ついてるついてる ハッピーライフ! ~どんな時も笑顔といっしょ~

ハッピー介護トッシーのブログ。Webは「ハッピー介護みいつけた!」 https://happykaigo.jp/

自分だけが良くてもねェ~!

2011年09月04日 | 大切なこと

 いつもありがとうございます。toshiです。

 私たちの住んでいる町は、何とかこれといった被害も出さずにゆっくりと遠ざかった台風12号。

 「良かった! こっち来なくて・・・」

 

 もう一度書いてみますね。

 「良かった! こっち来なくて・・・」

 

 そうなんですよね。

 自分たちの方に来なかったので、良かったんですよね。

 でも、台風は消えてなくなったのではなく、どっか他へ行って、そこでは大きな被害が出ているんですよね。

 そりゃそうですよ。そんなことは当然でしょ。

 台風が行ったそのどっかでは、今も大変だぐらい分かってますよォ~。

 でも、自分たちの所には来なかったから、やっぱり良かったんですゥ~。

 

 まっ、普通は誰でもそうなんですよね.

 どうしても自分たちが良ければいいと、そう思っちゃってるんですよね・・・。

 いつも、自分中心に考えてますからね・・・。

 

 「台風が東京をそれて、良かったですね。」

 「いいえ、そうではありません。」

 

 これは、今上天皇が皇太子の時代に帝王学を学ばれた小泉信三先生と皇太子様とのやり取りで、確か、初めて会われた時の会話だそうです。

 ちょうどその頃台風が来ていたようで、幸い東京へは来なかったことから、「台風が東京をそれて、良かったですね。」と小泉先生が言われたことに対して、皇太子様が言われた言葉が、この

  「いいえ、そうではありません。」

 だったそうです。

 つまり、台風は自分たちの住んでる東京へは来なかったけれど、どこか他の地域へ向かって行き、そこでは被害がでている訳です。

 そこのところが十分かっている皇太子様だからこそ、直ぐにこの言葉が出たんでしょうね。

 う~ん、なるほどなァ~・・・。

 

 私なんか、結構自分中心に考えてると思いますからね。

 それに対して天皇家では、いつも国民みんなのことを考えておられるんでしょうね・・・。

 常日ごろがそんなお考えなので、先ほどの皇太子様もあのようなお言葉がスッ!と出るんでしょうね・・・。

 私たちは「私の心」「利己心」、皇太子様は「公の心」「利他心」

 そうなんですよねェ~。 

 

 これを書きながら、昭和天皇のことを思い出しました。

 美術館等に行かれて作品を鑑賞されている時のお話として、こんなことを聞いたことがあります。

 作品などの説明を受けられている時の会話では、「あっ、そう・・・」と言われるだけで、決してこれはいいとかどうとかの論評はなさらなかったそうですね。

 私も確かテレビで、そんなやりとりを聞いたことがあります。

 「あっ、そう・・・」というこの言葉に当時は頭をひねったことがありましたが、今から思えば、これも国民みんなのことを思っておられるからこそ出る言葉なんでしょうね

 やっぱ違うわァ~!

 

 小泉信三先生が今上天皇の皇太子時代に初めて会われた時のお話は、昨夜、可児モラロジー事務所で聴いたものです。

 この話、確か前にも聞いたことがありますが、昨日もまた聞けて良かったなァ~。

 toshiも、少しでも周りの人たちのことを考えられるようになりたいですね・・・。

 いいことを聴いたら、やっぱ、実行しなきゃねェ~。

 

 写真は、何が起きようが何があろうとマイペースな「みやお」です。

 みやおは、もうかなりの高齢です。

 餌を食べるのも少なくなったし、動きも結構優雅・・・。(笑)

 それでも泣く時はちゃんと泣きますよ。

 餌が少なくなった時と、水が無くなった時・・・。

 なぜか、餌は早めに泣くんですよ。(笑)

 みやおこそマイペース、自分中心、利己心の塊・・・。(笑)

 餌や水の心配がある時だけ、良くお泣きになられます。(笑)

 それ以外では、雷を怖がるくらいで、あとはいつもこんな感じで寝ていることが多いですね。(笑)

 時々、寝言を言ったりするんですよ・・・。(笑)

 

 そんなみやおも、高齢で目が見えなくなって心細いのか、この頃はよく呼んでくれるようになりました。

 いつもは無視されてることを忘れて、喜んで相手してあげてます。

 だから、みやおも、幸せです。

 toshiも、勿論、幸せで~す!(笑)

 お読みいただき、ありがとうございまァ~す!(toshi)

 

PS 

更新後に、タイトル、カテゴリーを変更させていただきました。

いつもですが、仮につけておいたタイトルと、実際の中身が大きく違ってきてましたので・・・。

コメント