雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

寝覚の床(床まで行きました)

2007年10月05日 | 長野散策
        

寝覚の床
床上部まで行くことができますよ

    

ただし、一抱えはありそうな岩を乗り越えて進むことになります
滑らないように、時にはしゃがんで時には両手をついて先へと進みました
カメラを傷つけないように気をつけて...
結構疲れました

ようやく床の上に到着

    

風がとっても心地よかったです
暫く岩の上に佇み、景色を堪能しました

    

さて寝覚の床

        

何故そんな名前が付いたのかというと

先に書いた浦島太郎伝説に由来します

竜宮城から持ち帰った玉手箱を開け、中から出てきた煙をあびた浦島太郎は白髪の老人となってしまいます

    

過去が夢での出来事の様に感じ、まるで寝覚めた時のようだ

という事に因んで、この地を寝覚めと呼び
岩の姿が床の様だ、というので
寝覚の床という名前がついたとの事

なんか親父ギャグのようなネーミング由来でした




        

花崗岩の寝覚の床には甌穴があります
甌穴とは、岩に出来た小さな傷やヒビに小石が入り込み、水の流れでグルグルと転がりながら穴を広げていき、子供が入れるくらいの穴となったもの

水位の低下でこれ以上大きくなることはないでしょうが、立派なま~るい穴があちらこちらに


寝覚の床には、浦島太郎を祭った社があります
そこまで、再び岩を乗り越えて移動

下から見上げると...

        

まるで、げげ○の鬼太郎の家みたい

中には浦島太郎の位牌が祭られていました

    


では、そろそろ帰りましょうか

    

帰路も足元に気をつけて、っと

    
コメント
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