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妙心寺21 特別拝観16 東海庵(太秦・花園散策26)
写真は、“東海一連の庭”
通常内部は非公開ですが、2013と2018年の「京の冬の旅」で特別公開がありました。
庫裏の方から内部に入ります。
拝観料は600円です。
庫裏から井戸を右手に見ながら進みます。
すると方丈に出ます。
方丈の前庭が“白露地の庭”です。
一面の白砂で横一直線に砂紋が描かれているのみで、その他には端に棗形の手水鉢があるのみです。
“体相用(たいそうゆう)”の“体”を表しているそうです。
内陣の中央には開山の悟渓宗頓像が、左手には本尊の観音菩薩像がお祀りされていました。
方丈の襖絵は剥落が進んでおり、よく見えないです。
次に方丈を回り込んで進みます。
正面に書院、右手に書院南庭の坪庭、左手奥には書院西庭の“東海一連の庭”があります。
まず坪庭は白砂の枯山水で7つの石が配されています。
“体相用”の“用”を表しているそうです。
書院は3間あり壁は紅殻で襖絵は秋草などですが、ここも剥落で見にくいです。
そして“東海一連の庭”です。
ここは苔に石組み、松を配した枯山水庭園です。
三島、三尊石、鶴石や亀石さらに一文字手水鉢や大きな灯籠もあります。
“体相用”の“相”を表しているそうです。
ここから坪庭に戻るとその裏側が最初の井戸になり、1周して終了です。
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