行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

沖縄旅行の追憶

2019-10-16 10:53:48 | 日記
 最初の沖縄が1964(昭和39年3月4日~13日)でまだ復帰前、身分証明書(パスポート)が必要でした。大学卒業前の春休みを利用しての旅行で、当時1$=360円のレートでした。学生運動の影響でとてもアメリカ側のチェックが厳しく渡航できる状況ではなかったのですが、好運にも大学の同級生で沖縄から留学している友人の父親が身元引受人ということでパスポートが得られたのです。その後1972(昭和47年5月15日)に返還になる。
 2度目の沖縄は、1974年8月7日~14日で、海洋博覧会開催の1年前で、開発が進み観光が活発になり始めたころだった。夏でしたが涼しい玉泉洞を見学後、まだ舗装されていない道を海岸まで歩いて、髪や眉毛までが白くなるくらい砂ぼこりをかぶったり、糸満の南名城ビーチで水泳を楽しんだ思い出がある。
 3度目は1995年1月4日~6日で、南部戦績巡りが印象に残った。地元の方の案内で石灰岩が侵食された洞窟ガマに入って戦災の話を、ひめゆりの平和記念資料館では当時看護にあたられた富村都代子さんの体験には息が詰まり、旧海軍司令部壕での太田中将の遺訓など心に迫る話を耳にした。

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