雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

甲賀の里忍術村

2007年10月19日 | 滋賀散策
甲賀の里忍術村を訪れました

県道から山道へ
こんな場所でいいのかな、と思ってしまうほどの入口
看板がなければとても気づかないほどです

未舗装道路を登ると駐車場があり、ああやっぱりここでいいんだ

車を停め、砦のような入口へと進みます

    

砦の先に入場口がありました
料金は1,000円
ちょっと高いかも?

入場口から先、まるで獣道のような道を進みます

入場口のすぐ脇にはなんと「猿飛佐助誕生の地」の石碑があります

        

猿飛佐助は実在したのか?
戦前の立川文庫のヒーロー
てっきり架空の人物だと思っていたのですが

はて、でも立川文庫によると猿飛佐助は信濃の鳥居峠の麓に住む鷲尾佐太夫という郷士の息子として登場
戸隠の山の中で猿と遊んでいるところ、戸澤白雲斎に見出されてその弟子となる
甲賀流の忍者だが、甲賀の里で修行した経験がない
という記述だったような

はてさて...

猿飛佐助の碑の先
少し進むと志能備神社というのがあります

        

ちょっと逆光で撮影が苦しい
神社の全貌がはっきりしない

それでは少し下がって

    

志能備神社は名も知れずに没した忍者達を祀っている神社
神社の中には甲賀大黒天が祭られています

木造では日本一の大きさを誇るそうです

     

ひとつの村をそのままそっくり残したようなこの施設
茅葺の家も残っていて歴史情緒を感じさせてくれます

    

思わずモノクロ撮影

    

ちょっと日差しが強すぎたような気もしますが、まあ納得


この屋敷の庭にあった灯篭

    

どこかで見た事があるな~

ああ、京都の観修寺の勧修寺型灯篭
あれにそっくりな気がします
勧修寺型灯篭といえば水戸光圀(水戸黄門)が寄進したと伝えられている灯篭

(雪だるま倶楽部、勧修寺参照


水戸光圀が忍者と関わったという記録は残っていないのですが、もしかして...
ちょっと歴史の隙間を覗いたかも、という気分になりました

続く...
コメント
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