後昭和9年に再建されたそうです。
再建以降は皇族や高僧を迎える迎賓館の役割をしているそうです。

本坊の門前で600円を納めます。
本坊正面の参道を左に曲がると小子坊の前庭に出ます。
正面に小子房、左手に勅使門のある正面の前庭、右手前には本坊の客殿、右手奥には”澄心苑(ちょうしんえん)”があります。

まずは小子房の裏手にまわります。
庭園は7代目小川治兵衛作の”澄心苑”です。
中央に池、池の周囲は苔、松や紅枝垂桜などの植え込みがあり、背後は国宝の蓮華門です。

小子房は方丈のような6間構造で、襖絵はすべて堂本印象のものです。
まず後ろの真ん中にあたる牡丹の間です。
ここから時計まわりにまわります。
牡丹の間は、紅白の牡丹を墨で描いており、赤は墨の黒で、白は縁取りを描き襖の下地の色で表現しています。
またアリや蜂などが小さく描き込まれています。
次は瓜の間で、きゅうり、スイカ、瓜が描かれており、いたちが遊んでいます。

正面右手に来て、枇杷の間です。
枇杷にツバメが飛んでいます。
正面中央は”鷲の間”で今までとは違い雄々しい鷲が描かれています。
これは邪気を祓うためためだそうです。
正面左手は”雛鶏の間”で謁見の間です。
天井は格天井で、襖絵は鶏と雛が描かれてます。

そして左手奥が”勅使の間”です。
上段の間があり、襖絵は金張り、折上格天井と豪華絢爛でした。

最後は勅使門を背景に前庭を見ながら正面の外廊下を歩き、元に戻って終了です。
勅使門は毎年1/14の後七日御修法の結願日、11:30頃に宮内庁からの使者が灌頂院に参拝にここから出られる際だけ開門されます。
11:00頃に開けられます。




コメント ( 20 ) | Trackback ( )